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台湾 空港での検査キット配布を3月から停止。自主防疫期間の意味は?

2023年2月22日

台湾の空港での検査キット1個配布から遂に配布停止へ

桃園国際空港

桃園国際空港

最新情報

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2023年2月20日からこれまでの空港での検査キット配布を4回分から1回分に変更したばかりの台湾ですが、3月1日から検査キットの配布そのものを停止することを発表しました。(フォーカス台湾2023/2/20

桃園国際空港
参考台湾 抗原検査回数を4回分から1回分に変更し症状がある場合のみ使用

台湾で徐々に緩和されるコロナ規制 台湾は昨年秋以降、ウィズコロナへと舵を切り、段階的にその規制を緩和してきました。現在(記事執筆時点2023年2月1日)まで残っている主な規制策は下記の通りです。 上記 ...

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つまり昨年の旅行者受け入れから時系列で見るとこんな感じです。

台湾の抗原検査キット配布

  • 2022年10月13日〜 4回分の検査キット配布(2日に1回の自主検査は義務)
  • 2023年2月20日〜 1回分の検査キット配布(症状がある場合のみ自主検査)
  • 2023月3月1日〜 検査キット配布を停止(症状がある場合は自己購入で検査)

ということになります。詳しく見ていきます。

台湾衛生福利部による発表

衛生福利部

出典:台湾衛生福利部facebook

衛生福利部は2月20日facebookで上記のように発表しました。

要約するとこんな感じです。

ポイント

3月1日から入国者及び濃厚接触者に対する抗原検査キットの提供停止について

現在抗原検査キットは入国者(空港での受け取り)及び濃厚接触者(厚生局提供)1人につき1回分が提供されていますが、3月1日から抗原検査キットの提供は停止されます。

<理由>

  • 自己防疫ガイドラインの受診頻度を症状に合わせた再受診に調整
  • 入国時に症状がある人は空港でCDCの検査担当者に連絡し、必要に応じて検査を受けることができる
  • 抗原検査キットの台湾国内での販売が普及し、一般の方も購入しやすい

<いつから>

  • 入国者は台湾への到着時間に準じます
  • 濃厚接触者確定の場合は隔離開始日に準じます

全ての旅行者及び感染が確認された濃厚接触者は依然として7日間の自主防疫期間を維持しています。関連する規約にご協力をお願いします。

2023年3月1日午前0時以降に台湾に到着する人は上記のようになります。

注意すべき点は7日間の自主防疫期間は依然として存在していることです。しかし検査義務もなくなり、何をどうするという制約も基本的にはありません。

ただ体調管理に留意し、症状が疑われる場合はドラッグストアで抗原検査キットを購入して、自分で調べろということですね。

新型コロナ有症状の時は

3月1日以降、旅行中に万が一新型コロナが疑われる症状が出た時はどうすれば良いのか確認します。

新型コロナに罹患したら

  1. 症状が疑われる場合はドラッグストアなどで抗原検査キットを購入し自分で検査
  2. 陽性の場合は衛生福利部疾病管制署「非本國籍人士COVID-19自費看診醫療院所」から最寄りの病院に連絡
  3. 言葉の問題などで自分で連絡が取れない場合は翻訳アプリを使い、ホテルのスタッフなどに2を依頼
  4. 病院で医師の診察を受け、医師の指示に従う
  5. 診察料、治療費、薬代などは自己負担

抗原検査義務は撤廃されたからと言って安心とは限りません。万が一の時はどうすれば良いのか把握しておきましょう。

台湾では2023年2月1日より旅行者の新型コロナの治療費は自己負担になっています。なので日本台湾交流協会も海外旅行保険の加入を促しています。ご注意ください。(日本台湾交流協会2023/1/6

海外旅行保険は生命保険会社などでも販売していますが、もちろん有料です。しかし無料で海外旅行保険に加入することもできます

クレジットカードに付帯する海外旅行保険サービスです。台湾旅行におすすめはエポスカード。なぜなら

エポスカード

  • 入会費、年会費が無料
  • 海外旅行時の疾病保険最大270万円まで(新型コロナも対象)
  • 海外旅行時の傷害保険最大200万円まで
  • 台湾のコンビニATMでキャッシングも可能

→ エポスカードはなぜ台湾旅行におすすめなのか?詳しく解説します

とにかく無料なのは大きいです。新型コロナにも対応する上、万が一病気になっても270万円までの治療費が保証されます。

万が一新型コロナ陽性になった場合は上述の「新型コロナに罹患したら」の2の部分でエポスカード裏面の電話番号に電話すれば全てオペレーターが手配、指示してくれます。

台湾だけでなく海外旅行に良く行く人は1枚持っていくと大きな安心が手に入ります。おすすめです。

まとめ

桃園国際空港

桃園国際空港

かなりの規制緩和を続ける台湾ですが、入国後翌日からの7日間自主防疫期間は存在しています。

自主防疫期間は抗原検査の義務がなくなった時点で有名無実化しているような気もしますが、それでも旅行者は下記の点に注意して行動しなくてはなりません。

自主防疫期間

宿泊は原則として1人1室。ただし行動を共にする同伴者は同室も可。なお、同伴者は変更不可。

屋外、屋内でのマスク着用義務もなくなった今、1人1室はまだ残っていましたが、それも3月20日で解除されました!

詳しくは下記にまとめてあります。

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NOBU

東京出身、沖縄在住、50代男。個人事業主。
日本統治時代に曽祖父、祖父、父が台湾に住んでいました。台湾は父の故郷です。 このブログでは台湾旅行で得た情報や楽しく快適に旅行できるノウハウなど台湾情報を発信中。
台湾華語検定 A1級 / 台湾検定 2級 / 台北新四国八十八ヶ所霊場研究家 / 台湾雑貨オンラインストア運営
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