台湾のおすすめeSIM&SIMカード

台湾でスマホを使う
このページはこんな方におすすめ
- 台湾でおすすめのeSIMを探している
- 今までポケットWi-Fiを使っていたけどeSIMの方が便利そう?
- eSIMデータ無制限はあるの?
このページではeSIMをメインにSIMカードについても解説しています。
中でもeSIMについては特徴のある7つのeSIMを比較し詳しく解説していきます。あなたにピッタリなeSIMがきっと見つかります。
eSIMのメリット、デメリットなども後述していますので、初めて使う人は読んでみてください。
下記に記載の価格は為替などの影響で随時変更になります。またプランの日数や容量が変更になる場合や在庫切れで販売していない場合もあります。最新の情報は公式ページなどでご確認ください。
台湾おすすめ【プリペイド】eSIM 7選
サポートを重視するか、安さを重視するか、便利さを重視するか、それらのバランスを重視するか?
最適なeSIMを見つけましょう!
eSIM7社の比較
まずは7つのeSIMの特徴を比較してみました。全てのeSIMがiPhone/Androidに対応(対応機種は要確認)しています。
7つのeSIMそれぞれ特徴があるので、表を参考にしながら何を重視するのかを考えて選択しましょう。(横にスクロールします)
価格 | 購入の手軽さ | サポート | データ無制限 | 残データ確認 | 追加チャージ・購入 | 特徴 | |
trifa | ![]() |
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・24時間サポート対応/データ残量確認可能/追加チャージ可能 |
Holafly | ![]() |
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・唯一のデータ無制限/24時間サポート対応 |
Nomad SIM |
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・会員登録不要/シンプルな3つのプラン |
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・リーズナブル | |
海外eSIM きもちeSIM |
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・111通りのプランから最適なプランを選択可能 |
Glocal eSIM ![]() |
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・会員登録不要/シンプルな2つのプラン/激安キャンペーン |
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・24時間サポート対応/複数国に行くなら最安 |
価格は国際ローミングやレンタルWi-Fiと比較するとどれも総じてリーズナブルですが、特にKKdayは安いです。
trifaは31日間以上になると他社と比較してやや割高感があります。Holaflyも若干割高感がありますが、データ無制限ということを考えると逆にリーズナブルかもしれません。
選ぶ際は価格だけでなく、サポート体制やその他のメリットも合わせて検討しましょう。
サポート体制の比較
物理的なSIMカードやレンタルWi-Fiは、台湾に到着してからのサポートでは何もできない可能性がありますが、eSIMは対応が可能なのがメリットでもあります。
特にeSIMを扱い慣れていないので心配という人はサポート体制を確認した方が良いです。
なお、下記の時間は日本時間です。全社、日本語でのサポートが可能です。
サポート体制の概要 | |
trifa | 24時間365日有人によるチャット問い合わせ可能 |
Holafly | 24時間365日LINEまたはチャット問い合わせ可能 |
Nomad SIM |
10時〜17時までweb問い合わせ可能 |
10時〜19時チャット問い合わせ可能も混雑していて対応されないことも有り | |
海外eSIM きもちeSIM |
10時〜17時までLINEまたはweb問い合わせ可能 |
Glocal eSIM ![]() |
web問い合わせ可能(時間不明) |
TRAVeSIM ![]() |
