台北龍山寺の東側にあるユニークな夜市「西昌街観光夜市」
西昌街観光夜市は台北市内にある夜市の一つです。
台湾の夜市に行ったことがありますか?台湾には500ヶ所を超える夜市が存在しており、大都会である台北市にも25ヶ所程度の夜市があります。
市内の中心部にある夜市はほぼ観光地化され、観光客向けの食べ物や商品が並び、また多くは観光客向けの価格です。
しかし台北市内でも中心部から少し外れた場所にある夜市は主に地元民を対象としており、結構ディープな雰囲気の夜市も多いのです。
そんな夜市の一つを紹介します。
西昌街観光夜市の基本情報
台北の有名観光地である台北龍山寺(艋舺龍山寺)周辺には4つの夜市が集中しています。まずは位置関係を確認しましょう。
龍山寺の西側に3つの夜市が集中しており、この3つは合わせて艋舺夜市とも言います。
一方の西昌街観光夜市は、龍山寺の東側にある夜市です。
このように龍山寺周辺は夜市が集中しており、また台北市内の観光客向け有名夜市とは違うディープさもある上、アクセスも容易なので、士林や饒河街などとは違う雰囲気を味わいたいならおすすめです。
西昌街観光夜市
- 毎日営業
- 営業時間:16:00〜23:30(土日は24:00まで)
西昌街観光夜市へのアクセス
台北MRT板南線の龍山寺駅(3番出口)から徒歩2分。龍山寺に向かって右手の西昌街という通り沿いで営業しています。
おすすめの観光方法
16:00に龍山寺を参拝し、17:00頃になると周辺の夜市がOPENしますので、そのまま夜はゆっくり散策&グルメを楽しめます。
西昌街観光夜市の様子
台湾の一般的な夜市はゲームや雑貨などがあったとしても、メインは台湾グルメ。飲食の屋台です。
しかし西昌街観光夜市はその逆で飲食の屋台は少なめです。
では何があるの?というとゲームはありません。西昌街観光夜市にあるのはほぼ衣料品と雑貨です。
衣料品や靴などが多い印象です。雑多な感じで売っています。
西昌街という通り沿いにはそもそもそういった衣料品の店舗が多く、そのお店が道路に商品を並べていたり、普通にフリーマーケットのように色んな商品を並べている人も多いです。
工具の専門店らしきお店も、机を出して商品を並べています。
食器。これはもう夜市というよりはフリマですね。
そんなフリマ状態の夜市ですが、その間を埋めるように飲食の屋台も出店しています。
フリマでお宝を発見しようと見て回っている人もいれば、バクバク食べている人もいる。そんな夜市です。
イメージ的には7割が雑貨、3割が飲食。そんな感じでしょうか。とにかく雑貨がメインの夜市です。
上の写真の靴屋さんのように、店の前に大量に商品を出している、という感じの店多数。
一方で商品というよりは、家から持ってきたガラクタにしか見えない感じのお店もあります。
やっぱりフリマ。自由だなあ。
これは私の想像ですが・・・。
観光夜市を名乗っているからには、当初はこのような屋台が並んでいたのかもしれません。
ところが艋舺夜市の方に人が集まってしまったため、屋台が衰退し、通り沿いの店がどんどん商品を店の前に並べて、空いたスペースを近所の人がフリマとして使いはじめてこんな夜市になった。
そんなゆるさと自由さを感じます。
食べませんでしたが、鍋貼(焼き餃子)は美味しそうでした。
西昌街観光夜市まとめ
西昌街観光夜市はかなりユニークな夜市でした。
台湾グルメを目的に来ると肩透かしを食らうと思うので、グルメ系なら龍山寺西側の艋舺夜市に行った方が良いです。
でも、グルメがメインではない夜市は初めて行きました。しかも、ほぼ完全に地元民向けで、観光客が買いそうなものはほとんどありません。
そういう意味では非常にディープだし、他にはない独自性を感じ、私としては印象に残る夜市でした。
やはり夜市巡りは楽しい。
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