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台湾で便利なレンタルWi-Fi5社を徹底的に比較
台湾でスマホやパソコンを快適に使うためにはSIMカードやeSIMまたは国際ローミングといった方法がありますが、ここでは携帯型Wi-Fiをレンタルして使うことを想定し、各社を比較してみます。
こんな心配ありませんか?
- 通信が安全かどうかわからなくて心配
- SIMカードは紛失しそうだし、自分で外すのが不安
- スマホ苦手なのでeSIMなんて意味がわからない
- スマホやタブレット、パソコンを接続するので高額になりそう
- 国際ローミングは申込みも面倒だし高額
こんな悩みのあるあなたには携帯型Wi-Fiが魅力的な選択肢になります。
それぞれ特徴があるので、きっとあなたに最適なWi-Fiが見つかります。
携帯型レンタルWi-Fiのすすめ
確かにSIMカードはSIMピンが必要で、携帯ショップの人ならまだしも、SIMを自分で入れ替えるという行為は慣れないのでなかなか緊張しますよね。
SIMカードも小さいので、万が一紛失したら大変です。SIMピンすら紛失しそうです。
eSIMは物理的なものではないので、簡単とは言っても理解し難く、不安も残ります。
国際ローミングは多くの場合は、別途申込みが必要だったりして非常に面倒だし、高額になることも実際あるようです。
そんな不安のあるあなたに最適なのは携帯型のレンタルWi-Fiルーターです。
機器の電源を入れて、家や会社や学校にあるWi-Fiと同じようにパスワードを入力するだけなので、意味もわかりやすく簡単です。
しかしデメリットもあります。
携帯型レンタルWi-Fiのメリットとデメリット
街中にある公衆Wi-Fiスポット。日本にもありますが、台湾にもあります。IT先進国の台湾ですからむしろ台湾の方が多いです。
しかし公衆Wi-Fiは安全性や速度などの問題があり、緊急時ならともかく通常時はあまりおすすめできません。
→ 台湾のフリーWi-Fi事情 - ネット接続はこれだけでOK?
一方で携帯型レンタルWi-Fi(ポケットWi-Fi、ポータブルWi-Fiなどとも言います)は安全性や速度の面で安心なので、快適にスマホが使えます。
メリット
- パスワードで保護されており安全な通信が可能
- パスワードをスマホに入力するだけなので設定が簡単
- 複数台接続が可能
- どのスマホにも対応
- 一緒に行動する家族や友人とも共有できる
一方でデメリットは
デメリット
- 受け取りや返却が面倒
- 長時間使う場合はバッテリーが必要
- 機器の他に電源コードやバッテリーを持ち歩く必要がある
- 家族や友達と使う場合、離れると通信が途絶え、連絡ができない
これらのメリットとデメリットを勘案した上で、携帯型レンタルWi-Fiを最もおすすめしたい人は、1人で複数端末を使う人です。
1人で1台のスマホでも全く問題ないのですがコスパ的に複数端末で使用した方がお得です。注意すべきは家族や友人と使う場合です。
グループで使って料金を割り勘にすればものすごくお得ですが、その場合は、常に一緒にいるように注意してください。
「トイレに行ったら通信が途絶えて、友達がどこかに行ってしまった」なんて言うことがありえます。友達を見失ったら連絡ができません。
メリットばかり並べ立てても良くないので、あえてちゃんとデメリットも伝えておきます。
台湾で使える携帯型レンタルWi-Fi5選
ここからは実際におすすめできるWi-Fiルーターを紹介していきます。各社それぞれ特徴があるので、あなたに合った最適なものをチョイスしましょう。
下記の表は台湾で使う場合を想定した表です。参考にしてください。
価格やサービス内容などは変更になる場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
海外WiFiレンタルショップ | グローバルWi-Fi | 【SakuraMobile海外Wifi】 | 台湾データ | WiFiBOX | |
