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清潔・快適・駅近・夜市も近い!コスパ最高の龍山商旅
龍山商旅(ロンシャンホテル・Long Shan Hotel)に宿泊したので、ご紹介します。
コロナ後に久しぶりに台湾に行った、もしくはこれから行こうとしている人も多いと思います。
しかし航空券の高騰はさておき、円安も大きく影響、さらに台湾経済はコロナ中も伸長し続けていたこともあり、ホテルの宿泊料金は高騰しています。
特に地価・物価が高騰している台北ではそれが顕著で、誇張なしに宿泊料金はコロナ前と比較すると2倍くらいになっているところが多いのが現状です。
かと言ってゲストハウスやドミトリーは避けたく、ゆっくり静かにできる個室が欲しい。何か良いホテルはないかな・・・。
そんな中、コスパ最高で立地も最高なホテルを見つけました。
本当は教えたくないおすすめホテル【龍山商旅】の基本情報
台北に滞在する時、私はいつも西門周辺に宿を確保していましたが、今回(2023年10月)は違う場所に泊まろうと思い、当初は中山付近で探していました。
しかし、高い。少々まともそうな部屋だと1泊1万円程度。もっと都心部に行くとさらに高い。仕方なくまた西門あたりを探していました。
そんな時に見つけたのがこの龍山商旅(ロンシャンホテル)です。
台北駅からMRT板南線で2つ目の龍山寺駅から徒歩2分。丁度龍山寺の真裏にあるのがこのホテルです。
agodaで見つけました。
龍山商旅のポイント
- 西門駅まで1駅、台北駅まで2駅。立地最高。
- 有名観光地艋舺龍山寺に隣接
- 宿泊料金が安い
- 部屋もホテル内も綺麗で清潔
- 周辺は夜市だらけ
「ここだ!」と思いました。agodaのキャンペーンとクーポンもあってデラックスダブルの窓付き部屋で1泊5,000円程で宿泊できました。市内の同程度の部屋の半額程度でした。
龍山商旅(ロンシャンホテル)の入口
龍山寺に向かって左手の西園路一段という通りから龍山寺の裏手に回ると文舺行旅(Monka Hotel)というホテルがあります。
龍山寺の裏の壁と文舺行旅の隙間の道を奥に進むと龍山商旅の看板が見えてきました。上の画像の奥のピンクの看板です。
ちなみに文舺行旅と龍山商旅は同じ系列のホテルで、スタッフが行き来しています。文舺行旅は比較的新しく、龍山商旅は比較的古い建物ですが、内部はリニューアルしているので綺麗です。
ここが入口です。夜10時まではスタッフがいますが、それ以降は不在になり、自動ドアも停止します。
しかし夜中でも手動でドアの開け閉めはOKなので、いつでも夜市やコンビニ行けます。
フロントには誰もいないこともあります。しかし隣の文舺行旅のフロント前の窓から龍山商旅に入る人は見えるので、すぐにスタッフが来ます。
私の受付をしてくれたスタッフは男性で日本語もかなり話せる人でしたので、安心でした。このレベルのホテルで日本語OKなのは大きいです。
龍山商旅(ロンシャンホテル)の部屋の中の様子
どこのブログよりも詳しく部屋の中を紹介します。
私は4階のHという部屋でした。客室は4階までのようです。1階はフロントの奥まで行かなかったので不明ですが、2階と3階は各5部屋、4階は2部屋と倉庫みたいになっていました。
部屋の中の様子です。まずは窓が2つ。ロールカーテン付き、網戸もありますので窓を開けていても虫が入ってくる心配はありません。デラックスダブルの大きなベッドも快適でした。
室内も館内も大変清潔で、ゴミも落ちておらず、虫も見かけませんでした。
テレビ、ハンガー、ポット、冷蔵庫、ゴミ箱。そして小さな椅子としても、棚としても使える家具、使い捨てではないスリッパ2足。
引き出しが2つある鏡台兼机。椅子、電話機、テレビのリモコン、ティッシュボックス、ドライヤー。
ミネラルウォーターのペットボトル、紙コップ、ウーロン茶、コーヒーが各2。
洗面所、トイレ、シャワー。風呂はありません。洗面所とシャワーが一体化しているところもありますが、ここは仕切りがあります。
台湾では乾湿分離と言います。これは嬉しいですね。
シャワールームにはボディシャンプーとシャンプーが自由に使えるようになっています。水圧は高くて調整が必要なほどなので心配なく、温度も調節できます。2泊なのでタオルの大小2組もありました。
トイレはトイレットペーパーは捨てられません。台湾あるあるなので、これは仕方ない。
ちなみに当たり前ですが、全室禁煙です。台湾のホテルはどこでもそうです。一部の高級ホテルには喫煙室が設けられているところもあるそうですが、喫煙者は屋外に出て喫煙しましょう。
なお、勝手に使える洗濯機はありませんが頼むとスタッフが無料で洗濯してくれるみたいです。
コインランドリーは最も近い店でも徒歩10分はかかるので、洗濯が必要な人はスタッフに相談してみましょう。