24時間電話問い合わせ/12:30〜20:30LINE問い合わせ/web問い合わせ可能 |
トラブルが発生する可能性が最も高いのは空港に到着してから初めて通信を試みる時です。到着時間にサポート窓口が開いているかどうかは最低限確認しましょう。
あなた自身のITリテラシーを考えて、何かわからないことがあっても1人で対処できるなら問題ないですが、心配な人は24時間対応可能なところをおすすめします。
台湾eSIMおすすめ1[ trifa(トリファ) ]
画像引用:trifa
こんな人におすすめ
trifaは初めてeSIMを使ってみたい人や、スマホは苦手だなと思っている人に特におすすめです。
eSIMを初めて使ってみようかなと考えているなら断然trifaがおすすめです。
おすすめポイント
- 24時間365日の有人チャットサポートがあるので安心
- アプリからリアルタイムでデータ残量がわかる
- 万が一旅行中にデータ容量が足りなくなっても追加チャージ即時可能
- スマホが1台しかなくても設定可能
上の4つのポイントは他社にはない超重要なポイントです。
他社の場合、「あとどのくらいギガが残っているか」を旅行中も常に気にしていなければなりませんでした。旅行の楽しさが半減してしまいますよね。
また、他社eSIMはQRコードでしか設定できないため、そのQRコードを表示する別のスマホやパソコンが必要になりますが、trifaは1台しかなくても設定が可能。
trifaは1つのアプリで全てが完結しますので、いちいちwebを開く必要もなく、一度会員登録しておけば台湾だけでなく世界中のeSIMを管理できます。
日本初の日本製eSIMアプリ
ついにeSIMはアプリで購入、手続きができるようになりました。日本製アプリだからこその便利さが実感できます。
即時追加チャージが可能な上にeSIM購入も可能なので、事前に他社で購入していたeSIMやSIMカード、ポケットWi-Fiが不調だった場合やギガ切れしてしまうというトラブルにも即時対応が可能なのです。
実はこのようなeSIMのアプリは今まで外国製のものは存在していました。しかし外国製のものは何かあった時のサポートに大きな不安を残していました。
英語でしかサポートしていなかったり、日本語でも大丈夫な場合でもメール問い合わせで、返信がいつになるのかわからない状態だったのです。trifaはこの問題も解決しました。
trifaは24時間、365日有人によるチャットサポートが受けられます。
また、このようなアプリを使い慣れていない人や、初めてeSIMを使う人にも非常にわかりやすく使いやすいUI(ユーザーインターフェイス)が素晴らしいアプリです。
trifaは中華電信5Gに接続
2023年10月台北市内で実際にtrifaのeSIMを使ってみました。
他社のeSIMは4Gしか接続しないところもありますが、trifaは確認した時は常に5G接続で爆速でした。
eSIMの実際の使い方、日本にいる間にすべき設定方法やリアルな通信速度など詳細は下記にありますので、trifaを検討している人はぜひ一度目を通してみてください。
→ 台湾でeSIMアプリtrifa(トリファ)を使ってみた感想
trifaアプリをダウンロード!
アプリのダウンロードはもちろん無料です。
また随時キャンペーンを実施していますので、タイミングが合えばお得な価格でeSIMをゲットできるかもしれません。
ちなみに2023年12月6日時点で台湾の一部eSIMがキャンペーン価格になっています!
eSIMはインストール後3ヶ月間有効なので、旅行の日程を考えてキャンペーン中に購入しておくのがおすすめです!
ダウンロードして、使い勝手や価格をチェックしながらご確認ください。
trifa超おすすめです!特にeSIM自体が初めての人には最適だと思います。
台湾eSIMおすすめ2[ Holafly ]

画像提供:Holafly
こんな人におすすめ
Holaflyはデータ容量無制限!ギガ残量が気になる人におすすめです。
スペインに本社があるHolaflyですが、サイトは全て日本語表示が可能ですし、購入も日本円での対応が可能です。世界178ヶ国のeSIMを販売しています。
最大の特徴はデータ容量が無制限という点です。事前に用意できるeSIMで無制限なのはHolaflyのみです。
つまりデータ無制限のeSIMを探しているのならHolafly一択になります。