データ容量 | 1GB/無制限 | 300MB/600MB/1.1GB/無制限 | 無制限 | 無制限 | 500MB/1GB/無制限 |
4G無制限3泊4日の通信料金例 | 3,680円 | 6,480円 | 2,720円 | 3,160円 | 3,960円 |
受け取り方法 | 郵送/コンビニ/店頭 | 空港/郵送/コンビニ | 空港/郵送 | 空港/郵送 | 空港/駅/商業施設 |
返却方法 | 郵送 | 空港/郵送 | 空港/郵送 | 空港/郵送 | 空港/駅/商業施設 |
サポート | 電話/web | 電話/LINE/Skype/メール | 電話/メール | 電話/LINE | チャット |
補償サービス(1日) | 165円/330円 | 220〜500円 | 200円/300円 | 200〜540円 | 220円 |
台湾通信会社 | 最適な回線を自動判別 | 台湾大哥大 | 中華電信 | 台湾大哥大 | 不明 |
最大接続台数 | 10台 | 5台 | 5台 | 5台 | 5台 |
連続通信時間 | 12時間 | 10時間 | 8〜9時間 | 15時間 | 12時間 |
特徴 | 電源を入れない日は通信料0円/世界135ヶ国で使える/クラウドSIM対応 | 早割あり/海外レンタルWi-Fi6年連続1位の実績/3G・4G・5Gを選べる | 格安/国内・台湾の空港で受け取り、返却可能 | 格安/往復送料無料/モバイルバッテリー無料貸出 | 非接触・非対面のセルフWi-Fiレンタル/端末がモバイルバッテリーを兼ねる |
海外WiFiレンタルショップ
(画像:海外WiFiレンタルショップ)
海外WiFiレンタルショップがおすすめな人は、接続端末が多い人や、快適なネット接続をしたい人、複数国に旅行に行く人です。
総合的に見てどなたにでもおすすめできるのがこの海外WiFiレンタルショップです。
海外WiFiレンタルショップのポイント
- 出発2日前までに受け取り可能なので安心(オプションで5日前も可能)
- 電源を入れなければ通信料が0円
- クラウドSIMを採用しているため常に最適な回線業者を自動選択
- 24時間365日電話サポート
- 最大10台接続可能なので家族や友人とも共有可能
自宅で受け取り可能
空港受け取りの選択肢がありませんが、旅行当日に空港で受け取るというのは便利なようで、逆に間違いないか不安もありますし、そもそも当日に時間を取られてしまいます。
その点、2日前までに入手できるのは安心です。
なお、他社はいわゆるネットショップ形式のストアですが、海外WiFiレンタルショップは実店舗があり、そこで機器の受け取りも可能です。実店舗があるというのは安心感に繋がりますよね。
使わない日は通信料0円
ノマドワーカーでホテルに滞在し外出しないで仕事をするようなケースや、台風でホテルに缶詰になってしまった場合でも、ホテルのWi-Fiを使えばその日は通信料金は0円となります。
他社にはこんなシステムはないので、これは大きな特徴です。
レンタルWi-Fiでは唯一のクラウドSIM
他社は例えば中華電信のSIMが端末に入っており、台湾では中華電信しか使うことができません。
しかしクラウドSIMを使うと、現地で最も快適に使える回線を自動で判別して接続しますので、非常に安心です。
レンタルWi-Fi他社のほとんどはまだ採用していない最新の通信技術です。
具体的には台湾での利用の場合は、中華電信、台湾大哥大、遠傳電信のどれかの回線で通信を行います。これの最大のメリットは圏外の可能性が少なくなることです。
10台接続可能
また他社は最大5台までの接続ですが、こちらは10台まで接続可能なので、グループで5台では足りない人はこちらがおすすめです。
クラウドSIMを採用している上に、最大接続可能台数や連続稼働時間が多いのは、それだけ高品質なWiFiルーターを用意していることの証でもあります。しかもサポートも万全。コスパは非常に高いと思います。
海外WiFiレンタルショップの料金例
