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ahamoなのか楽天モバイルなのかそれとも・・・
海外旅行に行く時SIMカードは入れ替えが面倒、eSIMは理解できない、レンタルWi-Fiは受け取りや返却が面倒。
そんな経験をしたことはありませんか?
実際、SIMカードは紛失しそうだし、eSIMはQRコードの読み込みだけとは言っても新しい技術なので不安が先行しがち。
レンタルWi-Fiは受け取りや返却も面倒ですが、そもそも機器を持ち歩かなくてはならないので荷物も増えますよね。
しかし国際ローミングを使えば設定はスマホのローミングをONにするだけで、超簡単。これで全て解決といきたいところですが、全てのキャリアをおすすめするわけではありません。
結論を先に言うと、
安く便利で楽に使うならahamoか楽天モバイルがおすすめです。
- ahamo = 日本でも主回線で普段遣いがおすすめ
- 楽天モバイル = MNPで初めて使う人は1年無料。さらに常時0円運用も可能なので副回線やサブ機に最適
何故ahamoや楽天モバイルなのか、ここではその他の国際ローミングを提供する会社と比較しながら、そのメリットをお伝えします。
国際ローミング以外のeSIMやSIMカード、レンタルWi-Fiについては下記を参照してください。
→ 台湾旅行用におすすめのeSIM厳選10選-価格やサポート体制を徹底比較
→ 【台湾】データ無制限SIMカードおすすめ3選-空港受け取りや宅配も可能
→ 台湾で使えるおすすめレンタルWi-Fiルーターを徹底比較
→ 台湾旅行におすすめのクラウドSIM携帯型Wi-Fiの魅力を解説
下記の内容は記事執筆時点(2023年5月)での情報です。料金やサービス内容などは変更になる可能性がありますので最新の情報は各社の公式ページなどでご確認ください。
国際ローミングとは
ローミングとは何でしょう?
通信会社の提携によりサービスエリア外であっても同様のサービスができることを指します。
外国で使う場合は国際ローミング(または海外ローミング)と呼ばれ、日本の通信会社と契約したまま外国でも現地の通信会社のサービスを使い通信が可能となります。
国際ローミングのサービスを提供している日本の通信会社はいくつかあります。もちろん各社世界中の国や地域全てで対応しているわけではないですが、ここでは台湾に対応していることを前提に話を進めます。
国際ローミングサービスがある通信会社
下記の表はデータ通信に対応しているブランドです。
NTT docomo系列 | docomo、ahamo |
au系列 | au、UQモバイル、povo2.0 |
SoftBank系列 | SoftBank、Y!モバイル、LINEMO |
楽天モバイル | 楽天モバイル |
大手4社はサブブランドを含め全て国際ローミングに対応しています。
au系列のpovo2.0は、2023年8月より国際ローミングを開始しました。
一般に言う格安SIM(MVNO)は一部で音声通話やSMSには対応していても、データ通信のローミングには対応していません。
例えば
- OCNモバイルONE
- BIGLOBEモバイル
- HISモバイル
- イオンモバイル
- b-mobile
- IIJmio
- 日本通信
これらの格安SIMは海外でのデータ通信はできません。音声通信やSMSのみです。結論としてMVNOはデータ通信できず、MNO系列のみと言うことになります。
MNOとMVNO
- MNO = 自前の基地局を持ち通信事業サービスを行う事業者
- MVNO = 自前の基地局を持たずMNOから回線の一部を借りて通信事業サービスを行う事業者
MNOは日本ではdocomo、au、SoftBank、楽天モバイルの4社です。この4社及びその直系のサブブランドしかデータ通信の国際ローミングサービスは提供していないと言うことです。
ではMNO4社の国際ローミングサービスの概要を見ていきます。詳細はブランド名のリンク先をご参照ください。
NTT docomo系列
docomo |
|
ahamo |
|
ahamoは2024年10月より30GBまで追加料金なしで利用可能。
au系列
au |
|
UQモバイル |
|
