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KUSDOM | 台湾発のPODオリジナルグッズ作成で販路を拡大

2024年8月23日

台湾及びアジア圏での販路を拡大するならKUSDOM

台湾であなたの考えたデザイングッズを販売してみませんか?

POD(プリントオンデマンド)はリスクゼロ、つまり初期費用なしでスタートできるビジネスです。

クリエイターはデザインを考えてデータをアップロード。注文があった時点でプリントして販売するので、在庫管理というものはありませんが、販売や梱包、商品の発送、問い合わせ対応までPODの会社が担当します。

日本でこのようなサービスを提供する会社は無数にあり、また海外にも非常に多いです。

そして台湾にもありました。それがKUSDOMです。

KUSDOMとは

私は日本ではTシャツトリニティUP-TAmazonで販売し、海外ではREDBUBBLEを使っていますが、日本以外のアジア圏での販売が課題でした。

→ 台湾好きな人のための台湾テイストのTシャツ販売を始めました!

日本の会社でも海外発送は不可能ではないですが、そもそも海外の顧客に積極的に売っていこうという姿勢が今のところ感じられず、日本の会社はあくまでも日本国内の顧客の獲得に必死なようです。

REDBUBBLEはオーストラリアの会社で、欧米各地に拠点がありますが、アジアには拠点がなく、手薄です。

私は上記のPODでは台湾をキーワードにしたデザインがメインのため、できれば台湾に同様のサービスはないかなと思って探していて見つけたのがKUSDOMです。

台湾発アジアを商圏にするKUSDOM

KUSDOMは2016年、台湾台北市で設立され、同年からPODサービスを開始しました。

現在のPC版ホームページを見ると、右上に翻訳できる言語があり、アメリカ、イギリス、EU以外は日本、香港、韓国、中国、マレーシアなどアジア圏ばかりなのでアジア中心に顧客が多いことがわかります。

ちなみに本社は前述のように台湾台北市にあり、他に香港、マレーシア、中国に拠点があり、この4ヶ国内での送料は安いです。しかし日本など他国から購入するとおよそ2,000〜3,000円程度の送料がかかりますので、日本からの購入は(拠点がない現時点では)おすすめしません。

おすすめはしませんが多少送料がかかっても、台湾らしいデザインのグッズを手に入れたい人はどうぞ。日本円で購入可能です。後述のクーポンも使用できます。

とにかくKUSDOMは台湾を中心にアジア圏をカバーできるという、私の理想の販路でした。

KUSDOMの特徴

扱うアイテム数は何と800種類以上!定番のTシャツやマグカップなどの他にも充電池、スピーカー、オルゴール、スーツケース、寝具など非常にアイテム数が多いのが特徴です。

10%引きクーポンあります

10%引きのクーポンがありますので載せておきます。台湾人でこれを読んでいる人は使ってみてください。

KUSDOMで初めて注文するときは、私のクーポンコード K1101039を使用すると、KUSDOMが10%割引になります。

台湾人に需要がありそうなデザインをアップロード

私のKUSDOMのページは下記です。

日本向け、欧米向けとは違った台湾人が面白がりそうなデザインを考えて販売しています。メイン顧客は当然台湾人ですからね。

もし私と同じように台湾に販路を広げて、オリジナル商品を販売してみたいという人がいたら下記の点を参考にしてください。

KUSDOM販売のポイント

  • 収益受け取りはPayPal必須
  • アフィリエイトも可能
  • 日本円で収益を得ることも可能
  • 標準・活躍・高級という3つのティア有り
  • 販売価格は本体価格の1.5倍以下で設定
  • アイテムが多すぎるので選んだ方が良いかも

とにかくアイテム数が多すぎて、アイテム毎にデザインの微調整をするのが大変なので、本来は全アイテムで販売した方が良いのはわかりますが、いくつかに絞って販売した方が効率が良いかもしれません。

