龍山寺地下街商場に行ってみよう
龍山寺地下街。
台北市内には地下街がかなりあります。龍山寺駅にも地下街があり、色々なお店が立ち並んでいます。
台北駅の地下街は隣接する駅とも繋がっており広大な地下街ですが、ここは龍山寺駅の地下だけなので、比較的こじんまりとした地下街です。
どんな地下街なのか歩いてみましょう。
龍山寺地下街へのアクセス
台北MRT板南線龍山寺駅に直結した地下街です。地下1階になります。
駅直結なので雨の日も散策できますし、暑すぎる日もエアコンが効いていますので良いかもしれません。
営業時間は11:00〜21:30で、営業時間外は入れません。
龍山寺地下街の特徴
龍山寺地下街は地上の艋舺公園と一緒に2005年に開店した比較的新しい地下街です。
テナントとして入っているお店は現在は地下街の上にある艋舺公園の場所にかつてあったお店が主体となっています。
龍山寺という台北観光の横綱が近くにあるので、観光客向けかと思いきや実際はほとんど地元民向けです。
観光客が利用しそうなのは占いくらいでしょうか。
台北で占いと言えば行天宮地下街も有名ですが、龍山寺地下街も同じ感じで、「日本語OK」のお店も多いです。
他は地元民、それも比較的年配者をターゲットにしたお店が多い印象でした。
龍山寺地下街を歩いてみた
雑貨店が多いです。ぐるっと歩いても15分くらいなのでまずは一度歩いてみましょう。
龍山寺地下街のお店
傘専門店は台北ではたまに見かけます。台北は雨が多い上、夏は日傘を使う人もいて商売になりそうです。
常設店の他にところどころでこう言うイベント的な臨時出店のお店もあります。
床屋さん。120元なので500円くらい。
こう言うお店は民芸品と言って良いのか、あるいは龍山寺が近いので何らかの宗教的な意味合いのある商品なのかよくわかりません。
男性用の普段着のお店。そんなに安くはないようですね。
靴屋さん。台湾人は一年中サンダルの人が多い印象。
高級そうなお茶屋さん。茶器も売っているようです。
龍山寺開運命理街
地下街の奥の方に行くと占いだらけになります。
中には日本語対応が可能なお店もあります。
日本語や英語での対応も可能なお店は観光客向けでもあるのでしょう。
龍山寺地下街で観光客向けと言えるお店は占い店(の一部のお店)だけのような気がします。
ところで文鳥占いというのを知っていますか?上の写真の黄色い看板の部分にあるのが文鳥占いです。
文鳥占いは文鳥がたくさんの札の中から器用に札を引いてあなたの将来を占ってくれるのです。他にはなかなかないかもしれません。
台湾最大の占い横丁のようでした。私はおっさんなので将来も見えてることもあり、占ってもらうネタがありませんが、若い人は占ってもらうと良い思い出になると思います。
龍山文創基地
龍山寺地下街は地下1階にありますが、地下2階には龍山文創基地という場所があります。カルチャーセンターのような役割があるようです。
各種イベントやフリマ、展示会などを不定期に開催しているようですが、これも観光客向けではないですね。
私が地下街に行ってみた時は何も開催しておらず、若者がダンスの練習をしていました。
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龍山寺地下街まとめ
実は私はかつて東京のある地下街の営業責任者として働いていたことがあり、いまだに商業施設を見るのが好きなのです。
特に地下街は思い入れがあり、どうしても管理者目線で見てしまいます。
「駅からの動線をどうすれば人を呼び込めるか」「地元民だけでなく観光客にも喜んでもらえるようにすれば賑わいが出るのではないか」そんなことを考えてしまいます。
例えば、チェーン店で良いのでドリンクスタンド、三商巧福やマクドナルドなど軽食ができるお店、お土産物店、コンビニ、外貨自動両替機、SNS映えするモニュメントや装飾物なんかもっとあっても良いかなと思います。
できれば龍山寺駅の地上付近にない店をチョイスして。
あとはキーテナント的な集客ができるお店があると良いかもしれませんね。小北百貨とか光南大批發みたいな店かあるいはマツキヨかワトソンズあたりも欲しいです。
観光客がたくさん乗降する駅に隣接しているのに、観光客を呼び込まないのはもったいない気がします。
とは言え、駅直結でアクセスは楽なので、地元民向けのお店を見てみたい人や占いをしてもらいたい人は、龍山寺観光のついでに寄ってみると面白いかもしれません。
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