大振行はカラスミ卸売専門の百年老店だが小売もしてます
大振行は台北市にあるカラスミ専門店です。
日本ではまず買わないけど、台湾に行くとお土産にカラスミをよく買って帰る、という人は多いと思います。
カラスミは日本では高級品の珍味ですが、台湾で買うとかなりリーズナブルに買うことができます。
自分用にもお土産として大切な人にプレゼントするのにも最適です。
大振行へのアクセス
お店は迪化街の近く、迪化街から見て永楽市場の裏手にあります。
台北MRT松山新店線の北門駅からだと徒歩約10分、中山駅からだと約15分です。
台北観光で迪化街に行く人は多いと思いますので、気軽に立ち寄れる場所です。
超有名カラスミ販売店である永久號の隣の隣。延平北路二段36巷という路地にあります。
大振行でカラスミを購入
永久號という超有名店がありながら、わざわざその近くのお店で買ったのは、大振行が美味しいという噂を聞いたからです。
カラスミは専門店や有名店で買えば大丈夫ですが、中には粗悪品も出回っています。夜市の屋台で販売しているものの中には怪しいものもあるようです。
そんな中、大振行は卸売の専門店として長く営業を続けてきました。卸売ですから販売店との信頼関係がないと成り立ちません。だからこそ質の良いカラスミがあるのです。
お店の前に行って「ここかな?」という感じで立ち止まると店先にいたおばちゃんが、「カラスミ?(日本語)」と聞いてきました。「對、對」言うと、店の奥へ案内されました。
卸売店なので、お店を見る限り一般のカラスミ専門店やお土産店のようにはなっていません。しかし小売もしているので、一般のお客さんもウェルカムなのです。
私のことはすぐに日本人だと見破ったらしく、日本語で話しかけてきたようでした。(台湾人は日本人を見分ける特技があるようです)
大振行のお店の様子
店の奥にはおじさんがいて、カラスミを並べていました。「美味しいよ。(日本語)」と声をかけてきます。
私は色が濃く、小さいサイズのものを選びました。大きさは4両(約150g)で、価格は500元でした。(2023年10月の価格)
安いですね。日本で買うとこの3倍くらいはします。
ココがポイント
カラスミは色が濃く、分厚いものを選ぶのがコツです。
カラスミの選び方や歴史、保存方法、食べ方などは下記を参考にしてください。
→ 台湾のカラスミ雑学。起源、産地、販売店、価格の違いは何?
お店のおじさんは真空パックされているカラスミを箱に入れ、ビニール袋に入れて渡してくれました。箱入りなのでそのままプレゼントにも良いですね。
大振行のカラスミを食べてみる
帰国後、食べてみたのでレポートです。しっかりした箱に入っているので安心。
箱の裏面に何やら説明書きがあります。
塩分控えめで、人工添加物も入っていないようです。(日本語訳は若干怪しい感じです)
一般的な食べ方はお酒か水を少量塗る程度に振りかけて、軽く炙ります。理想は表面はカリッと中はしっとりとなる感じですが、お好みで。ただ火を通しすぎるとパサパサになるので注意です。
私は沖縄在住なので家には泡盛しかなく、泡盛を塗って少し焼きました。表面の皮は焼く前でも焼いた後でも良いので剥がしても良いですし、そのまま食べても全く問題ないです。
普通はもっと薄く切りますが、豪勢に食べたかったので厚切りです。面倒だったのでトースターで焼きましたがまあまあ上手く炙れたようです。
しかも美味しいです。確かに塩分は若干控えめな感じがしますが、その分カラスミ本来の味が引き立ちます。
炙ったカラスミを細かくして女房殿がチャーハンにしてくれました。これは美味すぎです。塩加減が丁度良いです。
カラスミはそのまま食べても良いですが、このようなチャーハンやパスタなんかにも合いますよ。
大振行カラスミまとめ
店先に売物のカラスミがたくさん並んでいるわけではないので、ちょっと入りにくい感じがするお店ですが、お店の人はみんなフレンドリーな対応をしてくれました。
ネットで情報を見ると3年前、4年前と価格が変わっていないようで、物価高騰の台北としてはこれは奇跡的かもしれません。
小売店ではないからこそ価格はなかなか上げられないのかもしれませんね。
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