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台湾渡航規制緩和-マスク規定緩和と入国者数上限20万人に拡大

2022年11月16日

台湾の渡航規制が徐々に緩和されるようです

桃園国際空港

桃園国際空港

最新情報

台湾への渡航制限は随時緩和されています。最新情報は下記をご覧ください。

台湾観光旅行の最新入国制限情報まとめ【随時更新中!】

10月13日に隔離を廃止し7日間の自主防疫期間を設けるのみとなった台湾。既に久しぶりに台湾に行った人もいると思います。

それでもいくつかの規制はまだ残っているものの、緩和の動きがあるようです。この緩和によりどのような動きが想定されるのか?今日はそれをお伝えします。

これから台湾への渡航を計画している人は是非読んでみてください。

マスク規定の緩和

台北市内

台北市内

今、台湾に行くと分かりますが、台湾は日本と同じように、いや日本以上にマスクをしている人が多いです。

日本ではマスクは基本的に任意であり、屋外では基本的にマスクをしないで良いと政府が呼びかける状況ではありますが、台湾はマスク着用が義務となっています。義務というのはつまり法令で定められており、違反時には罰金という罰則もあります。

なので多くの人がマスクを着用している現在ですが、屋外での運動や労働、車やバイクの運転時など着用しなくても良いという程度には既に緩和されていました。

それが10月14日のニュースによると早ければ来週にも更に緩和されるようです。(NNA ASIA2022/11/14

どの程度緩和されるのかは現段階では不明ですが、屋外は原則として着用不要程度に緩和されることを期待したいところです。

追記(2023/2/14)

12月1日より屋外でのマスク着用義務を撤廃するという発表がありました。(フォーカス台湾2022/11/28

更に2月20日からは原則として屋内での着用義務も撤廃される予定です。詳しくはこちらをご覧ください。

次の段階では春節以降に医療機関、公共交通機関、室内での大型集会を除いて着用義務を撤廃する予定とも報じられています。(Y'sNEWS2022/11/8

マスクを着用し続けるというのは、多かれ少なかれストレスになります。これがなくなることにより、人々のコミュニケーションが活発化されることが期待できますし、開放的になることで消費マインドも上がって経済にも影響するのではないかと個人的には思っています。

入国者上限人数を20万人まで拡大

現在のところ入国者上限人数は15万人/週ですが、これを12月1日から20万人/週に拡大するという発表がありました。(フォーカス台湾2022/11/14

そんなの個人旅行者には何も影響がないんじゃない?とか思っていませんか?いえいえこれは実は大きな影響があるのです。

入国者人数が増えるということは、その分たくさんの飛行機が離発着できるということです。つまり、飛行機が増えるとどうなるのか?

ポイント

  • 日本からの離発着も増加し、行きやすくなる
  • 増便になる分、飛行機代が安くなる可能性がある

いまだに多くの地方空港では台湾への便が極端に少なく、あるいは欠航のままです。これが復活する可能性が高いので、地方からも台湾へ行きやすくなります。

成田や関西など国際空港では既に1日数本の台湾便があると思いますが、増便になることで更に便利になり、出発時間や航空会社の選択肢も増えます。また桃園便しかなかったものが高雄便も増えるでしょう。

そして今まで言わば台湾便が寡占状態にあったものが選択肢が増えることで飛行機代が安くなることも考えられるのです。

つまりはコロナ前の状態に少し戻る感じです。これは我々に大きく影響する可能性が高いです。

台湾への旅行者はコロナ前の2019年のデータでは1,184万人。(TAIWANTODAY2020/1/7

コロナ前の1週間入国者数

1,184万人÷365×7=227,068

台湾の入国者数はコロナ前は1週間で約22万人です。今回の上限20万人はほぼそれに近くなり、この後、もし更に緩和するなら上限人数撤廃となるでしょう。つまり正常化は近いということになります。

入国者数を20万人に引き上げたとしてもすぐにそれが便数に反映されるわけではありません。しかし徐々に便数は増えると思われます。来春頃にはかなり回復しているのではないかと思われます。

追記(2022/11/30)

予想通りですが、12月10日から入国者上限人数の制限を撤廃すると発表がありました。(台湾フォーカス2022/11/28

これで航空機の便数は徐々にコロナ前レベルに戻ってくることは確実です。

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体温測定義務の撤廃

台湾は営業場所や公共エリアでの体温測定義務を撤廃しました。これは既に11月7日から実施されています。(日本台湾交流協会2022/10/27

10月20日から台湾に行っていましたが、実情として「え?体温測定は義務だったの?」という感想です。

2週間の台湾滞在中、ホテルや飲食店、観光施設などで実際に体温測定があった場所は数える程でした。なので体温測定は任意で施設に任されているのだろうと思っていました。

それをやっていなかったということは、台湾人の多くはコロナをもはや危険視していないのだろうと思いました(もしくは面倒だったからか?)。欧米には大きく遅れをとっていますが、台湾も日本もやっとそういう風潮になってきました。

まとめ

桃園国際空港

桃園国際空港

これら以外にも今まで台湾で(無症状・軽症で)陽性判定になった場合は最低でも7日間の隔離+7日間の自主防疫期間が設定されていましたが、これが5日間の隔離で、その後陰性であれば自主防疫期間を設けない方針に変更になったりもしています。

徐々に細かい規制を緩和、撤廃している現状であり、コロナ前と同様の正常化に向けて動いている台湾ですが、今や最大の規制とも言える入国後7日間の自主防疫期間そのものは現在のところ緩和、撤廃されていません

これがネックで台湾に行くことを躊躇している人も多いと思います。12月には撤廃されるのではという識者の意見もあるようですが、1日も早くこの規制が撤廃されることを期待したいです。

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NOBU

東京出身、沖縄在住の50代男。文筆業・ネットショップ運営の個人事業主。
曽祖父、祖父が日本統治時代に台北に住んでいたこともあり、実父も台北生まれ。 好きな街は鹿港と台南。住んでみたい街は台中。台湾旅行で得た情報や楽しく快適に旅行できるノウハウなど台湾情報を発信中。
台湾華語検定(TOCFL) A1級 / 台湾検定(国際知識検定) 受験予定 / 台北新四国八十八ヶ所霊場研究家

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