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台湾で10回Uberタクシーを利用

Uberタクシー
私は今まで台湾では普通のタクシーばかり使ってきました。そう、あの小黄と呼ばれる黄色いタクシーです。
しかし2022年10月Uberを初めて使い、その便利さに惚れ惚れ。旅行中に10回も使ってしまいました。
しかも私は日本でUberEatsは使ったことがあってもUberの配車サービスは使ったことがありませんでした。台湾で初めて使い、その便利さに感動。今後も台湾に行ったら必ず使います。
このページではUberは台湾でどこでも使えるのか?通常のタクシーと比較してどんなメリットがあるのか?実際の使い方、10回利用して気が付いた点なども一緒に解説します。台湾でUberを使ってみたい人は必見です。
なお普通の黄色いタクシーについては下記でまとめておりますのでご参照ください。
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必ず日本で設定を完了させておく
台湾でUber配車サービスを使う前にまず絶対にやらなければならないのは、日本で設定を完了させておくことです。
ここで言う設定とは名前や携帯の電話番号、メールアドレス、そしてクレジットカードの登録のことです。特に電話番号で認証を行わないとならないので、日本滞在中にやっておきましょう(台湾で常時使っている電話番号を持っている人は台湾でも大丈夫)。
このページではその設定の仕方などは解説しませんが、特に難しくはありません。webからの登録がわかりやすいです。
上記のリンクからまずは登録してみましょう。リンク先右上の「登録する」ボタンをクリックし、「乗車用アカウントの作成」を行います。GoogeやApple、facebookのアカウントでも登録可能です。
UberEatsを使ったことがある人はそのアカウント内容でそのまま登録できます。
期間・地域限定のプロモーションコードを入力
Uberアプリのダウンロードが完了したら、一度日本国内で使ってみましょう。最大2000円分も乗れますよ!
なお以下のプロモーションコードは台湾では使えません。上記リンクから始めてUbe配車サービスの登録をした人で、Uber配車サービスを始めて使う人が対象なり、下記の地域で使用した場合に限ります。
日本の一部地域(東京・横浜・大阪・名古屋・広島・京都・福岡・福山・郡山・仙台・青森・高知・札幌・中頓別・京丹後・淡路島)において初めてUber配車サービスをご利用になる人が対象です。
最初の乗車料金が最大2000円OFFになりますが、使用期限は2023年4月30日までです。
Uber Taxiプロモーションコード
AFFJPAPR40
このコードをコピペしてアプリの「アカウント」→「お支払い方法」→「プロモーション」に入力すると該当地域での乗車時に自動で適用されます。
台湾に行く前に日本で一度試してみたいという人は是非ご利用ください。使用期限は4月末です。お早めに!
Uberのメリット

台湾タクシー
普通のタクシーも大変便利で今まで使ってきましたが、タクシーにはいくつかのデメリットがあります。
タクシーのデメリット
- 料金を過大に請求される危険性
- メーターを倒さずに料金を言い値で請求してくる危険性
- わざと遠回りして高い料金を請求される危険性
- 現金しか使えないので不便だし、受け渡し時トラブル発生の危険性
- 運転手による暴行事件も起きたことがある
- 中国語で目的地を伝えなければならない
- トラブルがあっても中国語が話せないので難儀する
- ドライバーの運転が荒い
- 大通りに出ないとタクシーが見つからない
- 汚かったり、タバコ臭いこともある
これらのタクシーのデメリットを全て解決するのがUberなのです。つまり
Uberのメリット
- 料金はあらかじめ提示されるので安心
- Uberに設定したクレジットカードで引き落としなので現金トラブルなし
- 事前に乗車地点と目的地を設定するので(車が通行できる場所なら)どこでも乗車OK
- 事前に乗車地点と目的地を設定するだけなので乗車中会話なしOK
- 運転手も(乗客も)評価されるので運転は慎重だし、車も綺麗
- 事前に予定ルートも表示されるので遠回りはしない
- ほとんどの場合タクシーより料金が若干安い
もうこれだけ見てもUberを使わない選択肢はありませんよね。
なお、料金は一般のタクシーより安くなる場合が多いですが、Uberは台湾では(日本以外では)ダイナミックプライシングを採用しており、場合によっては高いこともあります。
いつも同じルートでUberを使う、という場合も日時によって価格が変わることがあります。
ダイナミックプライシングとは
価格変動制のこと。需要と供給のバランスで価格が変わる。例えばLCCやホテルの価格が変わる原因はこれ。
Uberの場合はあらかじめ料金が表示されますので、明らかに高い場合(例えば深夜など)は普通のタクシーの方が安い場合もあるのでご注意ください。
Uberアプリの使い方
webで登録が済んだら、アプリをダウンロードしてログインしてみましょう。
引用:Uber Technologies,Inc.
