遂に台湾にいつ行けるのかが見えてきた!
私も含めて台湾大好きな日本人はたくさんいます。いつになったらまともに(コロナ以前と同じように)気軽に台湾に遊びに行けるのか?
先が見えないまま2年以上が経過してしまいました。欧州の多くの先進国を中心に既に海外渡航も含め、国内の規制をほぼ撤廃しつつある今、台湾と日本はどうなるのか?
そんな疑問に答えられる情報が前回の記事以降少しずつ出てきました。つまり台湾に行ける日への道筋が見えてきました。
台湾にいつ行けるのか目安だけでも早く知りたいというあなたのための記事です。
外国人観光客の受け入れ事前準備開始
台湾中央感染症指揮センターの陳時中指揮官は外国人観光客の受け入れ準備を開始したと公表しました。ただし再開時期は未定としています。(2022/2/16フォーカス台湾)
これに付随して交通部観光局の張錫聡局長は既に海外旅行再開の準備を進めており、早ければ今年の7月〜9月にも再開したいという考えを示したそうです。
現在台湾はビジネス客を含め、来台時の隔離期間短縮の準備を進めており、これが間も無く3月7日から実施される予定です。
陳時中さんはどちらかというと慎重な人です。一歩一歩状況を確かめながらこれまで進んできました。今後においても同様でしょう。
まずはビジネス客の隔離短縮による感染拡大状況を鑑みながら、今後の緩和策を検討するという立場のようです。
一方別の記事では台湾は「下半期にも海外旅行解放」と報じています。これも陳時中指揮官が発言したものでやはり今年夏以降には大きな動きがありそうです。(2022/2/24中央日報)
台湾国内から政府への提言
一方で台湾人はこれについてどう思っているのか?台湾から日本に来る人は年間500万人と言われます。多くの台湾人も海外渡航解禁を待ちわびているはずです。
ご存知のように日本は3月から段階的に水際対策を緩和している最中です。日本もまだ観光客は受け入れていませんがこの水際対策緩和で台湾の日本好きな人達(哈日族)はかなり興奮しているようです。
また旅行業界は日本との相互主義的な措置を求め、以下のような提言を政府にしています。
・3月にビジネス客の入境を開放。ワクチン接種が完了していれば、隔離の緩和
・5月にはさらに団体客の入境を開放。個人旅行客も共に開放でもよい。
・7月には、ワクチン接種が完了している旅行客の入境開放。また、国民の海外旅行も再開
という“357”緩和案を提出しています。引用:Rti「日本の入国規制緩和に、台湾旅行業界も政府に緩和を提案」
これについて陳時中指揮官はやはりビジネス客の入境後の状況を確認の上、感染状況がコントロールできている状態なら検討するとしています。
台湾にいつ行けるのかの目安
日本と台湾の現在の状況を踏まえ、上述のニュースを参考にいつ頃台湾に行けるのかまとめてみましょう。
台湾のポイント
- ビジネス客の隔離緩和を開始し、その状況を見て観光客の受け入れも検討
- 既に夏頃を目安に観光客の受け入れ準備を進めている
- 団体客優先か個人客優先かは未定
- 台湾人の観光旅行を解放するより外国人観光客の受け入れが先
- 夏に隔離措置が撤廃される可能性は低い
ポイントはこんな感じですね。これらを考慮すると道筋が見えてきます。
今後新たなそして危険な変異株の出現がなく、状況が安定していることを前提に予測すると、
いつ行ける?
- 2022年夏には海外旅行客受け入れを開始するが隔離期間を伴う
- その隔離期間は段階的に短縮され、そして撤廃される
- 2022年内にはコロナ前と同様に隔離や検査なしで行けるのではないか?
まずはビジネス客の隔離期間が3月7日から14日間→10日間になるのを皮切りに、この期間が段階的に減って行くどこかのタイミング(夏頃)で観光客の受け入れを開始するのではないでしょうか。
「少々の隔離期間があっても台湾に行く!」という人もいるでしょうけど、多くの人は隔離や検査が完全撤廃にならないと動かないでしょうから、それを待つしかありませんね。
まとめ
世界的な流れは規制撤廃です。総じてアジアは遅れている感じもしますが、日本も台湾もそう遠くない未来に再び自由な行き来が可能になるのではないかと思います。
懸念事項は変異株もですが、ロシアのウクライナ侵攻が世界にどれだけの影響を及ぼすかも心配ではあります。NATOを巻き込む可能性や中国が台湾にどう出るかにも影響するかもしれません。
心配はありますが、これは我々の力ではどうにもなりません。台湾の今後の規制緩和の情報をチェックするのみです。
ブースター接種、そして治療薬も承認されつつある今、コロナとの戦いに打ち勝つ日を期待しましょう。
なお、台湾渡航に関する最新情報はこちらをチェックしてください。新情報があり次第随時更新しています。