最近は無制限と表記しながら、下の方に小さく「1日1GBを超えると128Kbps(低速モードになります)」などと書いてある悪質な会社もあります。
確かに低速モードでも通信はかろうじて可能なので無制限というのは嘘ではないですが、Holaflyには低速モードはありません。正真正銘の無制限です。
Holaflyのポイント
おすすめポイント
- データ容量無制限
- 5日間〜90日間の8つのプラン
- クレジットカードの他、Apple Pay、Google Pay、PayPalも利用可能
- 24時間対応の日本語サポート充実
YouTubeをよく見る、ポケモンGOやモンハンNOWなどのオンラインゲームをする人はギガを結構消費しますが、Holaflyなら残量を気にせずに済みます。
ギガ残量を全く気にしなくて良いということは心配事が1つ減ることになり、旅のストレスを軽減できます。
一方でデメリットもあります。5G未対応なので4Gでの接続になる点と、テザリングができない点。これらを理解した上で検討しましょう。
Holaflyの料金プラン
台湾では最大90日間までの8つのプランが用意されていますが、多くの人が利用するであろう短期間のプランを紹介するとこんな感じです。
- 5日間 2,400円
- 7日間 3,400円
- 10日間 4,400円
価格だけを見ると若干高そうに思えますが、無制限ということを考えると、とてもリーズナブルだと思います。
有効期限は購入から1年以内です。
そしてさらに下記から申し込むと上記料金から5%OFFになります!台湾ウォーキングからのお申し込み限定のクーポン(既にクーポンコードは入力されています)です。
(お会計時に自動でクーポンが適用され割引されます。ご確認ください。また台湾以外の国のeSIMでも同様に割引になります。)
台湾eSIMおすすめ3[ Nomad SIM ]
画像引用:Nomad SIM
こんな人におすすめ
Nomad SIMは数日〜1ヶ月以内の滞在者に特におすすめです。
Nomad SIMは会員登録やログインが不要な上に、選択肢もものすごくシンプル。会員登録って本当に面倒ですよね。
しかし多くの人が利用できるよう最大30日間まで有効で、滞在日数が多めの方がリーズナブルになります。
1日1GBを目安にするなら4泊5日で5GBプランならかなりリーズナブルですし、それ以上の滞在でも1ヶ月以内なら他社と比較しても十分お得です。
多くの人が既に利用している実績も安心に繋がります。使用感やレビューはこちらを参考にしてください(たくさんの人がSNSやブログでコメントしています)。
Nomad SIMのeSIMのポイント
ポイントをまとめると、
おすすめポイント
- シンプルでわかりやすい3つだけのプラン
- クレジットカードだけでなくApplePay、GooglePay決済にも対応
- 会員登録やログイン不要で手軽に使える買い切り型
台湾に一定期間滞在して仕事をするノマドワーカーにも最適です。
Nomad SIMの料金プラン
使う国によって料金が違います。台湾での料金は以下のわかりやすい3つのプランです。
- 5GB 1,800円
- 10GB 2,600円
- 20GB 4,200円
3日間、4日間程度なら5GBで十分です。1〜2週間なら10GB、それ以上なら20GBが目安。
よく自分が1日でどのくらいのギガを使うのかわからないという人がいますが、普通の使い方なら1日1GBも使いません。
SNSやマップ、webの閲覧程度なら500MB〜700MB程度/1日です。
動画を見るのが一番ギガを消費します。旅行中に動画なんか見ない人が多いと思いますが、一般的に余裕を持って考えても1GB/1日を目安にしておけばほとんど問題ありません。
ポケモンGOなどの位置情報ゲームを常時使っている場合は、1GB/1日では足りない可能性もありますので、他社のeSIMも含めて余裕を持って選択しましょう。
台湾eSIMおすすめ4[ KKday ]
画像引用:KKday
こんな人におすすめ
安さ優先!最安のeSIMを探している人にピッタリなのがKKdayです。
KKdayは台湾に本社がある旅行関連の予約会社です。台湾をはじめアジア各国のツアーやホテル、観光地、レストランの予約や関連商品の販売をしています。
「とにかく価格が最優先。安いeSIMを探している」という人いませんか?
