
かつては手書きで記入していた台湾入国時に必要な入国カードですが、2025年10月より手書きのカードは廃止され、全てオンラインで登録することになりました。
これを登録しないと台湾に入国できません。
登録ページもリニューアルされたこともあり、初めて登録する人も多く、慣れていない人を狙ってか詐欺サイトがあることが判明しました。
日本台湾交流協会でも注意を呼びかけています
まずは、下記の日本台湾交流協会のお知らせページをお読みください。
「日本人の方が偽サイトに誘導され、手数料を取られるという詐欺被害に遭う事例が発生しています。」という記述があります。
偽のサイトで登録してしまうと、以下のリスクと被害が想定されます。
- パスポート番号を含むあなたの個人情報が盗まれる
- 入国手数料を請求される
- クレカの番号が盗まれる
まず、知っておきたいことは、台湾入国時に入国手数料のようなものは不要です。「手数料必要なのか。仕方ないな、払うしかないか」と思ってうっかり支払うことがないようにしてください。
クレカで払うとクレカの情報も抜き取られてしまいます。
対策方法
オンライン登録のサイトを検索したり、どこかのリンクをクリックして登録する際は、必ずURLをご確認ください。
URLは下記です。
https://twac.immigration.gov.tw
ご心配な方は上述の日本台湾交流協会のページからもリンクされていますので、そこから登録してください。
サイトのUIなどは同じように偽装している可能性が高いので、以前と同じ画面だから大丈夫と過信せずに、URLを確認してから登録しましょう。
実際に偽サイトに騙されてしまった人
Threadsで見る
この方は入国料を支払うためにクレカの登録もしていたようで、すぐにクレカを止めたそうです。
また、検索サイトで出てきたリンクから登録したようですので、必ずURLを確認することが被害防止に繋がります。
台湾入国カード注意点
以前とはシステムが変わっていますので、知っておいた方が良いことがいくつかあります。
以前のオンライン登録はいつでも登録可能でしたが、現在は3日前にならないと登録できません。
うっかり登録を忘れた場合でも自分のスマホで台湾の空港無料Wi-Fiを使って登録すればOKです。

また、ガラケーしか持っていない人や、そもそも携帯電話を持っていないという人もいるために、台湾の空港にはiPadが常備されています。
入国カウンターで、オンライン登録されていないことを理由に入国拒否された場合は係員の指示に従って手続きしてください。
台湾オンライン入国カード詐欺に注意まとめ

同様の手口で台湾だけでなく、インドネシアやマレーシアでも詐欺サイトがあるという話もSNSで見かけました。
特に台湾はシステムが切り替わったタイミングなので、まだ慣れていない人が多いことや、入国手数料が不要ということを知らない初台湾渡航の人も多いため、狙われているのかもしれません。
詐欺を働く悪い人たちは、色々なところにその仕掛けの入口を作っています。騙されることがないように十分ご注意ください。
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