1GBは複数台接続しているとすぐに使い果たしてしまう可能性があるので、無制限がおすすめです。
日数 | 条件 | 料金 |
3泊4日 | 4G/無制限 | 3,680円 |
3泊4日 | 4G/1日1GB | 2,880円 |
実際に台湾で使ってみた
私が実際にレンタルして台湾で使ってみました。
設定も簡単で使い勝手も問題なく、使えました。詳細は下記をご覧ください。
→ 海外WiFiレンタルショップのレンタルWiFiを台湾で使った感想
他社にはない特徴が満載の海外WiFiレンタルショップ、私のイチオシです。
グローバルWiFi
(画像:グローバルWiFi)
グローバルWiFiをおすすめしたい人は、初めてレンタルWi-Fiを借りて台湾で使う人です。
ポイント
- 24時間365日の手厚いサポートで大きな安心感
- データ容量の選択肢が多いので自分に合ったタイプを選べる
- 受け取り・返却は国内19空港対応なのであなたの近くの空港からもきっとOK
他社に真似できない万全のサポート
こんなに手厚いサポートのあるレンタルWi-Fiは他にはありません。初めてレンタルする人や端末の使い方に不安がある人でも大丈夫です。利用者数6年連続1位はダテではありません。
初めて使う場合は、不安も大きいはずです。台湾でわからないことが発生してもすぐにLINEで聞くこともできます。
24時間365日対応していますので、この安心感は他社にはありません。
受け取り・返却の対応空港が多い
また受け取り・返却は国内の主要空港を網羅しているので、東京や大阪の国際空港から出発しないと対応できないようなこともありません。
現在のところ、新千歳、旭川、仙台、新潟、小松、成田、羽田、関西、中部、伊丹、静岡、福岡、北九州、熊本、大分、宮崎、鹿児島、那覇、みやこ下地島の各空港が対象となっています。
利便性と安心感を優先するならグローバルWi-Fiはおすすめです。
グローバルWiFiの料金例
別途5Gの選択肢もあります。
日数 | 条件 | 料金 |
3泊4日 | 4G/無制限 | 6,480円 |
3泊4日 | 4G/1日1.1GB | 4,480円 |
Sakura Mobile 海外Wifi
(画像:SakuraMobile)
SakuraMobileがおすすめな人はコスパ優先の人です。
ポイント
- リーズナブルなので費用を極力抑えたい人に最適
- 日本の主要空港だけでなく台湾の桃園空港や松山空港でも受け取り・返却可能
- 台湾では最大手の中華電信
台湾では桃園第1と第2及び松山空港の到着ロビー付近にある「宅配通」というカウンターで受け取りと返却ができます。
地元の空港では受け取り対応していない場合でも桃園や松山到着なら大丈夫です!
逆に言えば出発空港が対応しておらず、また到着が高雄空港の場合は、郵送での対応のみとなります。
リーズナブルですが、借り慣れしている方には特に問題なくおすすめです。
SakuraMobileの料金例
無制限プランのみになります。他社と比較すればわかりますが、最安です。
日数 | 条件 | 料金 |
3泊4日 | 4G/無制限 | 2,720円 |
→ 当日でもOK!現地空港Wifiカウンターで受け取れる!【SakuraMobile海外Wifi】
台湾データ(Global Mobile)
(画像:台湾データ)
台湾データをおすすめしたい人は、長時間外出する人や費用を出来るだけ安くしたい人です。
ポイント
- レンタルWi-Fiとしては最安クラス
- 連続通信時間が15時間と長いのでモバイルバッテリー不要
- 国内主要空港及び桃園空港で受け取り、返却が可能(郵送も可能)
バッテリーは接続端末1台なら不要だと思いますが、複数端末を接続する場合はやはり必要でしょう。でも大丈夫。無料でバッテリーを借りることもできるのです。
成田(第1・第2)、羽田、中部、関西空港の他、桃園(第1・第2)でも受け取り・返却が可能です。また郵送の場合は他社は郵送料が必要になりますが、台湾データは無料です。
総合的に見てとにかくリーズナブルですが、日本の主要空港以外の出発で、到着が高雄空港や松山空港の場合は郵送のみの対応となります。