povo2.0 |
|
SoftBank系列
SoftBank |
|
Y!モバイル |
|
LINEMO |
|
楽天モバイル
楽天モバイル |
|
台湾に行くならおすすめはahamoか楽天モバイル
上記は概要のみですが、これを見ていただいただけでもほとんどのブランドは手続きが面倒なことがわかります。
ahamoと楽天モバイル以外は事前の申し込みや手続きが必要な場合が多く、更に別途料金がかかるのです(しかもかなり高額)。
ahamoと楽天モバイルに共通する点は事前の手続きが不要でそのまま台湾に持って行けば台湾の通信会社の電波を掴んで通信が可能となる点です。
ここに注意
渡航後にデータローミングがONになっていることを確認してください。
- iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」
- Androidの場合は「設定」→「接続」→「モバイルネットワーク」「ローミング設定」→「データローミング」
そしてもう一つの共通点は海外でのデータ通信量は日本でのデータ通信量に含まれるという点です。
具体的に言うと例えばahamoの場合、20GBコースなので、
- 5月1日〜10日まで日本に滞在し5GB使った
- 5月11日〜25日まで台湾に滞在し10GB使った
- 5月26日〜31日までは日本で5GBまでしか使えない
こんな感じになります。これ以上使う場合は追加チャージが必要になります。
ahamoと楽天モバイルの比較詳細
どちらも台湾は対象国となっていますので使えます。それぞれ特徴がありますのでまとめます。
ahamoの台湾での接続先に記載のある台灣之星は台湾大哥大と合併しましたので今後は端末に表記はなくなるかもしれません。
またahamoの遠傳電信のみ5Gに対応。他は現状は4G(LTE)に繋がります。
今後は5G対応地域が増える予定です。台湾の通信事業者は下記を参考にしてください。
参考台湾の携帯通信事業者が業界再編!吸収合併により5社から3社へ
台湾の携帯通信事業者5社は多かったかも? 台湾の携帯通信事業者をいくつ知っていますか?5社全部知っていたらあなたはかなりの台湾ツウですね。 人口1億2千万の日本では4社(NTT docomo、au、S ...
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ahamoがおすすめな人
2024年10月以降は20GB→30GBに変更。
何と言っても20GBまで使えると言うのは大きな安心感があります。日本でも主回線として使って、そのまま台湾でも使えるという使い方ができます。
ただし月に16日以上滞在する場合は(通信速度制限のため)事実上使い物にならないため長期滞在には不向きです。
具体的な利用者像はこんな感じです。
ahamoがおすすめな人
- 15日以内の旅行、出張
- 台湾以外の国へもよく行く人
- 動画やオンラインゲームをよくする人
データ通信量がかなりあるので動画やオンラインゲーム、音楽ストリーミングをよく使う場合は数日の滞在でもahamoをおすすめします。
また台湾での接続先が楽天モバイル2社に対してahamoは3社なので、より広い範囲で繋がるだろうことと、一部は5Gにも対応しますので速度的にも有利かと思われます。
ahamoは店舗がなく、基本的にネットで加入などの手続きを行います。相談や質問などがある場合はdocomo店舗で有料でサービスを受けることができますが、ある程度のITリテラシーが求められます。
日本国内ではもちろんdocomo回線なので安心です。
ココがポイント
日本と台湾で20GBまで自由に使えて、日本では5分以内の音声通話(何回でも)無料もついて2,970円です。
日本であなたが今使っているキャリアと比較してみてください。あなたは通信料と通話料で毎月いくら支払っていますか?
docomoやau、SoftBankと契約している人は確実にもっと払っていると思います。
日本でも主回線でahamoを使うことを前提に、台湾にも良く行くのであれば十分検討に値すると思いますよ。
簡単な申し込みの流れはこちらをご確認ください。
MNPはネットで全て手続きできます。今使っている電話番号はそのままでahamoを使ってみませんか?
