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台湾で使える安心のデータ容量無制限SIMカード
SIMカードは通常あなたの携帯に挿入されている物理的な小さいカードです。
これを台湾で使えるカードに変更するというのが誰でも理解しやすいやり方です。
eSIMはよくわかならい、レンタルWi-Fiは面倒だと思うならSIMカードが最適です。
下記に記載のある料金は為替の変動などの要因で予告なく変更になる場合があります。最新情報は各ページをご覧ください。
台湾無制限SIMカードの比較表
下記SIMカードは全てデータ通信無制限、SIMも3つのサイズ(nano、micro、mini)に対応しています。
ちなみに現在発売されているスマホのほとんどはnano SIMを採用しています。
(横にスクロールします)
販売会社 | 特徴 | 4G/5G | 受け取り | 通信会社 | テザリング | 電話番号 |
Amazon (SCT CLUBS) | 最安で無制限データ通信可能 Amazonで購入 | 4G | 宅配 | 中華電信 | ||
KKday | 悠遊カードもセットで購入可能 KKdayで購入 | 4G/5G | 台湾の空港 | 中華電信 | ||
Klook | 格安なのに通話時間長め Klookで購入 | 4G/5G | 桃園空港 | 遠傳電信 | 一部制限あり |
事前に日本で受け取っておいて、航空機内でSIMの差し替えをしておけるメリットを優先するならAmazonのSIMが便利です。
電話番号付きで通話やSMSを使いたいなら、KKdayかKlookですが、遠傳電信のKlookの方が若干リーズナブルです。
中華電信や遠傳電信といった台湾の通信事業者については下記をご覧ください。
→ 台湾の携帯通信事業者が業界再編!吸収合併により5社から3社へ
SIMカードの注意点とメリット
台湾でスマホを使うにはいくつかの方法があります。
それぞれメリットとデメリットがあります。自分が何を使えば最適なのか良くわからない、この際再考しておきたいという人は下記を読んでみてください。
→ 台湾で安全・快適にインターネット接続するおすすめの方法まとめ
SIMカードの注意点
注意点
- 必ずSIMフリーのスマホを用意すること(SIMロックになっていると利用できません)。
- 飛行機の中または現地到着後SIMカードを差し替えますが、SIMピンを必ず持っていくこと。
- 差し替えた日本のSIMカードは絶対に紛失しないよう保存すること。
- 何かあった時のサポート体制を確認すること。
どれも非常に重要な注意事項です。
SIMカードだけでなくeSIMも同様ですがデータ通信専用タイプは電話番号での音声通話はできません。
ただしインターネット回線を使った音声通話は可能です。例えば
ネット回線を使った通話(VoIPアプリ)
- LINE
- Skype
- Zoom
- Viber
- カカオトーク
- FaceTimeオーディオ
- Google Meet
- 050番号のアプリ
VoIPとはインターネット回線を使って、音声や映像を伝送する技術のこと。
ビデオ通話機能があるものはもちろんビデオ通話も可能です。
SIMカードを使うメリット
SIMカードのメリットとしては下記のようなことが考えられます。
メリット
- eSIM同等の価格なのでリーズナブル
- eSIMより対応機種が多い
- 物理SIMを入れ替えるだけなので誰でも理解しやすい
- 電話番号付きやデータ無制限のものもある
日本で事前にAmazonなどで購入しておく場合は、私もいつもそうしていましたが、機内でSIMの差し替えをしておきます。
台湾到着後、台湾のSIMをON、日本のSIMをOFFにすれば良いので非常に簡単で手間要らず。
台湾到着後にショップで受け取ったり、購入する場合は、手続きやパスポートの提示が必要ですが、設定自体は店員が全てやってくれる上に、動作確認もしてくれるので楽なのがメリット。
私が空港のショップで購入した時はたまたま行列がありませんでしたが、手続き終了(約5分後)時には10人くらい並んでいました。
タイミングが悪いと行列になるので、かなりの時間を要します。これがデメリットです。
台湾で使えるデータ無制限SIMカード厳選3選
コロナ禍前までは台灣之星や亞太電信といった台湾の通信会社が、無制限のSIMカードをAmazonや楽天市場で安価で多数販売していました。
しかし現在はこれらの通信会社が同業他社に吸収合併された影響で、無制限のSIMカードの種類は限られています。
ここでは日本で事前に自宅で受け取れるSIMカードと台湾の空港で受け取れるSIMカードを紹介します。
