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台湾土産の宝庫!台湾のスーパーマーケットで買い物しよう!

2021年6月30日

台湾のスーパーはお土産選びに最適

台湾のスーパー店内

台湾のスーパー

台湾ではスーパーマーケットのことを超級市場(Chāojí shìchǎng)または略して超市(Chāoshì)と言います。

台湾のスーパーマーケットに行ったことがありますか?台湾ではコンビニと並んで身近な存在ですね。ちょっとした飲料、お菓子、夜食などの買い出しに行ったことのある人も多いと思います。

しかし、実はそれ以上に台湾のスーパーは面白いところなのです。

台湾スーパーのポイント

台湾茶、パイナップルケーキ、お菓子、カラスミなどのお土産購入に最適なのです!

お土産物店でお土産を買うと意外と高いです。値段を確認すると、円安の影響もあり「ん?結構高いな?」なんてことありませんか?でもスーパーで買えば何でもお得に購入できます。

特にバラマキ用のパイナップルケーキや牛軋糖(ヌガー)、袋菓子、パックの台湾茶などはスーパーでも美味しいものが手に入るのです。

特別な人にはお土産物店で、それ以外のバラマキ用(自分用も含めて)はスーパーで購入するのがおすすめです。

この記事は台湾のバラマキ用お土産をたくさん買いたい人にスーパーマーケットを紹介する記事です。

台湾のスーパーは色んなお店があります。コンビニのように4大なんていうことはなく、大小様々です。ここでは街中でよく見かける店舗をいくつか紹介したいと思います。

家楽福便利講(旧頂好Wellcome)

頂好@惠康

頂好は街中で良く見かけるお店です。特徴は24時間営業。なので夜中でも早朝でも何かあればすぐに買えます。これは便利です。品数や価格を考えれば24時間営業のコンビニより便利です。

頂好は元々は台湾の一般的なスーパーでしたが、後に香港の企業が買収。更に後述するフランスのカルフールに最近買収されました

ただ24時間営業といった営業形態は今の所変更されていないようです。しかし買収されたことで店名は家楽福便利購に順次変更になっているようです。

全聯福利中心 Pxmart

台湾全聯福利中心

台湾全聯福利中心

全聯福利中心は頂好と並んで街中に多い印象です。24時間営業はしていませんが、その分安さが売りです。

一部に大型店もありますが比較的小規模店舗が多く、コンビニと大規模スーパーの間くらいのイメージです。

全聯福利中心は自社のアプリで分批取貨という他店にない販売手法を行なっているという特色があります。

旅行者にはあまり関係ない話ではありますが簡単に説明すると、例えばアプリ上でカップラーメン100個を購入したとします。100個のまとめ買いなので、元々安い上に更に安くなります。

このカップラーメン100個は宅配も可能、店舗受け取りも可能で、しかもいつでも何個でも、どこの店舗でも対応が可能と言うシステムです。

店は先に売上を確保でき、客は安く便利に購入できると言うwin-winなシステムです。

台湾に住んでいないとこの恩恵を受けられないシステムですが、なかなか凄いと思います。日本でもどこかの店が真似しないかなあと思います。

もう一つ特徴はPX Payという全聯福利中心で使えるQRコード決済を始めたことです。これが今や台湾でのQRコード決済ではLINE Payの次の勢力となっています。

このように他社と比較して先進的な取り組みを行う会社です。

店舗数は1000店以上あり、台湾ではトップの店舗数を誇るスーパーです。

大潤發 RTmart

Untitled

大潤發は大型スーパーです。食品だけでなく、衣料品、調理器具、電化製品なども置いてある総合スーパー。

品数が非常に多いので、お土産をじっくり選びたい人におすすめ

ただ大型店ということもあり、やや郊外に立地する店舗が多く、わざわざこれを目的に行くというよりは、どこかに観光に行ったら偶然大潤發があった!という時に行ってみる価値がある感じです。

