目次
レンタルWi-Fiでおすすめは「海外WiFiレンタルショップ」
海外WiFiレンタルショップを知っていますか?他のレンタルWi-Fiとはちょっと違う特色を持ったレンタルWi-Fiです。
海外でスマホを使うためには色々な方法がありますが、今回台湾でレンタルWi-Fiを借りて実際に使用してみました。
リーズナブルでサポートもしっかりしており、また機器のグレードも良さそうなのがポイントです。
このページでは海外WiFiレンタルショップの機器を実際に台湾で使ってみた感想を掲載しています。
他社も含めてレンタルWi-Fiを検討したい人は下記をご覧ください。
→ 台湾で使えるおすすめレンタルWi-Fiルーターを徹底比較
海外WiFiレンタルショップのポイント
レンタルWi-Fiでこんな不安ありませんか?
レンタルWi-Fiの不安
- 旅行当日に空港で受け取りだが、場所がよくわからない。手続きにも時間がかかる
- 都合でレンタルWi-Fiを使わない日があるけど、料金がかかる
- 家族で使うため接続台数が多いので大丈夫か心配
- 台湾での接続先の通信会社が通信障害になり、どうにもならなくなった
ほとんどの他社のレンタルWi-Fiはこれらの問題を解決できていません。
しかし実はこれらの不安をすべて解消できるのが、「海外WiFiレンタルショップ」なのです。
旅行2日前に自宅に機器が届く
海外WiFiレンタルショップは旅行2日前に機器を受け取れます(オプションで5日前も可能)。事前に用意できるので本当に安心です。
レンタルWi-Fiの多くの会社は、webで申し込みできますが、空港で機器の受け取りや返却をする会社が多いです。
しかしその受け渡しの場所を探す手間、手続きする手間、そして何より旅行中に大切な時間を奪われるのが大きな欠点でした。
さらに言うと、何かの事務的な手違いがあって受け取れないなんて言うことになったら、旅行当日にオロオロしてしまいますよね。
そのため郵送で受け渡しや返却が可能なのが個人的には最大のポイントでした。若干の送料が必要だとしても、旅行当日に時間と手間を取られるよりはマシだと私は思いますが、どうでしょうか?
自宅で受け取ったら、あとは持っていくだけです。
使わない日は通信料0円
例えば、ノマドワーカーが台湾のホテルで1日中パソコン作業をするような日がある場合や、台風直撃でホテルに缶詰になってしまった場合などはホテルのフリーWi-Fiだけで十分です。
他社ではそれでも1日分の通信料がかかりますが、海外WiFiレンタルショップなら0円です。(機器レンタル料金はかかります)
台湾にはフリーWi-Fiも多いです。使い方次第でお得に旅行を楽しめます。
接続台数は10台までOK
他社のほとんどは接続台数は5台までです。しかし家族やグループで旅行するような場合は、5台では足りない場合もあるでしょう。
海外WiFiレンタルショップではグレードの高い機器を使用していますので、接続台数は10台まで可能です。
スマホ2台、タブレット、ゲーム機、パソコンなどをどんどん接続できます。安心ですね。
クラウドSIM採用の端末
一般的にはレンタルWi-Fiを台湾で使う場合、特定の通信事業者にしか繋がりません。台湾では例えば中華電信、台湾大哥大、遠傳電信などです。
その会社のSIM情報が端末に入っているので、そこにしか繋がりません。
しかし、昨今日本でもそうですが、通信障害というものはどこでも起こりえます。近年でもdocomoやauが大規模通信障害を起こしたことは記憶にある人も多いでしょう。
でも日本ならともかく、外国で旅行中に通信障害になったらどうなるでしょう。大変困りますよね。
それを防ぐことができてしまうのがクラウドSIMです。
クラウドSIMとは、機器にSIM情報はなく、SIM情報をすべてクラウドサーバー上で管理する最先端の技術です。
しかもその国の主要通信事業者のSIM情報が複数あるので、その日、その場所で最適な回線に自動で接続するのです。
具体的には、次のようなメリットがあります。
クラウドSIMのメリット
- 中華電信が通信障害になっても、台湾大哥大に繋がる
