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日本円を台湾ドルにお得に両替するおすすめの方法を徹底考察

2023年9月21日

2023年最新版 日本円を台湾ドル(台湾元)に両替する方法

桃園空港の台湾銀行両替所

桃園空港の台湾銀行両替所

この記事はこんな方におすすめ

  • 台湾ドルはどこで両替できるの?
  • 台湾ドルはどこで両替するのがお得なの?
  • 結局おすすめの両替方法は?

台湾に行く計画だけど、台湾の通貨である台湾ドルはどこでどう入手するのがお得で便利なの?という疑問をお持ちの人に最適解が見つかるよう考察していきます。

まず台湾はここ数年で急激にキャッシュレス化が進んでいます。可能な限り現金を使わないという方法も選択肢としてありますが、それでも現金が絶対に必要な場所はまだまだ多いのが現状です。

両替するには大きく分けて日本で両替する方法と、台湾で両替する方法があります。それぞれどのような方法が良いのか検証していきます。

先に結論。

おすすめの両替方法

  • 日本で両替するなら、宅配外貨両替
  • 台湾で両替するなら、自動外貨両替機または空港の両替所

最新のレート

近いうちに5円を超えるのではないかという恐怖がありましたが、最近やや円高傾向?。でも一時期と比較すると日本円安すぎです。

外貨両替の基本

日本円と台湾ドルなど異なる通貨を売買するのが外国為替市場です。ここでの取引でその日、その時間のレートが変動します。

世界の中での日本円の価値というのは様々な経済状況や国への信用度、成長性、安定性などによって他国が判断し、日本円を売ったり、買ったりします。

その需要によって価格が上がったり、下がったりするわけです。

例えばコロナ前は円高でした。しかし現在は大きく円安になってしまっています。

コロナ前は1台湾ドル=3.5円程度でしたが、コロナ後は4.5円以上になり、実に1円以上も変動してしまっています。

たった1円と思うかもしれませんが、例えば10,000台湾ドルに両替する場合、

  • コロナ前 = 35,000円必要
  • コロナ後 = 45,000円必要

1万円もの差が出てしまうのです。それだけ日本の円安は非常に厳しいのです。

この外国為替市場で取引されたレートに準じて各銀行などは独自のレートを算出します。つまり両替する場所によってレートは違ってきます。

更に両替手数料なるものがあり、これも両替する場所で違います(一定の金額につきいくら、1回の両替につきいくらなど)。

両替手数料がないところもありますが、そういうところは若干レートが悪い場合もあります。

一般的に台湾ドルへ両替するには

各両替所が設定した独自レート+両替手数料が必要になります。

円安だからこそ、できるだけお得に便利に台湾ドルをゲットしたい人向けの記事です。

台湾の通貨って何?

現在の台湾1,000元札

現在の台湾1,000元札

これは実際に聞かれたこともありますし、そもそも台湾の通貨は呼び方が多いのが問題です。

台湾元、台湾圓、台湾ドル、ニュー台湾ドル、台幣。

呼び方は色々ありますが、台湾の通貨は一つだけです。このページでは色々書くと混乱するので台湾ドルとしています。

なぜこんなに呼び方があるのか、何で「ニュー」なのか?詳しく知りたい人は下記をどうぞ。

→ 台湾元・台湾圓・台幣・台湾ドル・ニュー台湾ドルって何が違うの?

日本で台湾ドルを入手する方法

外貨両替店(池袋駅地下街)

外貨両替店(池袋駅西口地下街)

