台北市内なのに観光客が本当にいない景美夜市
台北市内には25ヶ所ほどの場所で夜市が開催されていますが、その知名度には雲泥の差があります。
士林夜市や寧夏夜市などは台北観光の定番となっており、多くの人が行ったことあるでしょうし、聞いたことある人も多いでしょう。
しかし実際には観光地化していない夜市の方が多いのです。つまり地元民だらけ。
そんな夜市の一つを紹介します。景美夜市です。
景美夜市へのアクセス
観光客にはほとんど知られていない夜市ですが、アクセスは比較的簡単です。
台北駅からだと地下街を歩いてMRT松山新店線の北門駅から乗車。18分ほどで景美駅に到着します。
景美駅からは歩いて1分もかかりません。
地理的には台北市の端っこになる上に周辺に他に観光地がないため、観光客はほとんど来ません。
景美夜市の特徴
景美夜市は全体の2/3くらいはアーケード夜市になっていることが大きな特徴です。
私が行った日は丁度雨が降っていましたが、アーケードなので傘なしで散策できるのは良い点です。
アーケード夜市というと同じ台北市内に華西街観光夜市がありますが、ディープすぎて観光客が来ないと言われる華西街観光夜市よりも景美夜市はもっと観光客がいません。
完全に地元民相手の夜市と行って良いでしょう。
地元民の夕食を提供するお店がメインなので、リーズナブルなのも特徴です。
景美夜市を散策
私は景美駅から歩いたのではなく、南側から景美駅に向かって歩きました。
南側から歩いてきてアーケードの手前にあるこのお店。四神湯とは4つの漢方を使った薬膳スープで、台湾では一般的な食べ物の一つ。
多くは豚のモツなどの内臓系が入っています。私は苦手なのでスルーしましたが、このお店は人気店のようです。
熱炒は台湾風居酒屋です。テイクアウト(外帯)もできますが、イートイン(内用)ももちろん可能で、画像には写っていませんが、席もたくさんあります。
こういうものはこれから調理して食べるのでしょうけど、完全に地元民向けですね。
アーケード街ですが、予想外にゲームもあります。子供が多いのでしょうか。
地元の子供達だけでなく、観光客が来ても楽しいかもしれませんね。
パン屋です。ケーキのようなものも売っていますね。
どこの夜市に行っても100%あるのはドリンクスタンドです。
完全に地元民の向けのお店。買わないけど、こういうのを見るのもまた楽しいものです。
完全に近所のおばさん達のお買い物の場所という雰囲気があります。
アーケードを出て駅に向かう途中には屋台が結構出ています。
ずらりと屋台が並ぶというよりはこんな感じで点在しています。
大腸は茶色いソーセージです。小腸にはもち米が入っており、小腸を割って間に大腸を挟んで食べる料理。
これも台湾の夜市に行くとほぼ100%ある定番の台湾グルメです。
潤餅は台湾式春巻き。野菜たっぷりでヘルシーだし、食べ応えもあります。
生煎包とは肉まんを焼いたもので、焼き小籠包とも言われます。景美夜市の入口にあるこのお店は有名店のようで、ひっきりなしにお客さんが来ていました(テイクアウト)。
どんどん売れるので同時進行でどんどん作っている様子でした。
景美夜市まとめ
景美夜市はご覧のように地元民向けの夜市であることから、観光客には知名度は低いですが、意外にもアクセスも楽なので行く気になればすぐに行けます。
しかもアーケード夜市なので、雨の日の散策コースとしても最適かもしれません。
台北でいつもと違う夜市に行きたいなと思っている人にはおすすめです。
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