ティアについて

KUSDOMティア

KUSDOMティア

恐らく最初は全員が「標準」だと思います。10点売れると「活躍」、50点売れると「高級」になるようです。

出品できるデザインは何点までという制限ではなく、容量で決まるようです。最初は2GBまで。最大になると50GBまで使えます。

低價の意味は、恐らくですが空白產品價というのは何もデザインされていないアイテムのことで、標準の人は10%引になり、これに自分でデザイン料を含めて販売できるという意味だと思います。

例えば空白產品價が1,000円のアイテムの場合、900円(割引後価格)+200円(利益)=1,100円で販売できるのが「標準」ティアの場合。

ランクが上がっていくと、顧客への価格は同じ1,100円に設定したとしても、クリエイターのデザイン料が高くなるので、収益も増えるという意味だろうと思います。「活躍」で250円、「高級」で400円の利益になります。

まずは10点販売を目標にし、それをクリアすれば50点販売を目標に頑張ると、それ以降は高い利益率で続けることが可能となるようです。

KUSDOMの問題点

台北市

クリエーターとして登録して実際に使ってみて、いくつか問題点などを感じました。

日本の同様のサービスを展開する会社と比べてのデメリットです。

KUSDOMの問題点

  • webページは日本語ページがあるが、翻訳が適当すぎて難解(日本語なのに中国語、韓国語、英語が混じる)
  • webページ全体的に(項目が多すぎて)はっきり言って使いにくい(よく意味がわからない項目もある)
  • アイテム数が多すぎて微調整が面倒(800種の中から選ぶだけでも大変)
  • アイテムを有効にして申請した時非常に重くなったり、エラーになることがある
  • REDBUBBLEのような「シリーズ」があるがデザインではなくアイテム毎に登録しなくてはならない(面倒なので放置中)
  • 個人ページはREDBUBBLEに似たイメージ

もっとシンプルな操作で完了できると良いのですが、結構面倒。全体的にREDBUBBLEを参考にしているイメージなのに、操作性はイマイチです。

そもそも800種類もアイテムが必要なのかわかりませんが、せいぜい100〜200くらいで良いのでは?と思ってしまいます。

今後改善してくれると良いのですが、慣れてくると何とかなる感じではあります。

KUSDOMまとめ

KUSDOMもいつかは日本に拠点を持ち、日本での販売を強化するかもしれません。

Pinkoiもそうですが、台湾は越境ECは得意だと思います。少なくても日本よりかなり進んだIT大国ですからね。動きがはやい。日本は遅い。

KUSDOMは台湾以外にも拠点を増やしている最中で、まずはアジアで覇権を取る気概を感じられます。

一方、日本の同様のPOD会社は、海外に進出しようとしている気配がありません。このままでは海外の会社に食われてしまうのではないかと心配しています。

プリントオンデマンドの市場規模は日本は100億円、世界では10兆円とも言われています。(Printio

世界ではサステナブル社会にも関係しますので、関心も高いようです。

欧米を中心に世界では既に普及していますが、日本はまだまだ。今後伸び代があるという考え方もできますが、ガラパゴスにならないように願いたいです。

どうせプリントオンデマンドをやってみるなら、日本だけより世界に顧客を持った方が有利なのは間違いなく、Society6やRedbubble、Teepublic、Teespring、zazzleなどと同様にKUSDOMもアジアから世界を狙うのではないかと思います。

今の内にチャレンジしてみるのも悪くないかな、と思います。

台湾でもオリジナルデザインのアイテムを販売してみたい人はぜひチャレンジしてみてください。

  • この記事を書いた人

NOBU

東京出身、沖縄在住、50代男。個人事業主。
日本統治時代に曽祖父、祖父、父が台湾に住んでいました。台湾は父の故郷です。 このブログでは台湾旅行で得た情報や楽しく快適に旅行できるノウハウなど台湾情報を発信中。
台湾華語検定 A1級 / 台湾検定 2級 / 台北新四国八十八ヶ所霊場研究家 / 台湾雑貨オンラインストア運営
詳しいプロフィールはこちら

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