台湾渡航最新情報(2022/02/10)
欧米各国は渡航制限が比較的早く緩和され、国によってはほぼ撤廃されているところもあります。しかし総じてアジアの国々は動きが遅いです。日本も、そして台湾も。
一体いつになったら台湾に普通に行けるのか、たくさんの人が期待半分、不安半分待ち続けていると思います。
そんな状況の中、台湾で少しが動きがあったのでお伝えしたいと思います。
2022年3月以降に水際対策を緩和
台湾は年末年始から春節にかけて台湾に帰国する台湾人の隔離期間を事実上短縮していました。
その間、そしてその後の感染状況を鑑みて水際対策を考えると発表していました(2021/11/19フォーカス台湾)。
このことは過去のブログでも触れていますのでご参考に。
そしてその予定通り、中央感染症指揮センターの陳時中さんから水際対策について発表がありました(2022/02/08Rti台湾国際放送)(2022/02/07自由時報)。
水際対策緩和ポイント
- 隔離措置が14日から10日に短縮される見通し
- 2月末までは様子をみるため実施は早くても3月1日以降
- 当面はビジネス客のみ対応
- 観光客の往来はまだ未定
- 春節が終わる頃に詳細を発表予定
ポイントはこんな感じです。期待していた観光客についてはまだ先になりそうですが、ビジネス客は隔離期間が短縮されそうです。
とは言っても14日が10日になるだけでは大差ない感じもしますが・・・。来週にはもう少し詳しい内容が発表されるはずなのでまずはそれを待ちましょう。
台湾の水際対策の今後
多くの人が知りたいのは観光客はいつ行けるのか?ということです。しかしこれは相当厳しいと思われます。
観光客の受け入れ自体は新たな危険な変異株の蔓延などがなく、順調に進めば夏頃には再開されるかもしれません。ただし隔離はあるでしょう。
ビジネス客の隔離期間は段階的に短くなると思われますので、その間の感染状況によって観光客も対象になってくるのではと思っています。
行けると言っても隔離があるようだと、実際はほとんどの人は行けないと思います。
これが隔離なしになるのは台湾の今後の感染状況と世界の状況がカギです。
世界各国が観光客の自由な往来を再開しているのに台湾だけ受け入れない、なんていうことになれば門戸を開くしかないでしょう。強い圧力になります。
結論から言うと台湾への自由な往来は世界的に見て最後の方になりそうで、どんなに早くても夏以降。GWはまず無理ですね。
夏以降と言っても夏の可能性はかなり低く、現実的には年末までに何とかなればなと思っています。
一方、日本の水際対策は
日本については皆さまご承知のように世界的にもあり得ないほどの厳格な水際対策を継続しています。
外国人の入国を原則禁止。日本のみならず世界中から非難を浴びていますが、どうやら今月末まではこの方針を変えることはなさそうです。
しかし3月には一部は緩和されるのではないかと思います。観光客は無理でも留学生やビジネスマンの往来は隔離があるとしても早く再開して欲しいと思います。
まとめ
アジアでもフィリピンやタイなど既に水際対策を緩和し、観光客を受け入れている国もあります。
しかし日本も台湾もそこに至るにはまだまだ時間がかかりそうです。正直言ってここまで頑なだとは思いませんでした。世界基準に準じて動くだろうと思っていました。
渡航の制限を続けることは大きな経済的損失を生みます。感染拡大防止とのバランスが大切なのは明らかですが、他先進国の動向に合わせて動いてくれることを期待しています。
なお、台湾渡航に関する最新情報はこちらをチェックしてください。新情報があり次第随時更新しています。