安さを最優先したい人に最適なのがKKdayのeSIMです。1日1GBで397円(為替相場により毎日変動)から販売しています。
他社と比較すると細かいバリエーション(合計38の選択肢)があるので、最適なeSIMを選択できることや、無駄がない分リーズナブルなことが大きな特徴です。
しかしメリットもあればデメリットもあります。デメリットは・・・、
- Androidの動作保証機種が少なくて心配(iPhoneは大丈夫)
- 4Gにしか接続しない(5Gには接続しません)
- 万が一のサポート体制にかなり不安がある
またKKdayに限った話ではないですが、データ残量の確認や追加チャージもできません(できるのはtrifaだけ)。
台湾の会社ですが、日本語での有人チャットサポートが10時〜19時まで受けられます。しかし現実的には「只今混み合っております。お待ちください。」の表示が出続けていることが多く、サポートすら受けにくい環境になっています。
恐らく対応する人員が不足しているものと思います。しかも本来旅行予約会社なので、担当者がeSIMの対応がしっかりできるかも心配ではあります。
これらのデメリットを受け入れられるなら最安のeSIMを見つけることができるでしょう。
KKdayのeSIMは2023年11月より申込時に実名認証登録が必要になりました。個人情報の登録及びパスポート画像のアップロードページは現在は中国語と英語しかなく、やや難易度が高いかもしれません。なお、台湾政府の方針とのことなので、今後他社も同様になるかもしれません。
KKdayのeSIMのポイント
とは言えeSIMの扱いに慣れていて、安さ最優先で考えるならばおすすめです。
おすすめポイント
- 1日1GB、2GB、3GBプランは日数を細かく指定できる(選択肢11個×3=33)
- 5GB、10GB、20GB、30GB、50GBプランは30日間利用可能
- KKdayを初めて使う人はお得なクーポンを発行している時がある
- 会員登録しておくとKKdayのポイントが貯まる
→ 【KKday】4G iPhone/Android共用eSIMの詳細はこちら
台湾eSIMおすすめ5[ きもちeSIM ]
画像引用:きもちeSIM
こんな人におすすめ
きもちeSIMはリーズナブルな上に、30日〜90日までのプランも充実した万能型。特に長期滞在者に便利なeSIMです。
きもちeSIMは海外120ヶ国以上で使用できるeSIMを販売する日本の会社です。
もしあなたが、たくさんの選択肢の中から自分に最適なプランを慎重に選択したい派だったら最適です。
特徴は1日1GB、2GB、3GBの3つのコースそれぞれ最大で90日間までのプランがあることです。30日までは1日単位で、それ以上は10日単位という細かさなので、自分に最適なプランを選択できます。
台湾旅行者の大半は3日間、4日間程度の滞在日数が多いと思いますが、例えば13日間、27日間といった中途半端な日数の場合でも無駄なく日数分ピッタリのeSIMを選択できます。
ノービザで滞在できる最大日数の90日間に対応しているのも素晴らしいです。
これだけでも何と108通りのプランがあり、更に別途30日間有効な5GB、10GB、20GBというプランもあるので、トータルで111通りのプランがあります。(アジア周遊プランを除く)
きもちeSIMのポイント
おすすめポイント
- 111通りのプランから自分に最適なプランを選択できるので無駄なくリーズナブル
- 最大90日間のプランもあるので長期滞在者も安心
KKdayに準じるレベルでお買い得価格な上、サポートも問題ありません。自分の滞在日数以上の余計な日数が不要な分、お買い得価格なのですね。
ぶっちゃけ言うとKKdayを使うなら、サポート体制もしっかりしたこちらを選んだ方が良いかなと思います。
台湾eSIMおすすめ6[ Glocal eSIM ]
画像引用:Glocal eSIM
こんな人におすすめ
Glocal eSIMはキャンペーン価格で購入できれば激安ですので、運よくキャンペーン中なら狙い目のeSIMです。 また、短期旅行者より1週間以上の滞在者に特にお得です。
世界60ヶ国以上のeSIMを販売するGlocal eSIM(グローカル イーシム)の紹介です。
Glocal eSIMのポイント
おすすめポイント
- 会員登録やログインなどが不要なのでサクッと購入可能
- 激安キャンペーンが狙い目
上述したNomad SIM同様、こちらも完全買い切り型な上に選択肢もシンプルなので、とにかくわかりやすく手軽。
今までの渡航経験もあり、自分にどのくらいのデータ容量があれば十分なのか把握している人は多いはずで、そんな人は選択肢に悩む時間は無駄ですよね。
Glocal eSIMの料金プランとキャンペーン
プランはシンブルで台湾だと以下の1つだけですが、時期により2つになったり、日数やギガ容量が変更になる場合があります。(別途周遊プランはあります)
- 5日間/15GB
3,180円→ 1,880円(キャンペーン価格)
(プロファイル発行料 770円 → 0円)
上記の1種類で、定価でも決して高くはありませんが、キャンペーン中は激安!超お買い得なキャンペーン価格が狙い目です!
2023年12月16日現在、「秋のキャンペーン」期間となっていますが、このキャンペーンがいつまでなのかは不明です。購入を検討している人はまずは公式ページをチェックしてみましょう。
激安のeSIMが手に入るかも?

