高雄市の有名観光スポット蓮池潭周辺を散策してきました
高雄の観光スポットとして有名な蓮池潭を散歩してきました。
蓮池潭は高雄の中心地からも近く、新幹線の左営駅からも近いのでアクセスは楽です。大きな池の周りは公園のようになっており、その中にいくつか面白そうなスポットがあります。
蓮池潭と言えば龍虎塔が有名ですが、実はその周辺には観光スポットが満載なのです。
場所はこのこの辺りです。
台湾鉄道の左営駅から10分も歩けば池が見えてきます。高雄に来たら一度は行きたい場所でした。
なお私が蓮池潭を訪れたのは2022年10月25日です。海外旅行客受け入れ再開後の最新情報です。
なお、冒頭写真の熊は決してくまモンではありません。高雄熊という高雄市のマスコットキャラクターです。でもちょっと似ていますね。
私は今回時間が十分にあったので電車に乗って、歩いてというのんびり観光でしたが、高雄の町を限られた時間で効率よく観光するにはチャーター車がおすすめです。
今回ご紹介する蓮池潭や旗津、夜市などを回るコースです。詳細は下記をご参照の上ご検討ください。
→ 高雄日帰り観光 チャーター車ツアー予約 旗津 / 愛河 / 六合夜市(台湾・1日ツアー)
左営駅から歩く
左営駅前のアメリカンスクール右横の勝利路をまっすぐ進めば蓮池潭に到着します。
まずはどこかでランチを食べようと思っていて三牛牛肉麺という有名店をチェックしていましたが、到着直前に気がつきました。火曜日でしたので定休日でした(泣)。
仕方なく他にどこかないかなと思っていて発見したのがここ西安麵食館。
西安麵食館の牛肉麺
上の写真は入口ですが、実は私は裏口から入ってしまいました。
裏口は厨房で、普通はお客さんを通すことはないだろうと思うのですが、私がウロウロして「ここは何かの料理屋さんの入口かな?」と様子を伺っていたら、中にいたおっちゃんが手招きして、来いよという感じだったのでそのまま入ってしまった次第です。
中は完全に厨房の中で、私は厨房を邪魔にならないように通って客席に向かいました。
中はこんな感じです。蓮池潭の近くとは言っても裏道にある店で、地元のお客さんばかりです。もちろん日本語メニューどころか英語メニューもなく、全て中国語です。
メニューはこんな感じ。いくつかのメニューは横に写真もあります。注文票に記載して注文します。お会計は食後です。
周囲の地元民を見るとどうやら多くの人は牛肉麺を食べているようです。なのでそれを頼みました。
小皿料理は勝手に取って食べます。1皿30元です。
牛肉麺は麺の種類が選べるようになっていて、妻は細麺。私は太麺にしようかと思ったけど、細太の他に意味がわからない選択肢があったので、それを頼んだら、こんなものが出てきました。
超太麺。一本うどんって知ってますか?池波正太郎のファンの人はきっと知っているでしょう。鬼平でも登場したうどんです。あれを思い出しました。そのくらいの太さですが平らな麺です。
そしてこの牛肉麺、かなり美味い!私は牛肉麺が好きで結構色々なところで食べていますが、ここの牛肉麺はトップレベルです。
麺はもちもちして美味いし、スープも変な漢方臭さがなく、肉も臭みがなく大変柔らかく煮込んであります。そしてスープがピリリと辛い。これはかなりの味です。カウンターにある高菜は自由に食べて良いみたいだったのでこれを入れるとこれまた美味い。
西安麵食館は蓮池潭の手前をちょっと左に入ったところにあり、分かりにくい場所ですが、地図を見て是非行ってみてください。日本語は全く通じませんが、注文票に記入すればOKです。お会計は最後です。
龍虎塔
蓮池潭の象徴でもある龍虎塔に到着しましたが、残念ながら臨時休業でした。これはコロナの影響ではなく、張り紙を読むとどうやら中の壁が壊れたので修復作業をしているというような事が書かれていました。仕方ないですね。
2024年現在は営業しています。定休日なし。8:00-18:00の間、入場することができます。
高雄の有名パワースポットである龍虎塔は龍の口から入り、虎の口から出てくることで開運招福のご利益があると言われています。いつかまたリベンジしたいところです。
ところで、龍虎塔やこれから紹介する施設は道教の廟です。道教の廟って何?と思った人は下記を参考にしてください。
→ 台湾の廟とは?道教、仏教、儒教そして民間信仰について解説します
春秋御閣と五里亭
蓮池潭にはいくつかの施設が池の上にあります。龍虎塔もそうですが、五里亭もその一つです。
上の写真のように池の端から池の中に向かって道があり、その先に何かがあるという感じです。
春秋御閣は立派な廟です。五里亭に向かうと龍の入口があり、中を通ることができます。
何かのアトラクションみたいでユニーク。こういう発想は日本にはなかなかないです。
池の端からの眺めと池の中からの眺めは全然違います。五里亭は2階に上がることができ、景色を眺めるとなかなか良い雰囲気です。
左営元帝廟豊穀宮(北極亭)
次に見えてくるのは左営元帝廟豊穀宮(北極亭)です。観光客はほぼいないとは言え、ここの入口付近が一番賑やかでした。すぐ横でなぜかカラオケ大会が開催されており、池で釣りをする人も多数いました。
この神様は玄天上帝(玄武)と言い、水を司る道教の神様で、水神、海神とも言われています。台湾では媽祖と並ぶ海の神様でもあります。
中にはこんな神様がいました。うん、強そう。そして神々しい。
蓮潭老店でジュース
10月末とは言え、熱帯地方の高雄はとにかく暑かったです。少し水分補給と休憩をしようと玄天上帝神像近くのこの店へ。飲み物各種に檳榔も売っているようです。
ここの西瓜汁(スイカジュース)はメチャメチャうまかった。しかも安い。おすすめです。蓮潭老店というお店です。
この後、ジュースを飲みながら橋を渡り対岸へ。対岸は遊歩道のようになっていてこんな感じの東屋もあって異国感満載です。
大きな廟もありました。この蓮池潭周辺には廟が非常に多いです。しかも結構巨大なものが多い。
蓮池潭は龍虎塔だけで帰る人もいるようですが、是非周辺を歩いてみてください。なかなか興味深いですよ。
蓮池潭まとめ
高雄に行ったら蓮池潭に絶対行こうと思っていたので念願叶って満足です。しかし龍虎塔の臨時休業には参りました。また来なきゃという感じです。
行ったのが平日だったこともあり、観光客は台湾国内の観光客以外は全くいませんでした。どこに行くにも混雑を気にせずに行けるのが今の時期のメリットです。自主防疫期間や入国者数制限が撤廃されたらきっと混雑するでしょう。
そして高雄はとにかく暑かったです。10月下旬でも最高気温は連日30度くらいでした。台北は23度くらいだったのでやはり気候が全然違うことを実感しました。この時期行く人は半袖シャツで十分です。
こうしてブログを書いていると思います。高雄また行きたいなあ!
高雄はどこに観光に行けば良いのかわからない?この記事を参考にしてください!
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