- 過疎地や山間部でもどこかの回線に繋がる可能性が高いので圏外になりにくい
他社でこの技術を採用している会社は現在のところほとんどありません。他社との差別化という点で非常に重要なポイントです。
なお、クラウドSIMはこのようにレンタルではなく、日常使いとして自宅や外出先だけでなく、日本や海外の多くの国で普通に使うことも可能です。
興味のある方は下記をご覧ください。
→ 台湾旅行におすすめのクラウドSIM携帯型Wi-Fiの魅力を解説
クラウドSIMのデメリット
クラウドSIMという技術の特徴は上述のように、世界で使えること、そして各国で複数の通信事業者の電波をキャッチできることですが、デメリットもあります。
これらのデメリットは海外WiFiレンタルショップだからというわけではなく、現在のクラウドSIMという技術のマイナスポイントです。
デメリット
- 一般的なWi-Fi端末と比較すると速度が遅い
- 自分で好きな回線を選べない
実際の速度に関しては後述しますが、遅い原因は現状クラウドSIMは4Gまでしか接続できない理由が大きいようです。
日本も台湾も今は市街地のかなりの場所で5Gのサービスが始まっています。当然5Gの方が圧倒的に早く、4Gはそれに大きく劣ります。
また、回線の混雑具合や接続台数などによっても大きく変わってきます。今後いつかは5G対応になると思いますが、遅い場合もあるということは頭に入れておいた方が良いです。
また、自動で回線を接続するため、例えば台湾で中華電信ではなく、台湾大哥大の回線を試したいと言っても、それはできません。どこかの回線が自動で繋がる、そういうシステムだからです。
海外WiFiレンタルショップを台湾で使う場合の料金
2泊3日の料金をシュミレーションしてみました。価格は税込です。
2023年10月現在の価格です。価格は変更になる場合がありますので、詳細は公式ページでご確認ください。
プラン | 通信料 | 機器レンタル料 | 往復送料 | 合計 |
1GBプラン | 1,500 | 660 | 1,100 | 3,260 |
無制限プラン | 2,100 | 660 | 1,100 | 3,860 |
店頭で機器を受け取る場合は送料は返却時のみとなりますので半額の550円となります。自宅やコンビニ受け取りの場合は上記の通りです。
1人で1台しか端末を使わないのであればやや割高に感じてしまいますが、複数台接続する場合や数人で使うことを考えたら激安ですね。
選べる安心保証
画像引用:海外WiFiレンタルショップ
安心保証は未加入という選択肢もありますが、万が一の紛失や破損などのリスクを考えると加入しておいた方が無難だと思います。
わずかな料金で大きな安心が手に入ります。
海外旅行にはリスクはつきものです。ロストバゲージは誰でも起こり得ますし、盗難や破損の恐れもあります。ぜひ検討してみてください。
海外WiFiレンタルショップから自宅へ届いた機器を確認
さて、台湾に出発する2日前に予定通り、自宅に機器が郵送されてきました。ちなみに佐川急便の日時指定で配送されてきました。
実際に送られてきたセットは上記の写真の通りです。
端末と電源、タイプCのUSBコード、そして説明書。ポーチにはそれぞれが綺麗に収まるポケットがあります。
渡航前の事前設定 | |
渡航前に事前設定をします。
事前設定
- スマホやタブレットの「モバイルデータ通信」と「データローミング」の設定をOFF
- スマホやタブレットのアプリの自動更新やクラウドサービス等の設定をOFF
- ご渡航先に到着してからWiFi端末の電源を入れてください
上記3点についての説明や設定方法が掲載されていますので、初めての方でも安心です。
1番は渡航直前または飛行機の中でも大丈夫です。日本で使っている通信事業者によっては、これをしておかないと勝手にローミングが開始され、通信料が発生してしまう可能性があります。
2は通信量を節約するための設定です。これも直前でOKです。
海外WiFiレンタルショップのDHA AIR1という端末
海外WiFiレンタルショップで今回レンタルをしたところ、届いた端末はDHA AIR1という機種でした。
