千慧商務旅館 (Chian Huei Business Hotel)に泊まってみた

千慧商務旅館
いつもは西門周辺に泊まることが多いのですが、今回の台湾旅行ではどうしても旅程の都合上、MRT淡水信義線沿線が便利だったこともあり、探しました。
台北駅から劍潭駅の間で、駅から比較的近く、1泊1万円くらいでまずまずの評価があるホテルを条件にしてagodaで検索。
そしてここに決めました。
千慧商務旅館はコスパが非常に良いホテルでおすすめです。
千慧商務旅館へのアクセス
台北MRT淡水信義線と松山新店線が利用できる中山駅。その中山駅前なので、迷うことはないはずです。
淡水信義線を使えば台北駅から1駅。歩いても行ける距離です。
住所:台北市大同區南京西路22號7樓
立大商業大樓というビルの7階です。1階にはいくつかのお店が入っていますが、台北牛乳大王というお店の横から入って、エレベーターで7階。
ビルの入口には24時間体制で警備員がいます。これは安心材料。
このビルは2階以上の階には会社などが入っている雑居ビルですが、7階部分がホテルになっています。
徒歩数分圏内にコンビニ、スーパー、百貨店、ショッピングセンターがあり、お買い物には困りません。
→ agodaで千慧商務旅館(チアン・ウェイ・ビジネスホテル)を見てみる
千慧商務旅館の様子
7階ワンフロアだけのホテルですが、面積が広く、未確認ですが、かなりの数の部屋がありそうでした。

千慧商務旅館フロント
ここに3泊し、朝晩出入りしていましたが、いつもパートのおばちゃん風の人がカウンターにいました。
一見、誰もいなくても上の写真左奥にある小部屋に必ず誰か居ますので、何かあったら相談できます。
24時間体制のようですが、朝4時頃通った時は、何とカウンターの下におばちゃんが布団被って寝ていました。
なかなか日本ではあり得ませんね。
なお、少なくても私が会話したスタッフは全員が日本語NGでした。英語すらあまり理解できない人もいました。中国語を話せない人は翻訳アプリを使いましょう。

千慧商務旅館宿泊料金
宿泊料金は明示してあります。OTAによって料金は若干違うかもしれませんが、これが基本。
平日と土日で結構料金が違うのですね。日本円にすると平日は8,000円少々、休日は12,000円ほど。
参考までに私は金土日月の3泊4日でしたので、この通りなら32,000円くらいになりますが、agodaで30,280円でした。
千慧商務旅館の部屋の中の様子
まず鍵はカードキーでした。宿泊期間中、フロントに預けなくてもよく、いつも持ち歩いている感じです。

千慧商務旅館ルームキー
部屋の中は至って普通です。窓があるので、開放感はありますし、外の天候の様子なども部屋から確認できます。

千慧商務旅館の部屋
セミダブルベッド、鏡台、ドライヤー、冷蔵庫、机、椅子、エアコン、扇風機、テレビなどがあります。
パスワードで保護されたWi-Fiはフリーです。Wi-Fiは遅かったり、途切れたりすることもなく、安定していました。

千慧商務旅館クローゼット
クローゼットの中にあるハンガーは安っぽい針金のタイプですが、いくつかあります。

千慧商務旅館エアコン
季節的(2月末)に暑くも寒くもない時期だったので、エアコンは使いませんでした。

千慧商務旅館エアコンのリモコン
TECOは東元電気という台湾の有名家電メーカー。表示は中国語ですが、日本人なら意味はわかると思います。
台湾では冷房のみのエアコンも多いですが、ここは暖房もできます。これは良いポイントですね。

千慧商務旅館扇風機
扇風機です。PINOHも台湾の家電メーカーです。

千慧商務旅館机と椅子
テレビはそんなに大きくはないです。冷蔵庫は結構ちゃんと冷えます。ゴミ箱は小さめ。
小さな机と椅子が2脚。

千慧商務旅館飲み物
ポットと水。そしてコーヒーとウーロン茶。コーヒーとウーロン茶は台湾のホテルでよく見かけるメーカーです。
あと、ガラステーブルの下に少しだけ写っていますが、紙製のスリッパがあります。
部屋の中にコンセントは鏡台に2ヶ所、テレビ下に1ヶ所あります。
千慧商務旅館の浴室の様子
浴室は洗面所、トイレと一緒になっており、かなり広々としています。
ただしシャワーカーテンはありません。
そしてバスタオルしかありませんでした。身体を洗うタオルはありません。私は今回は汗拭き用のタオルを1枚持ってきていたのでそれを使いました。

千慧商務旅館浴室
台湾のこのレベルのホテルでは浴槽がないことが多いですが、ここは浴槽があります。
トイレはウォシュレットなし。トイレットペーパーは流せません。
→ 台湾の「トイレ事情」をQ&A形式で徹底的に解説-日本と何が違う?
洗面台脇にはコンセントがあります。

千慧商務旅館シャンプー
シャンプーとボディシャンプーの量は自由に使えます。右にある袋の中身は固形石鹸。

千慧商務旅館トイレットペーパー
トイレットペーパーは台湾でよく見るこのタイプです。
→ agodaで千慧商務旅館(チアン・ウェイ・ビジネスホテル)を見てみる
千慧商務旅館の印象
まずは最高点をあげたいのはローケーションですね。2路線使える中山駅目の前というのは台北市内どこに行くにも便利です。
観光にもお買い物にも便利ですし、周辺には散策に適した赤峰街や迪化街、寧夏夜市などがあります。

台北MRT中山駅
ホテルの建物自体は古く、部屋もやや古臭い雰囲気はありますが、清掃はしっかりしているようで、清潔感はあります。
アメニティは2025年から中止になったのでありませんでしたが、私は必要なものは自宅から持ってきました。
フロントで販売しているかどうかはわかりませんが、見たところそのようなものは置いてなかったです。
必要なものがあればコンビニで買えば良いと思います。隣のビルの1階に萊爾富(ハイライフ)がありますし、2分くらい歩けばファミマやセブンもあります。
少し問題点があるとすれば、繁華街の駅前ということもあり、ややうるさいことです。窓は防音ではないようでした。
またトイレは紙が流せなかったり、ウォシュレットがない点は人によってはマイナスポイント。
ホテル内はフロント、ロビーも含めてやや薄暗いです。良く言えば落ち着いた雰囲気、悪く言えば古臭く感じるかもしれません。
スタッフはおばちゃんばかりでしたが、対応は悪くないです。
物価が高くなってきた台北市内ではドミトリー以外で1泊1万円以下の宿は非常に少なくなっています。
それを考えると、便利な立地もあり、格安で私としては結構良いホテルだと思いました。
コスパが良いと思います。総合的に見て10点満点としたら8点くらいでしょうか。
台北市中山駅前千慧商務旅館まとめ

千慧商務旅館
日本も都市部や観光地を中心に信じられないくらいホテルが高くなっています。
台湾は日本ほど高くはないにしても、たいして良くもないのに1泊1〜2万円するホテルが多く、中には「これでこの価格は詐欺だろ!」というレベルのホテルもあるようです。
そんな中この千慧商務旅館は、無闇に価格を上げることもなく、料金を考えれば非常にコスパは良いホテルだと思います。
台湾観光の拠点となるホテルとしてぜひ検討してみてください。
→ agodaで千慧商務旅館(チアン・ウェイ・ビジネスホテル)を見てみる
台湾旅行には海外旅行保険が必須です。無料で海外旅行保険に加入する方法はこちらです。