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台湾旅行におすすめのクラウドSIM携帯型Wi-Fiの魅力を解説

2023年10月8日

クラウドSIMのポケットWi-Fiは日本でも台湾でも大活躍

クラウドSIMって何?

台湾でネットを使う方法は色々ありますが、ここではクラウドSIMを解説します。

こんな悩みありませんか?

スマホの悩み

  • 中華電信が通信障害になった。どうしよう?
  • 海外に行くのにいちいちSIMを入れ替えるのは面倒
  • 自宅の光回線+外出時の通信費用が高すぎる

昨今通信障害は多いですよね。台湾や海外に行く時SIMを入れ替えたり、何か設定したりするのも確かに面倒です。

また、物価高のご時世もあり、通信費用はできるだけ抑えたい。

これで解決!

そんな悩みを解決できるのがクラウドSIMなのです。

クラウドSIMって何?と言う話から、どう使うと利便性が高いのか、おすすめのクラウドSIMも含めてご紹介します。

SIMカードやeSIM、レンタルWi-Fiなどの他の接続方法は下記をご参照ください。

→ 台湾で安全・快適にインターネット接続するおすすめの方法まとめ

クラウドSIMの基礎知識

数年前までは海外でネットを使う方法は、SIMカード、レンタルWi-Fi、国際ローミングしか方法はありませんでした。

しかしここ数年の新しい技術によりeSIMそしてクラウドSIMと言う方法が追加されました。

今回はこのクラウドSIMについてお話します。

クラウドSIMって何?

見た目は携帯型Wi-Fiと同じなので、自宅でも外出先でも使える端末です。

しかしWi-Fi端末にSIMカード情報がなく、クラウドサーバー上でSIM情報を管理する最先端技術です。クラウドWi-Fi、マルチキャリアLTEなどとも言います。

クラウドSIMのメリットとデメリット

メリット

  • 常に自動で最適な回線を選択しネット接続される(圏外が少ない)
  • 海外でも同じように使える
  • トータルの月額通信費用を抑えられる

デメリット

  • 自分の好きな回線を選べない
  • 海外接続の場合は割高になる場合がある
  • 契約期間がある場合がある

クラウドSIMがおすすめな人

クラウドSIMはあくまで日本国内での通信費用を節約し、いつも快適なネット環境を使えるというのが最大の目的なので、海外利用だけがお得になるというものではありません。

お得さよりも利便性が最大のポイントです。何と言っても端末1台あれば、どこかに申し込みをしたり、設定をしたりといった手間が皆無になるのです。日本でも海外でもこれ1台なのです。

こんな人におすすめ

日本での通信費用を節約したい人で、さらに複数端末の接続が必要で、台湾や海外にはたまに短期旅行に行く程度の人

台湾に年間何度も行く乗客証を持っているレベルの人はahamoや楽天モバイルと契約した方が節約になります。

→ 「ahamo」vs「楽天モバイル」?台湾でベストな国際ローミング

また、スマホは複数使わず、日本では格安SIMなどで節約できている人は台湾ではeSIMやSIMカードを使った方がお得です。

→ 台湾旅行用におすすめのeSIM厳選10選-価格やサポート体制を徹底比較

今までのWi-Fi端末との違い

従来のWi-Fi端末はSIMカードが入っており、特定の通信事業者の回線しか使うことができませんでした。

例えばdocomoのWi-Fi端末なら、日本国内でdocomoの回線しか使うことができません。

ところがクラウドSIMはSIM情報を全てクラウドサーバー上で管理しているため、いつでも最適な回線を自動で判別し、通信します

サービスを提供する会社が通信事業者各社と契約し、そのデータをサーバー上で管理していることで可能になった技術です。

  利用回線 利用国
今までの携帯型Wi-Fi 契約した会社の回線のみ 日本のみ
クラウドSIM携帯型Wi-Fi 最適な回線を自動で選択 世界中

例えば日本でクラウドSIM対応端末を使う場合はこんな感じです。

docomo、au、SoftBankの内、その時間その場所で最も良い回線が自動で選択され、通信します。

台湾で使うなら同様にこんな感じになります。

中華電信、台湾大哥大、遠傳電信の内、その時間その場所で最も良い回線が自動で選択され、通信します。

日本だけでなく台湾を含む世界中で使える

日本でしかサービスを提供していない会社もありますが、海外でも同じように利用できる会社もあります。

日本と同じことが世界中ほとんどの国で可能で、端末1台あれば電源をオンにするだけで、世界中でそのまま使えるのです。

自動で回線を選択するメリットは、安心感です。リスク回避。

メリット

  • 田舎や山間部など人口が少ない場所でも圏外になりにくい
  • どこかの通信会社に障害が発生しても、他の回線に繋がる

しかし、自分で好きな回線を選択することはできません。

通信費用を節約できる

自宅のWi-Fiルーターでの通信費用+外出先でのスマホの通信費用がこれ1台の端末だけで済む上に、通信費用も大容量の割にはほとんどの場合で格安なので、月額のトータル通信費用を節約することができる可能性が高いです。