重さは130gなのでかなり軽いです。サイズは126×68×12.1cmというサイズです。iPhone13と比較するとこんな感じです。
そんなに大きくもなく、軽いので邪魔になるほどでもないですね。
ちなみに海外WiFiレンタルショップが公表している連続駆動時間は12時間ですが、メーカーによると最大17時間(3,000mAhのバッテリー内蔵)とのことです。
何台接続するかや、通信状況や外気温などによってもバッテリーの持続時間は大きく変わってきますので、余裕を見て12時間としていると思いますが、私が使った感じでは確かに減りは遅かったです。
別途バッテリーを持ち歩かなくても使用状況や環境によっては、朝から晩まで耐えられるかもしれませんが、やはりスマホ自体の電源供給のことも考えると別途モバイルバッテリーは持ち歩いた方が良いと思います。
安心と信頼のANKERがおすすめです。
海外WiFiレンタルショップ端末の台湾到着後の使い方
電源を入れて「かんたん接続QRコード」をタップ。
表示されたQRコードをスマホで読み取るだけです。パスワードの手入力すら不要で超簡単。
この画面が表示されたら「接続」をタップで完了です。
念のため設定を確認してみましょう。WiFi端末と同じSSIDが表示されていれば接続は成功です。通信するアプリを何か起動してみましょう。
海外WiFiレンタルショップ端末の接続先とスピードテスト
前述のように、台湾での接続先はクラウドSIMを使っているため、電源を入れているエリアの最適な電波を自動でキャッチします。
そのため場所や時間によって、中華電信だったり、台湾大哥大だったりするのですが、今回確認した限りではずっと中華電信に接続していました。
実際の通信速度
スマホを2台接続しており、外気温は26〜28度くらいの環境でした。
台北市内で朝スピードチェックをしたところ、上記のような数字でした。上り下りとも10Mbps以上あるので、特に体感的に遅いとも感じることなく普通に使えました。
10Mbpsあるとwebの閲覧やSNSの投稿、あるいはYouTubeの動画視聴も問題ありません。
よほど大きなファイルをダウンロードする時でない限り、10Mbpsと100Mbpsは体感的にはほとんど差はありません。
実際は5Mbpsあれば通常の使用には問題ありません。ストレスなく使えます。
しかし回線が混んでいるかもしれない夕方に計測したところ、下りは20Mbpsでしたが、上りが1.8Mbpsとなっていました。
下りは十分ですが、上りがこの数字だと例えばSNSに写真付きで投稿する時などに、やや時間がかかる場合があります。
実際にSNSに写真付きで投稿してみましたが、通常時と比較して投稿完了まで少し待つ感じがありました。
通信できないレベルではないので大きな問題ではありませんが、若干のストレスを感じる程度で許容範囲でしょうし、この時だけのことでした。たまたま混雑していたようです。
良い数字ばかり並べ立てるよりは、現実にはこんな時もあり得るよということであえて掲載しておきます。
ただ、下りは十分な速度なので、webやマップ、SNS、動画の閲覧なども体感的には特に問題はない感じですね。
海外WiFiレンタルショップまとめ
他社にはなかなかない特徴をまとめると
ポイント
- 空港ではなく、事前に自宅で機器を受け取れる
- 使わない日は通信料0円
- 接続台数は最大級の10台までOK
- 最新技術のクラウドSIM対応
海外WiFiレンタルショップの端末は台湾で特に問題なく使える端末です。料金以上の価値はあると思います。
ネットでレンタルWi-Fiを検索すると、もっと安い会社もありますが、その内容をよく確認してみましょう。
まずは下記公式サイトで海外WiFiレンタルショップの概要をぜひご確認ください。
台湾で人気のある主要レンタルWi-Fiは下記で徹底比較しています。他社の情報もよく確認して、レンタルWi-Fiで楽しく快適な台湾旅行を!
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