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青草巷は薬草ジュースが飲める龍山寺近くの昔の面影を残す小さな路地

2023年11月8日

青草巷で薬草ジュースを飲んでみよう

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青草巷は本当に小さな路地ですが、近くまで来たのに知らずに通過してしまうにはもったいない観光地。

実は私も龍山寺には何度か来ているにも関わらず、今回初めて青草巷を訪れました。

龍山寺に向かって右手にある小さな路地。龍山寺駅から来ると龍山寺に向かって左側から来る人が多いので、意外と見落としがちですが、歴史ある場所です。

台北の龍山寺近くにある青草巷は薬草やハーブなどを専門に扱うお店が並んだ場所です。

青草巷の基礎知識

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清代(1644-1912年)から続く非常に歴史のある小さな路地です。

青草巷の歴史

正確にいつから出来たのかは定かではないですが、1738年に龍山寺が創建され、当然ですが当時は西洋医学などはなく、病気で悩む人々は龍山寺でお祈りをしていました。

それを知った龍山寺は薬おみくじなるものを販売。どうやらおみくじには「あなたはこの薬草を煎じて飲むと治る」というような内容が書いてあったようです。

とんでもないおみくじで、現代では考えられませんが、当時の人々は他に頼るものがなかったのです。そのためその薬草を売るお店が集まってできたのが青草巷です。

青草巷の読み方

青草巷は日本語読みすると「あおくさこう」、台湾華語では「Qīngcǎo xiàng/ㄑㄧㄥ ㄘㄠˇ ㄒㄧㄤ`/チンツァオシャン」、英語では「Herb Lane」または「Herb Alley」と訳されます。

青草は何となくわかるでしょう。巷は「ちまた」のことです。よく「巷で噂の〜」なんていう使い方をしますね。

日本で言う巷の意味は元々は道股(みちまた/道の分岐点)のことで、人が集まる小道や路地を指しますが、そこから街中、そして世間一般のことをも指すようになりました。

日本で使われる「巷で噂の〜」の意味は「世間で噂の〜」と同義です。

一方台湾では道路の名前によく使われます。台湾では(特に都心部では)基本的に全ての道に名前がついています。

例えば西園路二段50巷4弄とか西昌街224巷という感じです。日本の感覚から言えば小道、路地という感じですね。

青草巷のアクセスと営業時間

アクセスは簡単です。台北MRT板南線の龍山寺駅から徒歩3分ほど。

龍山寺に向かって右手にある西昌街224巷という場所で、その周辺の西昌街にもお店があります。

青草巷基本情報

  • 台北市萬華區西昌街224巷
  • 定休日 日曜日
  • 営業時間 8:00〜22:00

定休日や営業時間は店舗により異なります。だいたい9:00〜18:00くらいならほとんどのお店が営業しています。また、日曜日も営業するお店もあります。

青草巷を歩いてみる

生元青草店

生元青草店

小さな路地ですので、私はゆっくり見て回りましたが所要時間は10分くらいでした。

青草店

青草店

正直言うと私は薬草とかハーブとかの知識は皆無です。普段はそんなお店があってもスルーですが、青草巷という歴史あるユニークな場所があると聞けば行ってみたくなります。

青草店で売っている薬草

青草店で売っている薬草

つまりは「面白そうだからちょっと行ってみよう」というレベルの人間なので、大変申し訳ないのですが、どれが何という薬草でどんな効能がある、というような解説はできません。

薬草茶も売っている

薬草茶も売っている

薬草茶も売っていました。生の薬草を煎じて飲むのはハードル高いですが、お茶になっていればお土産に購入する人もいるかもしれません。

アロエ?

アロエ?

緑色の長いものはアロエかなあ?と思いますが、よくわかりません。アロエは日本にも自生していますし、傷が治ると言って、子供の頃は何度か使ったことがありますね。

薬草だらけ

薬草だらけ

当たり前ですがどのお店に行っても薬草だらけです。そして価格が書いていません。これはどうせ観光客は買わないだろうということなのかもしれません。

薬草ジュースを飲んでみる

安安青草店

安安青草店

いくつかのお店では薬草ジューススタンドがあります。このお店は西昌街側にありました。チャレンジしてみるしかないですね。

薬草ジュースの価格

薬草ジュースの価格

苦茶は苦そうなので、もう少し苦くないものにしたいところだけど、判断は難しいです。

しかし以前青草茶のペットボトルのお茶を飲んだことがあり、以外に美味しかった記憶があったので、私は無難そうな青草茶の小を注文しました。

青草茶

青草茶

コーヒーみたいな色をしています。恐る恐る飲んでみると・・・結構美味しい。

確かに薬草っぽいというか漢方のような味わいは強いんだけど、すっきりさっぱりしていて少し甘味もあって飲みやすい。

飲んだ後は「何だか効きそう」と思いました。何に効くのかは知りませんが。

青草巷まとめ

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薬草好き、ハーブ好きという人も世の中にはたくさんいます。そんな人たちが歓喜しそうな場所ではありますが、一般の観光客が行ってもなかなか楽しいし印象に残ります。

この青草巷がアクセスの悪い遠い場所にあるのならわざわざおすすめはしませんが、何しろ龍山寺の隣です。

龍山寺観光に来たのならぜひ立ち寄ってみて、薬草ジュースも飲んでみましょう。

そこらへんのドリンクスタンドでタピオカ飲むよりは思い出になると思いまし、健康にも良いと思いますよ。

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  • この記事を書いた人

NOBU

東京出身、沖縄在住の50代男。文筆業・ネットショップ運営の個人事業主。
曽祖父、祖父が日本統治時代に台北に住んでいたこともあり、実父も台北生まれ。 好きな街は鹿港と台南。住んでみたい街は台中。台湾旅行で得た情報や楽しく快適に旅行できるノウハウなど台湾情報を発信中。
台湾華語検定(TOCFL) A1級 / 台湾検定(国際知識検定) 受験予定 / 台北新四国八十八ヶ所霊場研究家

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