使い方は簡単です。アプリを立ち上げて「行き先を入力」をタップすると上記のような画面になりますので、行き先を入力するだけです。
「地図上でピンを配置する」ことでより正確な場所を指定することもできます。
引用:Uber Technologies,Inc.
黒いピンを動かして指定します。これは「現在地」の正確な指定にも使えます。現在地はできれば正確に伝えた方が良いのでピンの位置は確認した方が良いです(GPSのブレがあるため)。
メモ
- 「現在地」と「行き先」を確認して、「行き先を確定する」ボタンをタップ
- 料金が表示されますので(通常は)UberXをタップし、「配車を確定する」をタップ
これだけで配車依頼は終了です。超簡単です。
引用:Uber Technologies,Inc.
配車依頼が完了すると以下のことがわかります。
ポイント
- 運転手の名前と顔写真と評価
- 車種と色とナンバー
- およその待ち時間
運転手の車はGPSにより地図上でリアルタイムで動きますので、「そろそろ到着する」ということが一目瞭然でわかります。
場所にもよりますが、市街地なら1〜10分以内には到着すると思います。
私は今回台湾で10回利用しましたが、一度だけ23分待ちということがありました。これは市街地から外れた場所(台南市の飛虎将軍廟)での配車依頼だったからだと思います。これを除けば平均5分というところでした。
車種と色とナンバーがわかるので、その車が来たら手を挙げて合図します。あとは乗るだけ。中国語が話せなくても乗る時には「你好」、降りる時には「謝謝」くらいは言いましょう。挨拶です。
もちろんですが、降りる時に支払いなどはしなくて、そのまま降りて大丈夫です。Uberからクレジットカードで自動引き落としになります。
上の写真に「暗証番号」がありますが、これは設定しなくても大丈夫です。設定すると運転手は「間違いなくこの人が客だ」ということがわかる仕組みです。
引用:Uber Technologies,Inc.
Uberを下車するとドライバーへの評価画面が出てきます。逆にドライバーは客の評価をします。特に問題なく快適に目的地に到着できたら星5で評価してあげましょう。
またここでチップを渡すことも可能です(ちなみに私はチップを渡したことはありません。)。ここで評価をして送信をクリックすると全て完了です。
Uberは台湾のどこでも使える?
大変便利なUberですが、現在(2022年11月)のところ台湾全土で使える訳ではありません。使えるところは
Uberが使える場所
- 新竹
- 台南
- 高雄
- 台北
- 台中
- 桃園
だけです。ネットで情報を探すと台北での利用情報が多いです。私は今回、台南、高雄、台中、桃園でUberを利用しましたが、全く問題なく利用できています。
今後対象となる自治体も増えていくとは思います(現時点の対象地域はこちら参照)が、ドライバーは各自治体の許認可制となっており、勝手にUberドライバーになれる訳ではありません。

Uber
車内にはこのようなUberドライバーの登録証があります。写真は高雄市のものですが、高雄市から許可をもらって名前や車のナンバーが登録されています。
ちなみに私はこの後日本に戻ってからもUberを使っていてわかったのですが、日本のUberは単にタクシーの配車を頼む仕様なんですね。台湾の場合はタクシーではなく、個人所有の登録された車を呼び出す形です。
上記のようにUber対象の自治体は限られてはいますが、ここで一つ注意点があります。
注意ポイント
Uber対象地域から対象地域外への移動は可能だが、Uber対象地域外からはUberは呼べない!