[ Amazon ]SCT CLUBS台湾無制限データSIMカード(中華電信)
Amazonや楽天市場などで何種類もSIMカードが販売されていますが、そのほとんどはデータ無制限ではありません。
注意すべきは「データ無制限」と書いてあっても、多くは説明書きに小さく「1日2GBを超えると低速モードになります」などと記載があることです。
従って、タイトルだけで判断せず、説明書きやレビューも参考にしながら購入しましょう。
Amazonで販売しているこちらのSIMカードは、データ通信専用ですが無制限です。データ通信専用ですので、電話やSMSは使えません。
SCT CLUBSは香港の会社ですが、台湾にも支社があり、世界で使えるSIMカード、eSIMを販売する会社です。台湾では中華電信の通信網を使ったSIMカードを販売しています。
ポイント
- 4G回線
- テザリング可能
- 自宅へ事前に宅配
自宅にSIMカードが届くので、飛行機の中でSIMカードを差し替えて、台湾に到着後データローミグをONにするだけで通信できます。
空港で手続きが不要なので、時間も手間もかからないのが大きなメリット。
料金は下記。データ通信専用ということもあり、かなり安いですね。
- 3日間 950円
- 5日間 1,180円
- 7日間 1,580円
- 10日間 2,880円
→ Amazon(SCT CLUBS)のSIMカード詳細はこちら
[ KKday ]電話番号付き&データ無制限 中華電信SIMカード
(画像:KKday)
KKday(ケーケーディ)は台湾に本社を置く、旅行アクティビティの予約販売会社です。
このSIMカードは桃園空港受け取り限定ですが、データ通信無制限な上に音声通話やSMSも利用したい人に最適なSIMカードです。
桃園空港以外の台湾の他空港でも受け取れるSIMカードはこちらです。
購入後、メールで送られてくるバウチャーを桃園空港の中華電信ブースで提示するだけで、あとはお店の人が設定してくれますので安心です(要パスポート)。
店舗に行かなければならないので若干面倒ですし、時間も浪費しますが、SIMカードの入れ替えなんてわからない、eSIMなんてもっと理解できない、なんて言うスマホが苦手な人でもこれなら全く問題ないでしょう。
ポイント
- 4Gまたは5G回線
- テザリング可能
- ICカードのセット販売あり
更に台湾旅行に必須のICカードである悠遊カードまたはiPASSがセットになったプランや、一部で5Gプランもあります。
台湾のICカード(電子マネー)については下記を参照してください。どちらが良いのかと言われれば悠遊カードの方が無難です。
→ 悠遊カードしか持ってない?台湾のICカード(電子マネー)を詳しく解説
価格例
- 4G/3日間+通話料50NTD付き 1,331円
- 5G/3日間+通話料50NTD付き+悠遊カード 2,733円
- 4G/3日間+通話料50NTD付き+iPASS 1,711円
[ Klook ]電話番号付き&データ無制限 遠傳電信SIMカード
Klook(クルック)は香港に本社がある旅行アクティビティ販売会社です。
上記のKKday同様桃園空港受け取りですが、データ無制限で音声通話&SMSを使いたい人向けのSIMカードを販売しています。
違いはKlookは遠傳電信と言う点やプラン内容が違うことと、やや割安なことです。
ポイント
- 4Gまたは5G回線
- テザリング可能だが容量制限あり
- 通話料が多めなのにリーズナブル
3、5日有効プランは通話料50元、8、10、15日間有効プランは通話料100元が付属しますので、音声通話やSMSを良く使う人には最適です。
価格例
- 4G/3日間+通話料100NTD付き 1,141円
- 5G/3日間+通話料50NTD付き 2,377円
- 5G/5日間+通話料100NTD付き 2,852円
台湾のおすすめSIMカードまとめ
台湾に行っても、日本と同じようにスマホを自由に快適に安全に使いたいですよね。
データ無制限ではないタイプだと、何が心配かって「あと容量はどのくらい残っているのだろう?」と常に不安なことです。
突然通信が途切れたり、低速になってしまう恐怖。これは実は結構旅行のストレスになります。
無制限に拘るなら、このページで紹介しているSIMカード以外には選択肢としてeSIMやレンタルWi-Fiがあります。
eSIMならtrifaやHolaflyで無制限プランがありますし、レンタルWi-Fiなら海外WiFiレンタルショップをはじめ、多くのところで無制限プランを用意しています。
機器を持ち歩くのが面倒なら、おすすめはHolafly。台湾のeSIMは全てのプランが無制限。
私も使ってみましたので、参考にしてください。
→ 台湾でHolaflyのデータ無制限eSIMを使ってみた感想