台湾eSIMおすすめ7[ TRAVeSIM ]
画像引用:TRAVeSIM
こんな人におすすめ
8日以内の台湾旅行なら出発当日自宅から帰宅後自宅まで使える便利さが特徴。8日以内の旅行に特におすすめです。
eSIMはアジアプランという周遊プランになります。
実は上述のNomad SIMやきもちeSIMなどでも周遊プランはありますが、それでもTRAVeSIMを紹介したのは何よりリーズナブルでしかもわかりやすいからです。
アジアプランはアジアや中東、オセアニアも含む30ヶ国で利用でできるプランです。例えば、こんな時に超便利です。
こんな時でも1つのeSIMで完結します。もちろん台湾だけでの滞在でもOKです。
また、日本も対象なので、(8日間内なら)自宅で既にeSIMに切り替えてから出発し、帰宅するまでそのまま使えるという利点もあります。これはめちゃめちゃ楽ですね!
TRAVeSIMの料金プラン
色んな国で使えるなんて、そんなのお高いのでは?と思うかもしれませんが、かなりリーズナブルです。
アジアプラン料金
ちなみに欧米を含む140ヶ国対象になるグローバルプランもあります。
TRAVeSIMのポイント
おすすめポイント
- アジア周遊プランなので複数国への旅行時に最適
- 8日間以内なら日本の自宅を出発する時から帰宅までをサポート可能
eSIMについての基本的知識
eSIMとSIMカードの役割は同じです。台湾の通信会社の回線を使って通信する方法です。個別に解説します。
eSIMとは
台湾の通信事業者については下記をご参照ください。
→ 台湾の携帯通信事業者が業界再編!吸収合併により5社から3社へ
eSIM以外の通信方法を使う場合の問題点
今までeSIM以外の方法を使っていた人はこんなリスクや手間を感じたり、あるいは実際にトラブルになってしまったことはないですか?
携帯型Wi-Fiを使っていた人
- 受け取り、返却が超面倒
- 端末自体を紛失してしまった
- 大容量のモバイルバッテリーが必要
- 端末と電源コード及びバッテリーで荷物が増えて邪魔
- 友達とはぐれてしまって全く通信ができず連絡できない
SIMカードを使っていた人
- SIMピンを自宅に忘れてしまった
- SIMカードを紛失してしまった
国際ローミングを使っていた人
- 新たに契約や申し込みをするのが面倒だった
- 料金がかなり高かった
今までeSIMを使わずに海外に行っていた人はきっと心当たりがあるはずです。
私はいつもSIMカードを使っていましたが、差し替えた後の日本のSIMカードを絶対に紛失しないようにものすごく気を使いました。小さいですからね。
しかし、eSIMならこれらを全て解決できるのです。
eSIMを使うメリットや注意点
eSIMを事前に準備しておいて使うメリットは
メリット
- 事前に用意した方が安い
- 台湾の空港で手間も時間もかからない
- 受け取り、返却不要
- モバイルバッテリー不要
- SIMピン不要
- SIMカードを紛失するリスクがなし
- QRコードを読み込むだけなので設定が簡単
- 物理的なモノがないので環境に優しくエコ
基本的に、日本で購入し、アクティベートを済ませ、台湾到着後にそのeSIMの通信をオンにすればOKです。
注意点は以下です。
注意点
- SIMフリーの端末を絶対に用意しなくてはならない
- 持っているスマホがeSIM対応機種かどうか要確認
- QRコードを読み込むため通信環境が必要
- QRコードを読み込むため別端末が必要な場合がある
eSIMを日本で購入してから出かけましょう
台湾に到着したらすぐに目的地に行きたいですよね。
空港で下手すると行列に並んでeSIMやSIMカードを購入する時間は本当に無駄です。
eSIMの設定はQRコードを読み込むだけなので、難易度は低いです。
日本で設定できるところまでは日本で設定し、台湾に到着後最短で通信できるよう準備しましょう。
eSIMご利用に関するQ&A

eSIMは最近になって一般化しつつあるものなので、使い慣れていない人は不安もあると思います。
実際に使ってみると拍子抜けするほど簡単なのですが、新しい技術なのでよくわからないという人も多いでしょう。
ここで疑問に答えてみたいと思います。なお、詳細は各社公式ページの「よくある質問」などもご確認ください。
よくある質問
Q1 日本で既にeSIMを使っているが、他のeSIMも使えるのか?