台湾データの料金例
日数 | 条件 | 料金 |
3泊4日 | 4G/無制限/郵送 | 3,160円 |
3泊4日 | 4G/無制限/現地受取 | 3,600円 |
→ 台湾専用Wi-Fiルーターなら安定感抜群!利用制限なしの台湾データ
WiFiBOX
(画像:WiFiBOX)
WiFiBOXがおすすめな人は、対面での手続きが面倒でサクッと借りてサクッと返却したい人です。
ポイント
- 非接触・非対面で借りれるストレスフリー
- 出発当日の予約でも受け取り可能(2日前から受け取り可能)
- 全国主要空港だけでなく主要駅や商業施設でも受け取り・返却が可能
セルフWiFiレンタルが売りで、空港などにある専用のボックスから機器を抜き出し、返却も同様に行うことで対面での接客や手続きなどの煩わしさが皆無なのが最大の特徴です。
イメージ的にはモバイルバッテリーのChargeSpotのような手軽さで、Wi-Fiルーターを借りることができるのです。
新型コロナなどもあり、出来るだけ他人との無駄な接触や会話を避けたいと思っている人にはベストな選択肢です。
また、Wi-Fiルーター自体の連続稼働時間が12時間と長く、更にルーター自体がモバイルバッテリーを兼ねるという優れものです。
WiFiBOXの料金例
日数 | 条件 | 料金 |
3泊4日 | 4G/1日1GB | 2,760円 |
3泊4日 | 4G/無制限 | 3,960円 |
レンタルWi-Fi以外の選択肢
レンタルWi-Fiもそうですが、他の接続方法でもメリットやデメリットがあります。
ここでは簡単に解説しますが、詳細は下記のそれぞれのリンク先をご参照の上、検討してみてください。
eSIM・SIMカード
コスパを最優先するならこの方法です。特に台湾への滞在日数が長い人ほど他の方法では料金が高くなります。
しかし、eSIMはまだ使ったことがない人が多く敬遠されがちなのと、物理的なものではないので理解しにくいという人もいるようです。
SIMカードはSIMピンも含めて非常に小さいものなので紛失しやすいのが難点です。
→ 台湾旅行用におすすめのeSIM厳選10選-価格やサポート体制を徹底比較
→ 【台湾】データ無制限SIMカードおすすめ3選-空港受け取りや宅配も可能
国際ローミング
国際ローミングはほとんどのところで、まず手続きや契約が必要になる上に、料金も高いのが現状です。
しかし、ahamoと楽天モバイルだけはおすすめできます。
手続きも不要で別途の料金すら不要だからです。頻繁に台湾に行くような人はMNPしてしまった方が国内での使用料も含めて安く済む場合が多いでしょう。
→ 「ahamo」vs「楽天モバイル」?台湾でベストな国際ローミング
台湾で使えるレンタルWi-Fiまとめ
海外で使用するレンタルWiFiは各社同じようなものではなく、それぞれ特徴がありますので、自分に最適なものを選びましょう。
料金だけを優先してしまうと、安全性やサポート面に不安がある場合もあります。受け取り、返却の空港も限られています。自分が出発する空港が対応しているかどうかの確認が必要です。
また海外旅行時にはリスクが付きものです。最悪の事態も想定して、補償サービスのオプションも検討すべきと思います。数百円が大きな安心に繋がります。
例えば万が一、Wi-Fiルーターを紛失した、落として壊したなんていう場合は補償を受けられます。
しかしそれでもそのままでは滞在中は通信できなくなってしまいます。そんな時におすすめなのはeSIMです。
eSIMは申し込むとメールでQRコードを送ってくれますので、それを読み込めば通信が可能となります。
中でもtrifaはアプリ化しており、万が一の事態にもメールの返信を待つこともなく、即時対応が可能です。
eSIMを使ったことのない人も、保険として念の為ダウンロードしておくと安心です。ダウンロードは無料です。
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