楽天モバイルがおすすめな人
何と言っても維持費が安く済むのがメリット。最低維持費は1,078円/月ですので、副回線として台湾滞在時や日本での緊急時に使うという形でも良いと思います。
また2023年6月からは既存の料金プランから楽天最強プランに移行し、国内での電波強度が弱い場所ではau回線に繋がり、別途の料金も不要になりました。人口カバー率99.9%となるようです。
しかも2023年10月23日、楽天モバイルは繋がりやすいプラチナバンドの獲得を発表。早ければ2024年度にもサービスを開始するとしています。(2023/10/23産経ニュース)
以前は楽天モバイルを主回線で使うのは少々厳しかったですが、今後はそれもアリですね。
楽天モバイルがおすすめな人
- 数日の旅行、出張あるいは15日以上の長期滞在
- 電話やSMSをよく使う人
- 維持費を安く済ませたい人
なぜ15日以上の長期滞在に向いているかというと、ahamoは15日を超えると追加チャージができず、低速のままでしか通信できないためです。
楽天モバイルは追加チャージが1GB500円と格安な上に何度でもチャージが可能なので、これを繰り返せば長期滞在でもOKです。
楽天経済圏活用で0円運用
そして楽天モバイルは楽天経済圏なので、
ココがポイント
楽天市場や楽天カードなどと連動した超お得なキャンペーンを随時開催しています。うまく利用すればさらにお得にポイントが貯まります。
楽天モバイルの楽天最強プランを契約すると、例えば楽天市場のポイント5倍、楽天カードでの街中のお買い物でもポイント2倍になるなどの特典(条件あり)があり、貯まったポイントでスマホ料金を支払うことも可能です。
画像引用:楽天モバイル
楽天経済圏をうまく活用すれば、スマホ料金を0円で維持することも可能なのです。
1,078ポイント貯めれば0円運用が可能ですが、楽天モバイル契約者は月平均1,338ポイント獲得しているという事実を見れば、これはハードルはかなり低いです。
1年間無料で楽天モバイルを試せる!
随時色々なキャンペーンを開催しています。
2024年2月現在の目玉キャンペーンは、
MNP+初めてのお申し込みで13,000ポイントプレゼント!(終了日未定)
初めて楽天モバイルを申し込む人で、電話番号はそのまま他社からの乗り換えで実質1年分の料金が無料となります。
1ヶ月3GBまでなら1,078円。1年で12,936円。
1年間無料で楽天モバイルを試すことができます!
適用条件の詳細などは下記。なお、キャンペーン終了日は未定なのでお早めに!
→ 電話番号もそのまま他社から乗り換え&初めてお申し込みでポイントプレゼント!
Rakuten Link最強!
また、RakutenLinkアプリは神アプリです。これがあれば国内でも国外でも音声通話が無料というのは大きいです。
しかもRakutenLinkアプリから電話をすれば日本のフリーダイヤルに電話することも可能です。
万が一、旅先で財布を落とした、盗まれたなんていうときはクレジットカード会社や銀行に連絡しなければなりませんが、連絡先がフリーダイヤルということも多いです。これは安心ですね。
注意ポイント
- 台湾から日本の電話番号にかける場合は無料になります。
- 台湾から台湾の電話番号にかける場合は有料になります。
- SMSはRakutenLink同士なら無料。それ以外は有料。
※詳細は公式ページをご参照ください。
楽天モバイルも基本的にネット上で加入などの手続きを完結できますが、国内に実店舗が多数ありますので、何か困ったことがあっても相談できる安心感もあります。
楽天モバイルについては下記の過去記事もご覧ください。
ahamoと楽天モバイルまとめ
現状、台湾を含む海外でも便利に使える国際ローミングは事実上ahamoと楽天モバイルしか選択肢がない状況です。
ahamoや楽天モバイルを使って国際ローミングをするメリットは
メリット
- 申し込みや手続き不要でそのまま海外に行ける
- 余計な料金も不要
- 面倒なSIMやeSIMの設定も不要
- ポケットWi-Fi(及び充電器)を持ち歩く必要なし
素晴らしいメリットがありますね。
最強なのは主回線でahamoを使い、副回線で楽天モバイルを使うという運用です。
台湾に良く行く人は検討してみましょう。
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