A1 ほとんどの機種でeSIMは複数を端末に登録することができます(ちなみにiPhoneは可能です)。使うときにONにして使えるようにすれば良いだけです。ただしアクティブにできるのは基本的に1つのみです。
Q2 SIMフリーではない端末で使うとどうなりますか?
A2 絶対条件になるので使えません(通信できません)。SIMフリーの端末を買うか、お使いのキャリアでSIMロックの解除を事前に行ってからeSIMを購入してください。
Q3 eSIMはいつの時点から日数のカウントがはじまりますか?
A3 一般的にはそのeSIMで初めて通信をした時からカウントが始まります。
台湾のeSIMの場合は日本国内で設定しても通信できませんので、必然的に台湾に到着してから日数のカウントが始まります。
ただしインストールした時点からカウントを始めるというeSIMもあるので、購入の際は各社の説明やよくある質問などのページをご確認ください。
また日数のカウントの仕方は各社で異なります。到着し初めて通信してから24時間経過して1日とカウントする場合や、基準時間があって、その時間を過ぎると1日とカウントする場合もあります。
こちらも各社の公式ページなどで事前に良くご確認ください。
Q4 日本で使っているSIMカードを残したままで台湾のeSIMを使える?
A4 もちろん大丈夫です。台湾で主回線として使えるようにすれば良いだけです。日本のSIMカードはそのままにして抜き差しする必要もありません。
Q5 AmazonでSIMカードを既に買いましたが万が一のトラブル対処法としてtrifa使えますか?
A5 SIMカードはアクティベートできなかった、回線速度が異常に遅いといった万が一のトラブルもありえます。そんな時に苦情を言ってもすぐに対応してくれません。
またSIMカードやポケットWi-Fiはデータ容量制限があるタイプだと旅行中に「ギガが切れた」なんて言うことも起こりえます。
こういうトラブルに対処可能なのはeSIMです。中でもアプリ化しており、いざという時に慌てずに手軽な対処が可能なのがtrifaです。
実際に使う、使わないはともかく万が一の事態にすぐに対応できるようにアプリだけでもダウンロードして使えるようにしておくと良いと思います。
Q6 eSIMでSMSや電話番号付きのものはありますか?
A6 このページで紹介しているものもそうですが、事前に日本で購入できる台湾で使えるeSIMのほとんどはデータ通信専用ですのでSMSや音声通話は使えません。電話番号は便宜上付いていても識別用であり意味は持ちません。
ひょっとしたらどこかに売っているかもと思い、結構調べましたが見つからなかったので現状事前に入手はできないものと思われます。
ただし、台湾の現地の空港に行くと各通信会社のショップで一定の通話時間がセットになったeSIMやSIMカードは入手可能ですので電話をかけることもできますし、SMSもできます。
どうしてもという人は現地購入しましょう(ただし高いです)。
また、データ通信専用eSIMでもインターネット回線でLINEやSkypeなどのメッセージのやり取りや音声通話は可能です。
Q7 eSIMを買いましたがこのQRコードを複数端末で使えますか?
A7 QRコードはeSIM番号に紐づいていることから一度使うともう使えません。従って2台以上の端末にインストールすることはできません。
ただし多くのeSIMはテザリングに対応していますので、テザリングすれば複数端末で使用可能です。テザリングには別途手続きや料金は不要です。
Q8 QRコードを読み込んでアクティベートするのは現地の空港で大丈夫ですか?
A8 台湾到着後の空港のWi-Fiでも大丈夫ですが、通信速度が遅かったり不安定だったり、また多くは暗号化されていないためセキュリティにも不安があります。
出来るだけ日本にいる間に済ませておいた方が良いです。多くのeSIMはアクティベートしても現地の電波を掴まないと通信開始(カウント開始)になりませんので、その点は安心です。
ただし上述のTRAVeSIMはアジア各国で使用できる周遊プランのため、日本で設定してしまうと日本でも電波を掴み、カウントが始まってしまいますのでご注意ください。
またGlocal eSIMもインストールした時点からカウントが始まるとされています。このような場合は台湾到着後に行うしかありません。詳細は申込予定の各社公式サイトなどでご確認ください。
Q9 ギガがなくなってしまった場合、台湾にいても購入できますか?