事前に用意してから台湾に行くのは安心ですよね。日本で用意しておくのはこれが最大のメリットです。

主な方法は下記のようになります。

日本で両替する主な方法

  • 空港にある銀行の両替所
  • 金券ショップや外貨両替所
  • 自動外貨両替機
  • 宅配外貨両替
  • FX

おすすめ順に言うと

日本で両替する場合のおすすめ方法

宅配外貨両替・自動外貨両替機>街中の金券ショップ>空港の両替所

以前は街中にある都市銀行でも外貨両替はできましたが、現在はほぼできません。できるのは空港にある銀行が運営する両替所程度です。

しかし、日本の空港の両替所で両替するのだけは絶対に避けてください。他のあらゆる方法と比較しても最もレートが悪いのです。

従って利用するとしたら街中の金券ショップか宅配外貨両替です。

街中にはそのようなお店があればそこで両替しておくのは悪い選択肢ではありませんが、お店によってレートや手数料が違うので良く確認する必要があります。

また、都心には外貨を扱う金券ショップは比較的ありますが、地方にはほとんどないのが現状です。

自動外貨両替機も設置台数が少なく、台湾ドルを扱っていない場合もあります。

最近ではインバウンド需要の増大から主要な駅に設置されていたり、コンビニでも置いてある場合があります。

ただし外貨から日本円にしか両替できないタイプも多く、一部のファミマに設置されている両替機はそれです。(Traicy2024/2/9)

自動外貨両替機

地下鉄の駅にあった自動外貨両替機

FXはレートは普通ですが、両替手数料が銀行などと比べると格安なので、普段から利用している人はおすすめな方法です。

使っていない人はまずFXの口座開設、更に場合によっては外貨建ての銀行口座も用意しなければならず、ハードルは高いです。そもそも台湾ドルに対応していないところもあります。

宅配外貨両替がおすすめ

実は日本で台湾元を最もお得にゲットする方法は宅配外貨両替です。ネットで受付し郵送で届きますので、実店舗がなく、店舗の維持費や人件費が不要なんですね。だから安いのです。

また、日本国内にさえ住んでいればどこにでも郵送されますので、利便性も高いです。

しかしデメリットもあります。郵送のため、旅行直前は無理です。旅行当日まで日程的な余裕があれば日本では最もおすすめな方法です。

ある日のレートを見ると、こんな感じになります。

マネーバンク

画像:マネーバンク

おすすめはマネーバンク。7万円以上からの両替になりますが、2日以内に送料無料でご自宅に届きます

事前に台湾ドルが用意できると、台湾到着後にどこかで両替する必要もなく、手間も時間も取られないので楽ですね。

詳細は下記の公式ページをご参照ください。

台湾で台湾ドルを入手する方法

台湾ではかなり色々な場所で台湾ドルを入手できます。主な方法は下記の通りです。

台湾で両替する主な方法

  • 空港の両替所
  • Revolutデビットカード
  • クレジットカードのキャッシング
  • 台湾の銀行や郵便局
  • 一部のホテルやデパート
  • 一部のお茶屋などの店舗
  • 自動外貨両替機

おすすめ順にするとこんな感じです。

台湾で両替する場合のおすすめ方法

自動外貨両替機>空港の両替所>クレジットカードのキャッシング>その他

しかし、最もお得なのは自動外貨両替機またはRevolutです。個別に検証していきます。

台湾の空港の両替所

桃園空港両替所

桃園空港両替所(コロナ禍明け直後でまだお休み)

台湾の空港にある台湾の銀行が運営する両替所が一番わかりやすく簡単です。レートも悪くはなく、損することもありませんので、おすすめの方法です。

パスポートを提示し、日本円を渡せば台湾ドルに両替してくれます。

デメリットは混雑して若干行列になっていることがあり、時間を取られてしまうことです。しかし何ヶ所もあるので空いているお店を探しましょう。

空港の両替所は全て台湾の銀行が運営しています。両替のコツは両替手数料が一度で30元取られるので、できるだけ多く両替しておくことです。

例えば友人と一緒の場合でも、別々だと60元ですが、一緒に両替すれば30元で済みます。

Revolutデビットカード

Revolutを知っている人はきっと海外旅行好きな人でしょう。何しろ両替手数料無料なので基本的に一番お得な方法です。レートも良いです。

有料のプランもありますが、無料プランの場合、日本円で25,000円までの両替が無料で、台湾のATM引き落とし手数料も無料です。

日本円や外貨の管理はアプリ上で行います。海外への送金も無料で可能です。

手順は銀行振込による日本円の入金をアプリ上で台湾ドルに両替、それを台湾のATMで引き落としする形です。

え?それって最強じゃないの?と思いますよね。でも、デメリットもあるのであまりおすすめはしていないのです。

デメリットは英国の会社なので英国の為替取引の時間外は両替手数料が有料になること、不正利用や紛失などのトラブルがあっても(現在のところ)全て英語での問い合わせしかできないこと。

