最近台湾推しが流行っているような
台湾に自由に行けなくなってから特に感じるのは世の中の台湾推しです。
台湾フェスティバルは各地で開催され、台湾カステラや台湾メロンパンが流行し、台湾の定番料理の弁当などが次々発売されています。
さて2021年12月14日、ファミリーマートから台湾魯肉まんが新発売されました。
どんな味?うまいの?そんな疑問に答えるべく、私の感想を記しておきたいと思います。
台湾魯肉まん
魯肉飯(ルーローハン)を台湾で食べたことがありますか?
台湾では定番のソウルフードの一つで、ローカルな店の多くで提供されています。
もちろん店によってその味は違います。甘かったり、しょっぱかったり、八角が効いていたり、八角の味がしなかったり。煮込んだ豚肉が細かかったり、大きかったり。つゆだくだったり。
そんな魯肉飯を肉まんにしたのが今回の商品です。
ちなみに台湾で魯肉まんと言うのは見たことがありません。あるのかもしれませんがメジャーではないと思います。
税込180円で販売していますので、気軽に試せます。
※この商品は公式サイトから削除されていますので、既に販売終了と思われます(2022年20日)。
「スパイス香る甘辛味」「台湾グルメのルーロー飯の味わいを再現」と言うキャッチコピー。
本当にそうなんでしょうか。食べてみます。
井村屋が作っているのですね。
この状態でかなり八角の香りが漂います。これは結構本格的かもしれません。
さて割ってみましょうか。
結構肉がちゃんと入っています。安心の井村屋なので周りのパンの部分も美味しいです。
具はしっかりと八角、五香粉の味がします。
八角や五香粉は日本ではあまり使わない調味料なので、意外と好き嫌いが分かれます。
なので、日本風にこれらの量を少量にしている魯肉飯もありますが、ファミマのこれは本当に台湾風味。
しかし思ったよりも甘いです。
台湾は魯肉飯に限らず、甘い味付けが好きです。コンビニで売っているお茶でさえ無糖のものは少なくて、ほとんどが加糖です。
料理もやや甘い味付けが多く、そこに更に甘辛いタレをかけて食べたりもします。
なので不自然な感じは全くないのですが、個人的にはもう少し辛い方が好みですね。
総合的に見て、結構ガチ路線であることは間違いないので、台湾好きな人は買って後悔することはないレベルです。
台湾風唐揚&炒飯弁当
ちょうど1週間前、2021年12月7日に発売されたのがこちら。台湾風唐揚&炒飯弁当。税込510円。
※この商品は公式サイトから削除されていますので、既に販売終了と思われます(2022年1月5日)。
こちらも「八角香る」などと書いてあります。
今日のランチは魯肉まんとこれです。
台湾風なのは唐揚です。あくまで「風」なので、あまり期待しないで食べました。
うん。これはいわゆるなんちゃって台湾風ですね。八角の味などほとんどありません。魯肉まんとは比較にならないほど台湾味は薄いです。
別途付いているラー油を振り掛けるとピリ辛味になります。
台湾ということを気にしなければ美味しいです。唐揚げも炒飯も普通に美味しい。でもこれは台湾の味ではないですね。
まとめ
日本で増える台湾グルメ。ですが、これは本場の味と思えるものは実際はそんなに多くはありません。
しかし今回紹介したファミマの台湾魯肉まんはなかなか本物の味でした。
台湾に行くことができない台湾ロスの皆さんは全国どこにでもあるファミマで購入できますので、是非一度は食べてみてください。
台湾で本場の魯肉飯を食べたことがなくて、行って食べてみたくなった人もきっといるでしょう。
しかしコロナのせいで台湾には当面行けません。どんなに早くても2022年春以降となりそうですが、コロナはいつか終わります。
いつか台湾で地元の人でいっぱいの美味しい店で魯肉飯をまた食べたいですね。