A9 eSIMなら購入できます。多くの場合は、データ容量を使い果たしてしまった場合はそのeSIMは既に使えませんので削除し、新たに購入する形になります。
新規に購入する場合、メールでのやり取りとなり、また最初からQRコードを読み取って設定しなくてはなりません。
しかしtrifaだけは追加チャージが可能なので、そのままデータが即時チャージされます。また、アプリなので新規購入も即時に対応できます。
Q10 初めてeSIM購入するのでどれが良いのかわからない
A10 初めての場合は価格重視よりも、何か困ったことやわからないことがあった場合にサポートしてもらえる体制を重視した方が良いでしょう。
例えば対応時間が夕方17時までなのに、空港到着がそれ以降の場合は、何かあってもどうにもなりません。
そしてギガ切れを起こさないようある程度データ容量に余裕を持って選択することが肝要です。
台湾おすすめ【プリペイド】SIMカード 3選
SIMカードは通常あなたの携帯に挿入されている物理的な小さいカードです。これを台湾で使えるカードに変更するというのが誰でも理解しやすいやり方です。
SIMカードの注意点とメリット

台湾で使えるSIMカードは、事前に容量分(または日数分)を購入するプリペイドSIMになります。
注意点
- データ通信専用のタイプは携帯電話番号での音声通話やSMSはできません。
- 必ずSIMフリーのスマホを用意すること(SIMロックになっていると利用できません)。
- 飛行機の中または現地到着後SIMカードを差し替えますが、SIMピンを必ず持っていくこと。
- 差し替えた日本のSIMカードは絶対に紛失しないよう保存すること。
- 何かあった時のサポート体制を確認すること。
上記の1と2と5はeSIMにも当てはまる注意事項です。どれも非常に重要な注意事項です。
SIMカードだけでなくeSIMも同様ですがデータ通信専用タイプは電話番号での音声通話はできませんが、インターネット回線を使った音声通話は可能です。例えば
ネット回線を使った通話(VoIPアプリ)
- LINE
- Skype
- Viber
- カカオトーク
- FaceTimeオーディオ
- Google Meet
- 050番号のアプリ
ビデオ通話機能があるものはもちろんビデオ通話も可能です。(050アプリについては後述します)
SIMカードのメリットとしては下記のようなことが考えられます。
メリット
- eSIM同等の価格なのでリーズナブル
- eSIMより対応機種が多い
- 物理SIMを入れ替えるだけなので誰でも理解しやすい
- 飛行機内でSIMを入れ替えておけば到着後電源オンですぐに使える
SIMカード [ 楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング ]
大手ネットショップで購入できるこのSIMカードは1日1GBで大丈夫な人ならおすすめのSIMカードです。
ネットで買えるSIMカードは以前はデータ通信量無制限のタイプが多かったのですが、最近は無制限と書いてあっても、実際は一定の通信量を超えると低速になるタイプがほとんどです。
手軽に購入できるので楽なのですが、1日1GBでは心配だという人は同じタイプで2GB、3GBもあるのでそちらを選択しましょう。
電話番号付き&データ無制限 中華電信SIMカード [ KKday ]
KKdayのSIMカードは桃園空港受け取り限定ですが、データ通信無制限な上に音声通話やSMSも利用したい人に最適なSIMカードです。
購入後、メールで送られてくるバウチャーを桃園空港の中華電信ショップで提示するだけで、あとはお店の人が設定してくれますので安心です。
店舗に行かなければならないので若干面倒ですし、時間も浪費しますが、SIMカードの入れ替えなんてわからない、eSIMなんてもっと理解できない、なんて言うスマホが苦手な人でもこれなら全く問題ないでしょう。
下記のSIMカードは5Gに繋がるタイプと4Gに繋がるタイプが選べます。
更に5Gの方はおまけとして悠遊カードももらえます。
→ 台湾・SIMカード|中華電信 プリペイドSIMカード|桃園国際空港 カウンター受取