およその料金ですが例を出してみるとこんな感じです。ケースバイケースですが、1/3くらいに節約できる可能性があります

  一般的なネット接続方法 クラウドSIM
自宅 光回線+プロバイダ 5,000円 クラウドSIM契約 3,000円
外出先 docomoなどと契約 5,000円
合計 約10,000円/月 約3,000円/月

一般的なネット接続方法ではこれら以外に、工事費やWi-Fiルーター購入費なども必要になる場合もあります。

なお、クラウドSIMの海外利用時は1日利用につきいくらという料金形態になっている場合が多く、長く滞在すると他の方法より高くつく場合もありますので注意が必要です。

また、多くは契約期間があり、途中で解約する場合は違約金が発生する場合があります。

基本的にクラウドSIMは、日本国内をメインに使用することを前提にたまに外国旅行に行く程度の人におすすめです。

おすすめのクラウドSIMルーター

日本だけでなく、台湾を含む海外対応サービスも提供しているクラウドSIM型Wi-Fiルーターを紹介します。

クラウドSIM比較表

契約期間はあってもオプション(有料)で縛りなしにできる会社もあります。

また台湾での利用時は1日1GBまでなどデータ量が決まっている場合があります(それ以上は低速モード)。

各社とも、お試し期間の設定や最初の何ヶ月は安くなるといった内容のキャンペーンを不定期に実施しています。

また、料金などの内容は変更になる場合がありますので、詳細は公式ページをご確認ください。

下記内容は2023年10月の情報です。

  データ量 契約期間 月額料金 台湾日額料金例 お試し期間 縛りなし
クラウドWiFi 20GBなど なし 2,580円など 750円(1GB) なし なし
AIR-WiFi 100GB 1年 3,278円 1,200円(1GB) 1ヶ月 330円
ギガWi-Fi 100GBなど 2年 2,695円など 1,200円(1GB) なし なし
クイックWiFi 50GBなど 2年 2,948円など 1,320円(1GB) 8日 なし
契約なしWiFi 100GBなど なし なし 1,480円(1GB) なし なし

おすすめは台湾に良く行く人は台湾日額最安のクラウドWiFi、滅多に台湾に行かない人は国内月額料金最安のギガWi-Fiです

クラウドWiFi

クラウドWiFi

(画像:クラウドWiFi公式ページ)

台湾旅行時の通信費用が最安。最もおすすめできるのはクラウドWiFiです。

他社は台湾で1日1GBだと1,000円を越えますが、クラウドWiFiは格安です(750円)。日本でも台湾でも使いたいならイチオシです。

またクラウドWiFiの運営会社は海外で使用できるレンタルWi-Fiも提供しています。まずはレンタルして台湾で試すことも可能なのです。

詳細は下記記事内の「海外WiFiレンタルショップ」を見てください。

→ 台湾で使えるおすすめレンタルWi-Fiルーターを徹底比較

クラウドWiFiの特徴

  • 契約期間がないので、解約手数料も0円
  • 20GB/50GB/100GBの選択肢

1ヶ月に使うデータ容量に応じて3つの選択肢があるので、最適なプランを選択でき、これ1台で世界134ヶ国で利用できることを考えると、その利便性とコスパは最強です。

→ クラウドWiFiの詳細はこちら

契約期間の縛りなし

クラウドWiFi公式ページを見る

台湾では1日1GB750円

AIR-WiFi

AIR-WiFi

(画像:AIR-WiFi公式ページ)

クラウドSIMとはどんなものか試したい人は1ヶ月お試しができるAIR-WiFiがおすすめです。

クラウドSIMとはどのように便利で快適なのかを試すならAIR-WiFiしかありませんね。さらに契約期間も1年と短いので、1年試してみるということも可能です。

AIR-WiFiの特徴

  • 1ヶ月無料で試せる
  • 縛りなしオプション330円でいつでも解約可能に

ただし台湾での利用時には1日で1,200円もかかってしまうので、eSIMなど他の接続方法の方が断然安く済みます。

1台持っていれば手続きも設定も不要という利便性を重視するなら、たまに行く短期滞在なら許容範囲かもしれません。

→ AIR-WiFiの詳細はこちら

1ヶ月無料お試し可能!

AIR-WiFi公式ページを見る

オプション加入(330円)でいつでも解約可能

ギガWi-Fi

ギガWi-Fi

(画像:ギガWi-Fi公式ページ)

日本国内使用に限れば業界最安クラス。安さを優先し、通信費用のコスト削減を考えるならギガWi-Fi一択です!