そして更にRevolutは銀行ではないので預金保険法の適用外になり、万が一倒産した場合でも入金してあるお金は保証されない可能性があるのです。

海の向こうの会社の財務状況など調べるのも大変ですし、昨今世界的に大手の金融機関でさえ倒産することがしばしばあります。

そのようなリスクがあっても使いたい人は自己責任でどうぞ。ただ万が一のこともあるので多額のお金を入れておくことは避けたほうが良いと思います。

Visaのタッチ決済は対応していますので、普通にお買い物に使うという選択肢もありです。

なお、クレジットカードではなくデビットカードなのでチャージが必要です。現金チャージした分のみ引き落としが可能になります(クレジットカードでチャージした分は引き落としはできません)。

また、当たり前ですがスマホを使える状態にしておく必要があります。おすすめはギガ残量を気にしないで使えるデータ無制限のHolaflyのeSIMです。

日本で事前に用意できるeSIMやSIMカードで無制限のタイプは今はHolaflyしかありません。チェックしてみてください。

クレジットカードのキャッシング

実はRevolutの次にお得な方法はこれです。空港で両替するよりもお得になるケースが多いのです。

海外で使えるVisaやMasterの提携カードであれば台湾の駅やコンビニにあるATMで台湾ドルを引き出すことができます。ATMは多いので利便性は最高です。

レートは一般に(空港の両替所を含む)銀行より若干悪いですが、これはカード会社はレートの中に海外事務手数料を含んでいるためです。

海外事務手数料が上乗せされている上にキャッシングなので利息もかかりますが、その代わり両替手数料が無料なのです。トータルで考えると空港の両替所より安く済むケースが多いのです。

しかしキャッシングというものに心理的な抵抗がある人も多いです。それにお得にするためには繰り上げ返済の手続きなども必要になるため無理におすすめはしませんが、この方法を覚えておくといざという時便利です。

空港で両替した台湾ドルが、お土産買いすぎてなくなってしまった。どうしよう?

なんていう時に便利です。実際は使わないにしても、こんな方法があるということを覚えておきましょう。

台湾でキャッシングもできて、Visaタッチ決済もできて、更に無料で海外旅行保険に加入できるエポスカードがおすすめです。無料で発行、維持できますので一度ご検討ください。

→ エポスカードはなぜ台湾旅行におすすめなのか?詳しく解説します

台湾の銀行や郵便局での両替

全ての店舗で可能なわけではない上に、時間も手間もかかり、更に営業時間も限られています。

それにそもそも中国語が話せないと難儀する場合もありますので、旅行者にはあまりおすすめしません。

レート的には良いので在住者には良い方法かもしれませんが、時間が限られていて、しかも中国語が話せない旅行者にはハードルが高いです。

参考までに下記サイトで郵便局や台湾の銀行のレートがわかります。

表の現鈔買入という部分の数字が大きいほどレートが良いのですが、表の右に手数料の欄があります。手数料無料のところもありますし、一回につき100台湾ドルのところもありますので注意が必要です。