電話番号付き&データ無制限 遠傳電信SIMカード [ Klook ]
Klookも上記KKday同様桃園空港受け取りですが、データ無制限で音声通話&SMSを使いたい人向けのSIMカードです。
違いはKlookは遠傳電信と言う点やプラン内容が違うことで、価格は総じて大きな差はありません。
Klookは香港に本社がある旅行予約サイトです。KKdayと同じようにアジアを中心に各種予約を承っており、SIMカードの販売も行っています。
3、5日有効プランは通話料50元、8、10、15日間有効プランは通話料100元が付属しますので、音声通話やSMSを使う人には最適です。
データ無制限で音声通話/SMS可能な上述のKKdayのSIMカードと合わせてご検討ください。
→ [桃園空港受取] 台湾・4G SIMカード(遠伝電信提供)
[ 番外編 ]海外でも音声通話するなら050番号
画像引用:My 050
スマホで050番号を使えるようにすると海外でも音声通話が可能になります。
これはSIMとは関係ありませんが海外でも電話番号が欲しい人向けに紹介しておきます。
VoIP
050から始まる電話番号はIP電話(VoIPを使った電話)と呼ばれるものです。インターネット回線を使うので台湾を含め外国でも通話ができます。
VoIPとは
基本的にはLINEなどと同じ仕組みですが特徴は固有の電話番号が取得できる点や携帯電話より大幅に格安で通話できる点です。
050は固定電話でも使えるものがありますが、アプリを使ってスマホからも利用できます。
My050
私はMy050というアプリを使っています。これを使っている理由は
My050のポイント
- 台湾にいても日本にいても電話の発信、着信が可能
- 通話料が携帯電話よりかなりお得(およそ半額)
- 維持費が安い
- 0120フリーダイアルへの通話も可能
私はiPhoneでSIMを2つ使っており、また050番号もあるので1台のスマホで3つの電話番号を持っていることになります。050番号は主に仕事用と発信用として使っています。
他にも050アプリはいくつかありますが、0120フリーダイヤルにかけることができるものは少ない(その上高い)です。
万が一台湾でクレジットカードを紛失してしまった!なんていうことがあった場合、連絡先は日本のフリーダイヤルだったりします。
そんな時のリスクも考えると安心です。詳しくは下記からその内容をご確認ください。
台湾のeSIMとSIMカードまとめ

艋舺夜市
eSIMは各社特徴がありますが、ざっとまとめるとおすすめの利用者像はこんな感じです。
こんな人におすすめ! | |
trifa | 初めてeSIMを使う人、スマホが苦手な人 |
Holafly | データ無制限のeSIMが欲しい人 |
Nomad SIM |
5日〜1ヶ月以内の旅行者 |
とにかく安さを最優先したい人 | |
海外eSIM きもちeSIM |
90日間までの細かいプランで無駄なく購入したい人、長期滞在者 |
Glocal eSIM ![]() |
5日間以内の滞在者、激安キャンペーン狙いの人も |
TRAVeSIM ![]() |
自宅で設定、帰宅までそのままで楽をしたい人 |
SIMカードはデータ通信のみであれば大手通販サイトで販売しているもので十分です。ただし通話ができてデータ無制限のタイプを希望ならKKdayかKlookです。
eSIMは数年前から各スマホメーカーが実装しはじめ、それに伴い徐々に浸透しつつある通信方法ですが、まだまだ「わかりにくい」「使ったことがない」という人が多いようです。
しかし、eSIMはSIMカードのデメリットである紛失するリスクやSIMピンの用意などが不要となった方法であり、今後の主流となっていくのは間違いありません。
思ったよりも簡単です。そろそろeSIMデビューしてみませんか?
やっぱり他の通信方法のメリットやデメリットも把握してから考えたい人へ
→ 台湾で使えるおすすめレンタルWi-Fiルーターを徹底比較
→ 「ahamo」vs「楽天モバイル」?台湾でベストな国際ローミング
→ 台湾旅行におすすめのクラウドSIM携帯型Wi-Fiの魅力を解説
最後までお読みいただきありがとうございました。快適な通信でスマホを最大限活用して楽しい台湾旅行を!