龍山商旅の部屋にある電源
電源は非常に重要なポイントなので別途写真を撮ってきました。
枕元に近いのはドライヤーの上に1ヶ所 | 机の横に2ヶ所(一つは私が使用) |
テレビの下の方に2ヶ所あるが1つは冷蔵庫で使用 | 洗面所に2ヶ所。1つは曇り止め鏡用。 |
台湾のホテルの中には、電源が非常に少ないところもあり、また使い勝手の悪い妙な位置に電源がある場合もあります。
しかし龍山商旅は4ヶ所、合計5つの電源が自由に使え、また位置も問題なく、使い勝手は良いです。
龍山商旅の窓からの眺め
台北市内でこの価格で窓付きのホテルはほぼ皆無ですが、龍山商旅は窓があります。
窓からはお隣の龍山寺の屋根が見えます。
龍山寺の屋根が見えるなんて、非日常感もあってなかなか良いものです。窓には網戸もあるので、涼しい日は窓を開けていても快適です。
龍山商旅の周辺の様子
龍山寺の隣であることは何度も言いましたが、観光地でもあるので周辺にはお店が多く、また夜は周辺一体が夜市になります。
龍山寺の西側にある艋舺夜市は周辺の廣州街夜市、華西街観光夜市、梧州街観光夜市という3つの夜市の総称です。
また東側にも西昌街観光夜市という夜市があるので、台北一番の夜市天国と言っても良いでしょう。賑やかで夕飯に困ることもありません。
龍山寺周辺夜市
駅近の街中なので周辺にコンビニも多く全聯福利中心(スーパー)もあります。
龍山商旅は朝食はついていませんので、朝ごはんは外で食べることになります。上の写真は養生黑飯糰(Google Map)というお店の台湾のおにぎり。
台湾のおにぎりは長く巨大です。中身もぎっしり。1つで満腹。
日本だとおかゆというと風邪で寝込んでいる時やお腹の調子が悪い時に食べたりすることが多いですが、台湾ではおかゆは日常的に朝昼晩いつでも食べることがあります。
華西街咸粥店(Google Map)というお店で食べましたが、美味しかったです。お肉をおかずにして食べるのがおすすめ。
艋舺青山宮の前には提灯がぶら下がっていて台湾ぽいですし、古い建物が残る剝皮寮歴史街区、ハーブや薬草を売っていて、苦くて美味しい薬草茶も飲める青草巷、超有名かき氷&ドリンク専門店の龍都冰果専業家など徒歩数分に立ち寄りたいスポットも満載です。
ただし、龍山寺周辺は観光地であると同時にホームレスも多く、艋舺公園に一日中そのような人たちがいます。
とはいえ、特に怖い思いをすることもありませんし、夜でも夜市があるのでいつも人が多く、逆に安全でもあります。
でも一つだけ注意すべきなのはスリや置き引きです。昼間も夜間も観光客が多いことから、窃盗被害は起こりえます。身の回りのもの、貴重品には十分注意してください。
龍山商旅のマイナスポイント
だいたい良い点ばかり書いてきましたが、少々残念な点もいくつかあります。
マイナスポイント
- トイレットペーパーをトイレに流せない
- 朝6時になると、龍山寺からお経が聞こえる
- エレベーターがない
- 冷蔵庫があまり冷えない(私の部屋だけかも)
- 隣室の笑い声が聞こえる
トイレに関しては仕方ないですが、対処方法もあります。詳しくは下記。
→ 台湾のトイレ事情をQ&A形式で徹底的に解説-日本と何が違うのか?
私は朝5時くらいに起床していたので問題ないですが、人によってはお経の声で目覚めるという経験をする人もいるかもしれません。
エレベーターがないので大きな重い荷物を階段で運ばなくてはならない場合もあります。
他の部屋の冷蔵庫はわかりませんが、私の宿泊した部屋の冷蔵庫は「強」にしていても、常温より少し冷えるくらいしか冷えませんでした。
また、隣室との防音がやや弱く、笑い声や大きな音が聞こえることがあります。
個人的にはこれらのデメリットよりもメリットの方が大きかったので、料金を考えるとコスパは最高と思えましたが、人によって重要視する点、価値観は違います。
良い点も悪い点も考慮に入れて検討しましょう。
龍山商旅のまとめ
冒頭にも書きましたが、とにかく台北のホテル宿泊料金は高騰しています。
日本人の感覚からすると、料金に見合ったサービスが受けられないレベルのホテルも多く、1泊10,000円以上払ったのに窓もなく、日本の安いビジネスホテル以下の部屋の場合も多々あります。
そんな中、非常にコスパの良いホテルを見つけました。部屋数もそんなに多くないので、あまり人気になると今後予約が取りにくくなるかもしれないため、本当は教えたくないレベルです。
私は今後も一人で台北に宿泊する場合は常宿にしようと思っています。
コスパの良い台北のホテルを探しているなら、ぜひ一度宿泊してみてください。
→ 龍山商旅(ロンシャンホテル)をagodaで見る(口コミだけでも見てみましょう)
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