もっとわかりやすく例を挙げるなら、例えば現時点で台北市はUber対象ですが、隣の新北市はUber対象外です。するとこういうことに注意しなければなりません。
ポイント
- 台北駅から九份への移動はOK
- 九份から台北駅への移動はNG
このパターンで台北駅から九份に行くことは可能ですが、九份はUber対象外の地域です。九份でUberを呼ぶことはできませんので帰りはバスかタクシーを使うしかありません。これは注意しておく必要がありますね。
また、Uberはスマホが起動しないとどうにもなりません。バッテリー切れだけは絶対にしてはなりません。呼ぶ時もそうですが、道中のGPSでの現在地の確認や下車後の運転手の評価もしなければなりません。
モバイルバッテリーは絶対に持っていましょう。
Uberを10回利用して気が付いたこと
10回も使うと結構色んなことがわかってきます。気が付いたことをまとめると、
気が付いたこと
- 10回中9回は日本車(ほぼトヨタ車)
- 10回中9回はドライバーが男性(30代くらいの若い人が多い)
- 事前にAIが想定したルートを必ず通る訳ではないが、遠回りはしない
- ドライバーはこちらが何か話しかけない限りは基本ほぼ無言
- 車内で音楽を流している車率50%
- シートベルトは必ず締めること。ちゃんと装着しないとブザーが鳴り発車できないこともあります
事前に提示されているルートを絶対に走るものなのだろうと最初は思っていましたが、乗車中に良くUberのマップを見ていると多少違う道を通ったりもします。
しかし決して遠回りはしていません。料金は既に決まっているので、ドライバーとしては遠回りをする意味はなく、できれば早く目的地に到着した方が良いからです。
渋滞や工事を避けたり、走りやすい道を走っているようでした。各自治体で認可を受けているので当然ながら全員地元のドライバーです。道は知悉していますので安心して乗っていてOKです。
ドライバーは客の乗車時と下車時に挨拶はしますが、目的地もわかっているので基本的にそれ以外は何も言いません。
また車内で音楽を流しているのは私としては全然OKで、ほぼ台湾の音楽なのですが、一度だけ私たちが日本人だからか、途中から日本の曲を流してくれたドライバーもいました。好きな歌手ではなかったですが気遣いが嬉しいです。
台湾は交通事故は多い!念の為の海外旅行保険
台湾は人口当たりに換算すると日本の5倍以上の交通事故が発生しています。(外務省)
台湾に旅行していても私も何度も事故を見かけました。Uberを含むタクシーに乗車する時は特に注意しなければなりませんが、対策はシートベルトを締めること。命はドライバーに預けることになります。
Uberのドライバーはタクシーのドライバーよりは慎重に運転しますが、万が一に備えて海外旅行保険に加入することをおすすめします。
海外旅行保険は生命保険会社などで1日当たりいくらという形で販売していますが、実は無料で海外旅行保険をゲットすることが可能です。
クレジットカードの付帯サービスで、おすすめはエポスカードです。
エポスカードのポイント
- 入会費、年会費無料
- 交通事故などの傷害時最大200万円まで保証
- 新型コロナなどの疾病時最大270万円まで保証
- 台湾で現金がなくなった時コンビニATMでキャッシング可能
- 自動付帯なので持っているだけでOK
何と言っても無料で大きな安心が手に入るのでおすすめです。是非ご検討ください。
まとめ

台南市内
旅行とは限られた時間をいかに有効に使うかです。移動する時はタクシーは便利です。しかしタクシーには若干の不安もつきまといます。
Uberはそんな不安を完全に払拭する素晴らしいサービスだと思いました。これを読んでいる皆さんも次回台湾にいく時は是非使ってみてください。本当に楽で確実で安心です。
Uber対象外の地域なら仕方ないですが、私はもう普通のタクシーには乗りたくありません。台湾を歩くこともすごく好きなのですが、限られた時間で次の目的地に早く行きたい、雨が降ってきたなんていう時はUber一択です。
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