台南市で印象に残るホテルに宿泊しました
今回の台湾旅行も台北、高雄を回って後半に入っていきます。高雄の後は徐々に北上する予定で、今回は台南市に3泊しました。
別の記事に書きましたが、当初台南で宿泊予定だったホテルに宿泊拒否をくらい、宿無しとなった私たちは急遽別のホテルを探すことになりました。
そして予約したホテルがこの堀旅です。
私のこのブログには様々な飲食店やホテルについても書いていますが、本当におすすめしたい店やホテルしかその詳細は記載していません。
今回の旅でも5つのホテルに宿泊しましたが、紹介するのは高雄のホテルとこの台南のホテルだけです。
堀旅(Journey Hostel)について
ホステルなので相部屋だったり、シャワーやトイレが共同だったりするリーズナブルな部屋もあるのだろうと思いますが、私たちが宿泊したのは4階のクアッドルームで、個室なのでシャワーもトイレも専用です。
宿泊料金の確認や予約をしたい人は下記をご覧ください。口コミを多いので参考にしてください。
全てがシンプルで使い勝手が良くオシャレな空間
まずは部屋の中を見てみましょう。クアッドルームなのでダブルベッドが2つ。床面との段差が低く、万が一ベッドから落ちても大丈夫そう。
細かい点を言えばベッド横に電源とUSBを差し込めるところが3つあって、これが意外と便利でした。
残念ながら風呂はないですが、割と広めのシャワールーム。洗面所や風呂は打ちっぱなしの壁。全体的にシンプルで飾り気がない分、逆にオシャレ感がある。
ウォシュレットは手動のものがあります。手動のウォシュレット?と思うかもしれませんが、台湾にはたまにあります。
これです。レバーを引くと水が出てきます。注意しなくてはならないのは、いっぱいにレバーを引いてしまうととんでもない勢いで水が出ることです。軽くレバーを引きましょう。
そもそも台湾ではウォシュレットがないホテルが多いです。高級なホテルならあるのではないかと思われるかもしれませんが、そうでもないようです。そもそもまだあまり普及していない状況なのです。
日本と同じようなウォシュレットが付いているホテルは少なく、このような手動のウォシュレットが付いている場合もあります。ないよりはマシと思うか、ないに等しいと思うかは人それぞれ。
どうしてもウォシュレットが欲しい人は日本から携帯ウォシュレットを持って行くと良いです。
そして最高に良かった点はベランダが付いていたことです。テラスって言うんですかね?
大きなベランダではないですが、椅子もあるので休むこともできます。部屋からすぐに外に出ることができる開放感はとても良いものです。
景色はほとんど屋根しか見えず、良いとは言えませんが、それでも開放感はあります。隣の家の上階の空間は一体どうなっているのかを考えるだけで楽しかったです。
堀旅周辺の環境
堀旅ホステルは台南駅から歩いて5分くらい。東側のロータリーがない大学方面です。近くには国立成功大学があり、その学生目当ての安くて美味しい店がたくさんありました。夜になると屋台も増えて夜市っぽい感じになります。
斜め向かいにはファミリーマートもあり安心です。朝から営業している朝ごはん屋さんも多く、夜はほぼ全ての店が営業しているので食事には全く困りませんでした。
夜はこんな感じです。学生が多いので安くて美味しい店ばかりです。観光客は皆無です。
堀旅館内の共用設備
ロビーはこんな感じで1階です。館内どこに行ってもシンプルで落ち着く内装です。なお、エレベーターは4階まで。部屋と同じキーカードを使って動かします。屋上は5階ですが、4階からは階段を使います。
屋上は朝8時から夜10時まで自由に行くことができます。夜はなかなか景色が良いですよ。
ホステルですので共用のキッチンもありました。1階です。高級感があるホテルよりは、こういうシンプルで使いやすい雰囲気の方が私は落ち着きます。
堀旅宿泊料金
宿泊料金はクアッドルーム2名、3泊、朝食なしで日本円で約31,000円でした。(更に後日キャッシュバックが3,700円ほどありました)
急遽手配したホテルですが、結果オーライ。当初のホテルではなくて良かったと思っています。そんなに激安とは言えませんが、このロケーションでこの内容なら個人的には安いと思っています。
堀旅の悪かった点
良い点ばかりを書いていますが、100点満点ではありません。悪かった点、残念だった点も書いておきます。
- T字カミソリがアメニティになかった(有料)。仕方なくコンビニで購入。
- ランドリーがなかった。(近所にコインランドリー多数あり)
- やっぱりちゃんとしたウォシュレットがあった方が良かった。
カミソリがなかったのはちょっと残念でしたね。台湾は資源を大切にする方向に進んでいて、今後更に無料で置いてあるアメニティというのは減少しそうです。これはもう仕方ないです。(NNA ASIA2023/1/9)
ランドリーがなかったので、台湾でコインランドリーにここで3日、次の宿泊地台中でも3日使いました。台湾のコインランドリー博士になったのでそれをこちらにまとめましたので知りたい人はご参照ください。
上記は悪かった、というよりは、これがあればもっと最高だったという感じです。
なかなか良いな検討したい、泊まってみたいなという人はこちらからどうぞ。
まとめ
看板猫がお迎えしてくれる台南市の堀旅青年旅舎、いかがでしたでしたでしょうか?
3日間滞在中会ったスタッフは全員若い台湾人女性ばかりで、英語は話せても日本語は話せないものの非常に親切でした。翻訳アプリで翻訳しながら必死で片言の日本語を話すスタッフもいました。
台南はデパートやショッピングセンターもあり都会的な面もありながら、少し駅から離れるとローカル感がすごいです。それでも観光客の多い台南料理の超有名店がいくつかあり、そういうところでは日本語が使えたり、ちゃんとした日本語メニューがあったりもします。
また古跡も多く残り、かつては一府(台南市安平)二鹿(彰化県鹿港)三艋舺(台北市萬華)と言われ、台湾で随一の都市であり、今でも古都と呼ばれています。
都会であり、ローカルであり、おもてなしができる観光地で、独自の(食)文化が発展する台南は他の台湾の街とは少し違っていて本当に興味深いです。
台南にまたいつか行くことがあったら泊まっても良いなと思えるホステルでした。ありがとうございました。これを読んでいるあなたも機会があったら是非泊まってみてください。
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