華西街観光夜市は龍山寺周辺では最もユニークな夜市
華西街観光夜市は観光夜市とされながらも、とにかくディープで主に地元民向けの夜市ですが、近年はそのディープさが人気になり観光客も増えています。
インパクトのあるデザインの入口とアーケード夜市という珍しい形式が特徴で、観光客はちょっと入りにくい感じの店や、食べるのに勇気が必要な料理もあります。
私はそんなユニークな華西街観光夜市を歩いてみました。
華西街観光夜市の基礎知識
廣州街夜市のところで詳細は書いていますが、下の地図の通り華西街観光夜市は艋舺夜市の一つです。
龍山寺周辺は夜市が多く、龍山寺は21:45で門が閉まりますが、その周辺は日付が変わる頃まで多くの人で賑わいます。
そもそも観光夜市とは、お役所主導で観光客に来てもらえることを目指して設置された夜市なのですが、結果論として地元民ばかりになったりすることもあります。
華西街観光夜市はどちらかというと地元民向けではありますが、近年になり、そのちょっとユニークな面が人気となり、今では観光客も増えてきています。
一番の特徴は夜市自体がほぼアーケード街になっていることです。言い方を変えれば、夜しか開かないアーケード商店街とも言えます。
つまり、夜市としてイメージする「飲食の屋台が並ぶ風景」はありません。
アーケードの利点は雨でも大丈夫なことです。台北は時期によっては雨が多く、予定が狂うこともあるかもしれませんが、そんな時でも華西街観光夜市ならOKなのです。
華西街観光夜市へのアクセス
最寄駅は台北MRT板南線の龍山寺駅です。駅から徒歩3分程度です。
華西街観光夜市を歩く
華西街観光夜市についてやたらとアングラ目線で記事を書いている人もいますが、実際は普通のアーケード街と変わりません。
暗い雰囲気もないですし、危険な夜市でもありません。むしろ他の夜市や商店街ではあまりお目にかからないお店が多いので楽しいです。
台湾グルメ
ざっとイメージを言うと、龍山寺駅に近い方から歩くと最初は飲食店が多く、快炒などのような台湾風居酒屋もあります。
客家料理を食べることもできます。客家人が多い地域では一般的ですが、台北では客家料理のお店はそんなに多くはありません。
魯肉飯など一般的な台湾料理を提供するお店もあるので、こういうお店なら観光客も気軽に入ることができます。
葱油餅などのB級グルメ店も多いです。
台南の担仔麺も台北で食べられます。このお店は老舗で、ガイドブックにも掲載される有名店です。担仔麺の他、海鮮料理を食べることができます。
蛇とスッポン
アーケードを奥の方に進んでいくと、なかなか面白いお店が増えてきます。ここは蛇料理。店頭には生きた蛇がいます。
スッポン料理を提供するお店もあります。日本語や英語での案内もあるので、やはり観光客も来ているのでしょう。地元密着タイプの夜市ではない証です。
私は自分の守備範囲内で食べられそうな、食べたことのない食べ物を食べるのは好きですが、蛇やスッポンは守備範囲外なので無理です。
台湾にはカエル料理も見かけますが、これも無理です。
ユニークなお店
檳榔も売っています。地方に行くとかなり多いですが、台北市内では檳榔はそんなに売っていないので、チャレンジしたい人はどうぞ。
私は未経験です。でもいつかはチャレンジするかも。
アクセサリーや雑貨を売るお店も多いですが、アーケードの奥の方に多いのは、綺麗な若いお姉さんがマッサージしてくれるお店です。
とは言っても18禁の怪しいマッサージをしてくれるお店ではなく、ガラス張りの店内で普通のマッサージをしてくれるだけです(多分)。
ただ、若くて綺麗なしかも薄着のお姉さんが施術してくれるので、男性客に人気のようでした。(写真はありません)
あまり観光客が利用しそうもないお店が多いという点ではユニークでもあります。
普通の商店街なので、こんなお店も並びます。まあ、こういう店には観光客は来ませんね。
果物が美味しいのが台湾です。美味しいフレッシュジュースを手軽に飲めるのは台湾ならではです。なんだか果物の並べ方が面白いですね。
放し飼いなのか野犬なのか分かりませんが、台湾ではよく見る光景です。
華西街観光夜市まとめ
華西街観光夜市は、夜型アーケード商店街でした。商店街なので一般のお店も多いですが、感じた特色は、
ポイント
- 珍しい料理を食べられるお店がある
- 綺麗なお姉さんのマッサージ店が多い
- 観光客向けとは思えない雑貨店も多い
ある意味、他の夜市とは一線を画した夜市であることは間違いなく、そう言う意味では特色があり、ユニークでもあります。
冒頭にも書きましたが、龍山寺周辺は夜市だらけなので、ぜひぐるっと散策してみてください。
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