2021年に全聯福利中心に買収されました。

美廉社 SimpleMart

台湾美廉社

台湾美廉社

日本の住友商事が主要株主となっているのがこの美廉社です。店舗数は全聯福利中心の次に多く630店舗ほど。

全聯福利中心や頂好が繁華街や大通り沿いに多いのに対し、美廉社は裏通りや住宅地にあることが多く、しかも小型店舗が多いのであまり目立ちません。その分、コンビニ的な手軽さが売りでもあります。

日本にも店舗を構える牛肉麺チェーン三商巧福の親会社が運営しており、三商グループは日本のドラッグストアTomod'sも台湾で運営しています。

家楽福 カルフール

台湾家楽福

台湾家楽福

フランスに本社があるカルフールは24時間営業の店舗が多いのと郊外に大型店を構えるのが特徴です。

しかし最近では家楽福便利購という名前の小型店を増やしていて、郊外だけでなく都心部にも多く出店しています(頂好の店名変更も含む)。

カルフールは一時期日本にも進出していましたが撤退しましたね。しかし台湾では逆に成功を収めようとしています。

また、前述のように頂好、そして頂好が運営していた後述するJASONSを昨年買収したことから、今後台湾のスーパー業界がどうなっていくのか注目されます。

Mia C'bon(旧JASONS Market Place)

Mia C'bonは都心部の百貨店や大型商業施設内に入店していることの多いスーパーで、品揃えもやや高級路線です。

かつてはJASONSという店名でしたが、親会社がカルフールになったこともあり、店名が変更されました。

日本で言えば成城石井とか紀ノ国屋的な位置づけです。ちょっと高級なお土産を買いたい時には是非寄ってみてください。

日本の商品や食材も多く売っているので、台湾在住者も多く利用しているようです。

台湾スーパーの支払い方法

台湾はまだ日本以上に現金主義ですが、徐々にキャッシュレス決済が浸透しつつある状況です。

スーパーでは現状はカルフール系列ではクレジットカードが使えますが、他は使えないところが多い模様です。

スーパーのレジや入口にクレジットカード会社(VISA、Master、JCBなど)のロゴシールが貼ってあったら使えますので確認しましょう。

基本はコンビニと同じく悠遊カードなどのICカードか現金での支払いが普通です。

今後はコンビニ同様QRコード決済なども可能になってくるものと思います。現金以外の支払い方法について詳しくは下記をご参照ください。

→ 台湾でPayPayって使えるの?台湾のモバイル決済の現在地

→ 悠遊カードしか持ってない?台湾のICカード(電子マネー)を詳しく解説

台湾のスーパー感想&まとめ

全聯福利中心

全聯福利中心

私は台湾訪問時は全聯福利中心か頂好でお菓子などを買い込んでいました。

宿泊場所の近くにたいていはどちらかがありました。個人的に好きなのは全聯福利中心です。他スーパーと比べると明らかに安いです。

もしスーパーでお土産を大量購入するのであれば全聯福利中心に行ってみることをお勧めします。

台湾のスーパー業界は再編のため、勢力図が大きく変わろうとしています。全聯福利中心系列VSカルフール系列の戦いです。更にコンビニのファミリーマートが全家FamiSuper超市店というスーパー形態の店舗を出店し、業界に殴り込みをかけている状況です。

コロナ禍が明けて、台湾に行けるようになる頃には街中に家楽福の看板ばかり目立つようになっているかもしれませんね。

まあ店名はどうなろうとも、旅行者にはあまり関係はありません。

店舗数が減るというわけでもないので日常のお買い物、お土産の購入のため、またスーパーには必ず行きます。早く行きたいですね。

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NOBU

東京出身、沖縄在住の50代男。文筆業・ネットショップ運営の個人事業主。
曽祖父、祖父が日本統治時代に台北に住んでいたこともあり、実父も台北生まれ。 好きな街は鹿港と台南。住んでみたい街は台中。台湾旅行で得た情報や楽しく快適に旅行できるノウハウなど台湾情報を発信中。
台湾華語検定(TOCFL) A1級 / 台湾検定(国際知識検定) 受験予定 / 台北新四国八十八ヶ所霊場研究家

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