ギガWi-Fiの特徴

  • 大容量100GBプランが破格の安さ
  • ミニ従量プランあり(月額550円で維持可能)

100GB大容量プランで2,695円と激安。さらに使った分だけ使用料を支払うミニ従量プランもあり、こちらも5GB550円〜と激安。

つまり1ヶ月の最低維持費は550円なので、いつも使っている回線にトラブルがあった時の予備としても優秀。

ただし台湾での長期滞在時の利用はおすすめしません。あくまで日本国内メインを考え、台湾など外国にはたまにしか行かない程度の人には超オススメです。

→ ギガWi-Fiの詳細はこちら

100GB業界最安級価格

ギガWi-Fi公式ページを見る

使った分だけお支払いのミニ従量プランもあり

クイックWiFi

クイックWiFi

(画像:クイックWiFi公式ページ)

台湾では1GBプラン(1,320円)の他に500MBプラン(990円)もあるのであまりネットを使わない人にはおすすめ。

クイックWiFiの特徴

  • 会員特典として電子書籍1万冊読み放題になる「ビューン@」月額無料
  • 8日以内のキャンセル無料

台湾での1GBプランは高いですが、500MBプランも用意されているので、台湾ではそんなにネットを使わない、もしくはフリーWi-Fiを活用すると言う人には選択肢になるでしょう。

→ 台湾のフリーWi-Fi事情 - ネット接続はこれだけでOK?

国内利用も50GB、100GBプランともリーズナブルなので、使い慣れた端末1台を持って気軽に台湾に行けます。

→ クイックWiFiの詳細はこちら

ビューン@で電子書籍読み放題

クイックWiFi公式ページを見る

台湾500MBプランあり

契約なしWiFi

契約なしWiFi

(画像:契約なしWiFi公式ページ)

契約なしなので、月額費用なし、解約自体も不要。10GB/100GB買い切り型のレンタルではないWi-Fi。

これは他社と比較すると特殊です。レンタルではなく買い切り。ギガが足りなくなったら、追加チャージしていくというタイプです。

契約自体が不要なので解約も不要。使いたい時に使いたいだけ使うことが可能。

例えば普段は3大キャリアを使っていて、(通信障害など)何かあった時の予備として使うこともできるし、これをメインにして使うこともできます。

契約なしWiFiの特徴

  • 買い切り型で365日10GBまたは100GBのプラン
  • 台湾含む海外136ヶ国でも使用可能

ただし台湾など外国での利用はやや割高なので、主に日本で使うことを想定し、外国にはたまに行く程度の人には最適です。

→ 契約なしWiFiの詳細はこちら

月額費用なし・送料無料・解約不要

契約なしWiFi公式ページを見る

レンタルではない契約なしWiFi

まとめ

桃園市内

桃園市内

クラウドSIMは、台湾など海外にたまに行く程度の人には最適です。

  おすすめな利用者像
クラウドWiFi 台湾での接続料金最安。日本でも台湾(海外)でもバランス良く使いたい人におすすめ
AIR-WiFi 1ヶ月無料でお試しができるので、クラウドSIMを試したい人におすすめ
ギガWi-Fi 日本国内で使う分には料金は業界最安級。日本で通信費をできるだけ安くしたい人におすすめ
クイックWiFi 台湾では500MBプランがあるのであまりネットしない人におすすめ
契約なしWiFi 契約なしなので楽。使いたい時に使ってチャージして使ので自由に使いたい人におすすめ

それぞれ特徴がありますが、日本でも台湾でもお得に使いたいというバランスを考えるならクラウドWiFiが最適ですね。

他社は日本で格安大容量の通信を第一に考えて、台湾で使うことはおまけ程度に考えた方が良さそうです。少なくても年に何度も台湾に行ったり、長期滞在する人には向いていません。

おすすめの利用方法

まずは台湾旅行でクラウドSIMの実力を試してみませんか?

上記クラウドWiFiの運営会社が台湾で使えるクラウドSIM搭載Wi-Fiルーターをレンタルしています。

レンタルなので短期間、少額でお試しすることが可能です。

→ 海外WiFiレンタルショップの詳細はこちら

台湾での実際の使い勝手を経験してから、世界で使えるクラウドSIMを検討してみると良いかもしれませんね。

日本でも世界でもこれ1台でネットができる時代が来ました。今のところWi-Fiルーターが必要ですが、この技術そのものがスマホに搭載されれば最強だなと思いませんか?

実は既に一部のスマホやタブレットはクラウドSIMに対応したタイプも発売されています。

まだまだ数は少なく一般化していませんが、今後はクラウドSIM搭載スマホが一般化する時代になってくるかもしれませんね。

  • この記事を書いた人

NOBU

東京出身、沖縄在住の50代男。文筆業・ネットショップ運営の個人事業主。
曽祖父、祖父が日本統治時代に台北に住んでいたこともあり、実父も台北生まれ。 好きな街は鹿港と台南。住んでみたい街は台中。台湾旅行で得た情報や楽しく快適に旅行できるノウハウなど台湾情報を発信中。
台湾華語検定(TOCFL) A1級 / 台湾検定(国際知識検定) 受験予定 / 台北新四国八十八ヶ所霊場研究家

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