台湾のホテルやデパート

台中のタロコモール

台中のタロコモール

これも全ての店舗で対応しているわけではありません。

ホテルの場合はまず5つ星レベルの高級ホテルのみだと思った方が良いでしょう。しかも宿泊者に限る場合もあります。

デパートも全てのデパートで対応しているわけではなく、大手の新光三越や遠東SOGOなどに限られますし、全店舗で対応しているわけでもないようです。

また台北なら101ショッピングセンターや台中のタロコモールなどの大型商業施設でも対応しています。

メリットは銀行や郵便局とは違って、土日祝日も営業していることです。

しかしホテルもデパートもレートはあまり良くないので、どうしてもという時以外は利用する必要はないと思っていた方が良いです。

お茶屋さんなどの店舗

昇祥茶行

台湾では銀行と提携した一般の店舗でも両替が可能な場所があります。しかし数は少ないので、わざわざ出向いて行くほどでもありません。

レートは良いとは言っても交通費を使って行ったら逆に損しますので、たまたま近くのホテルに宿泊した、近くまで行く用事があった場合に限られます。

昇祥茶行(お茶屋)、銀樓(貴金属店)などが有名です。

中でも昇祥茶行は特に有名で、日本人の利用者も多いですが、台北の中山周辺に行く場合に限られますので利便性は良くないです。(住所:台北市中山區長春路52號)

しかし美味しい台湾茶も買いたいという人には便利なお店かもしれませんね。

銀樓は街中に多くありますが、全ての店舗で両替が可能というわけでもありません。店先に両替レートの電子掲示板などがあればそこは両替可能ですが、やはり利便性は劣ります。

自動外貨両替機

桃園空港の自動外貨両替機

桃園空港の自動外貨両替機

桃園空港到着ロビー兆豊銀行両替所脇に初めて設置されて以降、一部の商業施設や銀行などにも設置が進んでいるようです。

先日行った時(2023年10月)は、上記の兆豊銀行のカウンターには人が並んでいましたが、両替機はガラガラでした。現状は日本円、中国人民元、アメリカドルだけが対象だからかもしれません。

また、年配の方などは機械の操作自体が苦手ということもあるでしょう。

自動外貨両替機は手数料が不要です。空港の両替所とレートは同じでも、手数料不要なので、もし気がついたらここで両替するのが一番のおすすめです。

また、桃園空港第1ターミナルのMRT駅改札横にも自動外貨両替機がありました。

桃園空港第1ターミナル駅にある自動外貨両替機

桃園空港第1ターミナル駅にある自動外貨両替機

自動外貨両替機は現状では台湾全体で考えると設置台数が少ないため、利便性は低いです。しかし、今後更に設置台数も増え、台湾各地にも設置されると最善の方法になりますね。

台湾ドルへの両替まとめ

台湾の紙幣と硬貨

台湾の紙幣と硬貨

冒頭に書いたようにお得でおすすめの方法は日本の宅配外貨両替か、台湾の自動外貨両替機か空港の両替所です。ただし現状設置台数が少ない自動外貨両替機は利便性に劣ります。

上記のおすすめ方法の内、さらにどれが一番おすすめかと言うと、台湾の自動外貨両替機>空港の両替所>日本の宅配外貨両替の順です。

お得だということだけを重視するなら、Revolutデビットカード。

利便性を重視するならクレジットカードのキャッシングですね。

台湾では多額の現金を持ち歩かず、一部を悠遊カードなどの電子マネーにチャージ、そしてApple PayやGoogle Payが使えるお店では使いながら、クレジットカードも併用しましょう。

悠遊カードなどの電子マネーについては下記をご覧ください。

→ 悠遊カードしか持ってない?台湾のICカード(電子マネー)を詳しく解説

最近はLINE Payが使えるお店が増えています。台湾のモバイル決済については下記をご覧ください。

→ 台湾でPayPayって使えるの?台湾のモバイル決済の現在地

海外で安全・快適にインターネット接続する方法はこちら!

→ 台湾で安全・快適にインターネット接続するおすすめの方法まとめ

格安航空券とホテル予約最安はここ!

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  • この記事を書いた人

NOBU

東京出身、沖縄在住、50代男。個人事業主。
日本統治時代に曽祖父、祖父、父が台湾に住んでいました。台湾は父の故郷です。 このブログでは台湾旅行で得た情報や楽しく快適に旅行できるノウハウなど台湾情報を発信中。
台湾華語検定 A1級 / 台湾検定 1級 / 台北新四国八十八ヶ所霊場研究家 / 台湾雑貨オンラインストア運営
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